正しいケアを!腰痛対策敷き布団のやりがちな間違ったケア方法って?
腰痛対策として敷き布団を使用している方はたくさんいます。
でも、敷き布団というのは基本的にそこまで通気性が良いものではありません。
だから、腰痛対策の敷き布団を使用していくならばしっかりとケアをしていかないとだめです。
しかしそのケア方法、間違っている方も多いのです。
ここではそんな間違ったケア方法を紹介します。
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外に干してパンパン叩くようにする
腰痛対策の敷き布団を使用している方の中には、定期的にそれを外に出して、パンパンとたたいている方もたくさんいます。
外に出すということは、敷き布団のケア方法として間違ってはいません。
しかし、パンパンたたくというのは、実は間違ったケア方法なのです。
パンパンたたいてケアをしていっても、あまり良いことはありません。
ほこりが舞い散り再び付着する
まず、パンパンと敷き布団をたたいていくことによって、ほこりが舞い散るようになります。
ほこりが舞い散るだけならば、別にそこまで問題はありません。
しかし、そうして舞い散ったほこりは、だいたいの場合でそこに干されている敷き布団に再び付着していきます。
つまり、敷き布団をパンパンたたいたとしても、それはただただほこりを付け直しているだけになってしまうのです。
それでは次第にほこりがたまっていくことになります。
でも、ほこりがたまってしまうというのは、よくありません。
ほこりがたまってしまうと、その分通気性が悪くなり、敷き布団がへたりやすくなりますから。
へたってしまうと、逆に腰痛になる可能性も高くなります。
だから、そうならないように、敷き布団はパンパンたたかない方が良いのです。
弾力性も失われる
また、パンパンたたいてしまうと、そのせいで弾力性も失われることになります。
腰痛対策の敷き布団においては、弾力性も重要です。
敷き布団は基本的に薄いですからしっかりとした弾力性を持ち、身体を跳ね返してくれないと困るのです。
でも、パンパンたたいてしまうと、その衝撃で次第に弾力性が失われいってしまうことがあります。
そうなったら、敷き布団の寿命が早くなってしまいます。
それは困るものです。
だからそうならないように、できればパンパンたたかないべきなのです。
なでおろせばよい
では本当であればどうやって外に干していくのが正解なのでしょうか?
腰痛対策の敷き布団を外に干す際には、なでおろすようにしてほこりを落としていくのが正解になります。
今まで布団をたたいていたものを利用して、上から下に向けて軽く押さえつけながら、なでおろしていってください。
そうすれば、ほこりは下に落ちていきますし、弾力性が失われることもありません。
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天日干しをするのもおすすめしない
間違った敷き布団のケア方法として、天日干しをするということもあげられます。
確かに天日干しをすると、その分だけしっかりとダニなどを殺したり、湿度を抜いて行けたりしそうだと思うものです。
でも別に日の光を当てたからといって、そのおかげで湿度が抜けやすくなるわけではありません。
そしてダニも、日の光を当てても対して死にはしません。
それが当たらないところに行けばよいだけですから。
このように、日の光に当ててもあまり意味はないのです。
むしろそれは逆効果になることがあります。
日焼けしてしまう
まず、日の光に与えると日焼けしてしまうことがあります。
敷き布団には、基本的にはカバーをしているものです。
だから確かに日焼けをしてもそこまで目立つわけではありません。
しかし、日焼けをしてしまうと、表面の素材感がもろくなったりします。
まれに、ボロボロと落ちてきてしま鵜ようになったりもするのです。
そんな状態ではやはり使えません。
だから日の光に当てるのは危険なのです。
中の素材も弱ることがある
そしてそんな風にダメになってしまうのは表面だけではありません。
中の素材も、天日干しがダメなことがあります。
基本的には敷き布団は天日干しOKなものと思っている方も多いですが、全ての敷き布団がそうだというわけではありません。
もちろん天日干しOKなものもありますが、天日干しがNGなものだってあるのです。
そういう天日干しがNGな敷き布団と知らずに干していったら、中の素材がへたってしまうのです。
それは避けないとなりませんから、やはり敷き布団は天日干しするべきではありません。
長い時間干しているのもダメ
敷き布団を干す際には、長く干していれば長く干している程に良いと思っている方もいます。
でもそれは間違いです。
長く干していれば長く干している程に良いということはまずありません。
むしろ長く干していればいるほどにダメになってしまう可能性が高くなります。
逆に湿度をためてしまう
なぜなら、長く外に干していると、逆に湿度をためてしまうことがあるからです。
空気は、いつもからっとしているわけではありません。
空気中の湿度が高いタイミングもあるものなのです。
そんなときでもずっと敷き布団が外に出ていたら、そのままその空気中の湿度を吸いこんでしまうのもうなづける話です。
湿度を解放するために外に出しているのに、結果そうして湿度をすってしまっていたら、プラスマイナスゼロになってしまいます。
なんならもしかしたら湿度がプラスになって帰ってくることすらあります。
せっかく手間をかけたのにそうなったらすごく残念です。
だから、そうならないようにあまり長く干すのは避けないとなりません。
シーツを日々洗濯する
腰痛対策の敷き布団のケア方法として、シーツを毎日洗濯している方もいるものです。
たとえば、二つくらいのシーツを用意しておけば、シーツを毎日洗濯することも可能です。
そうしてシーツを毎日洗濯していけば、確かにシーツに汚れがたまることはありませんから、通気性は保ちやすいです。
でも、それには落とし穴もあるのです。
多少濡れたまま使う可能性が出てくる
そうして毎日洗濯をしていると、日によっては乾かない日も出てきます。
見た目的には乾いているように見えても、実はすごく湿度が高い状態のままなこともあるものなのです。
そうして湿度が高い状態のままそれを敷き布団の上に重ねていったら、当然敷き布団にも湿度はたまりやすくなります。
結果、敷き布団がへたりやすくなっていってしまうのです。
そうならないようにするためには、しっかりとシーツを乾かして使わないとなりません。
だから、毎日洗濯するのは避けるべきなのです。
1週間に1回くらいで問題ない
確かにシーツにはほこりや髪の毛、そして汗や皮脂などいろいろなものが付きます。
だから、頻繁には洗うべきではあるのですが、その頻度はだいたい1週間に1回くらいで十分です。
多くても3日4日に1回くらいにするのが適切です。
それ以上の頻度で洗っていったとしても、濡れたまま使用するリスクが出てくるだけです。
なので、できればそのくらいの頻度で洗うように心掛けて使用するようにしていって下さい。
そして、敷き布団に余計な負担を与えないようにしていきましょう。
まとめ
腰痛対策の敷き布団は、特に一生懸命ケアをしようとしてしまうものです。
だから、ついついこうした間違ったケアをしてしまうようになる気持ちもわかります。
でも、こういうケアは間違ったケアになるのです。
間違ったケアでは、せっかくケアをしても逆効果になります。
そうならないようにするためにも、是非ただしくケアをしていってください。