腰痛改善に入浴剤を使おう 種類別の効能でしっかりと対策を
寒い冬には特に辛い腰痛。
冷えた体は、筋肉を硬直させ、血流を悪くします。
そして凝り固まった筋肉と滞った血流が生み出すものが「コリ」なのです。
そのコリを長く放置していると、大きなコリが神経を圧迫して、ビリビリとした痛みを生み出します。
そのままさらに放置すれば、神経が損傷し、神経痛や大きな障害・病気を生み出す原因になります。
冬場のケアを怠ると、春から始まる新生活や新年度に大きな影響を与えることもあります。
入浴剤を入れた湯船で、心も体もポカポカにして、春を迎えましょう。
この記事では、毎日のケアにぴったりな入浴剤の選び方と腰痛改善に効果のある様々な情報をご紹介します。
入浴剤と腰痛の良い関係
毎日お風呂に入っていますか?
シャワーだけではなく、しっかりと湯船に浸かることが大切です。
精神的にもリラックスして、疲労回復に繋がります。
暖かいお風呂は、辛い腰痛にも良い効果を与えてくれます。
暖かいお湯で身体を温めることによって、滞っている血流や緊張した筋肉をほぐしてくれます。
お湯に浸かると、じわ〜っと内側から力が抜けていくような感覚を感じませんか?
あの感覚こそが血流がうまく流れ出したサインなのです。
入浴剤には、保温効果や血流促進効果を持つ成分が入っているものがあります。
腰痛向けに作られた入浴剤を使えば、毎日のケアで効果的に腰痛を緩和することができます。
お風呂には着替えを持って行こう
お風呂から出た後、どこで着替えていますか?
タオルを巻いたまま、リビングなどで着替えている人も多いはず。
お風呂から出た後の行動で、体の冷えは悪化してしまうことがあります。
湯冷めを防ぐためにも、脱衣所や洗面所に着替えを持っていきましょう。
そして、体に付着した水分をしっかりとタオルで拭き取りましょう。
体に水分が残ったまま衣服を着ると、体の冷えを悪化させます。
お風呂から出た後は、しっかりとストレッチをすることで、筋肉の凝りをさらに改善してくれます。
手首や足首を回して、全身の血流の流れを促進させたり、首を回して肩こりを改善したり、前屈をして腰をしっかりと伸ばしてもいいでしょう。
そして、身体を冷やさないように、しっかりと着込んで、ベッドに向かいましょう。
腰が特に冷えてしまうという方には、腰までの長さがある腹巻きもおすすめです。
腰痛にはきき湯がおすすめ
入浴剤は多くの種類が展開されています。
薬局やネットショッピングで気軽に買えることも大きなメリットだと思います。
腰痛対策で入浴剤を買うなら、その目的に沿って作られた入浴剤を選びましょう。
腰痛改善でおすすめできる入浴剤は、バスクリンが発売するきき湯シリーズ。
小さな炭酸の粒が湯船の中でシュワシュワと発泡します。
腰痛改善を目的とした成分が配合されたマグネシウム炭酸湯は、辛い腰痛を改善してくれます。
大容量タイプや詰め替えタイプも発売されているので、経済的に優しい入浴剤です。
大容量タイプを試す前に、コンビニや薬局で1回分のお試しサイズも売っているので、自分の体質や肌に合っているか、購入前に試してみましょう。
このきき湯のマグネシウム炭酸湯の香りは、カボスのスッキリとした香りを楽しむことができます。
きき湯シリーズには、肌荒れの改善を目的としたもの、夏場の清涼感を楽しむことができるものなど、多くのシリーズが展開しているので、気分に合わせて種類を選ぶことができます。
香りや色を楽しもう
目的に合った入浴剤を選ぶことも大切ですが、最も大事なのは、その入浴剤の香りや色が好きかどうか。
人によって、好みの香りや色はそれぞれ違います。
腰痛に効く入浴剤を買っても、その香りや色が苦手な場合、身体は負担を感じます。
カラーセラピーやアロマテラピーがあるように、人間の身体は匂いや色にとても敏感に反応します。
自分の好きな色や香りの入浴剤を買って、湯船でリラックスタイムを過ごすことも、腰痛にはとてもいい効果を発揮します。
腰痛改善に大切なことは、身体をリラックスさせること。
目的にとらわれ過ぎず、自分だけのリラックスタイムに合う入浴剤を探してみましょう。
入浴剤を効能で選ぼう
入浴剤には、それぞれの効能があります。
腰痛緩和効果と同じように、敏感肌にも使えるもの、香りが自然由来のもの、保温効果が高いもの、温泉成分が配合されているもの、ダイエット効果があるものなど、様々な種類があります。
せっかく入浴剤を入れるなら、腰痛緩和以外の効果も得たいですよね。
女性の場合は、保温効果が高いものを選べば、冷え性対策になり、不眠の原因となる睡眠中の足の冷えの改善を期待することができます。
子どもと一緒に入浴する場合は、保湿効果が高く、自然由来の成分が配合されているものがおすすめです。
入浴剤には刺激が強いもの、香りが強いものもあり、子どもの肌や体調に悪い影響を与えることもあります。
妊婦の方や、乳幼児の入浴への使用を禁止されている入浴剤もあるので、しっかりと説明欄を見ましょう。
自然由来で選ぶならバスソルトもおすすめ
バスソルトという入浴剤を知っていますか?
その名の通り、塩が配合された入浴剤のこと。
ヨーロッパなどの地域では、病気や疲労の改善の為に塩やハーブを浴槽に入れることがあります。
家にある塩でも使えない訳ではないですが、荒い大きめの粒子の塩は、浴槽を痛めてしまう原因になってしまいます。
バスソルトでおすすめのブランドは、クナイプのバスソルト。
ドイツが発祥のブランドで、目的に合ったハーブが配合されています。
バスソルトには、通常の入浴剤のように、身体の血行を促進してくれるので、腰痛の緩和にもぴったりの入浴剤です。
またデトックス効果や身体を清める効果もあるので、ダイエットの助けにもなってくれます。
腰痛の原因として挙げられる1つの理由は、肥満が挙げられます。
腰回りの過剰な脂肪が付くことにより、血管や神経を圧迫して、腰痛を引き起こします。
ダイエットも腰痛改善の1つの方法だといえるでしょう。
ギフトにもぴったりな入浴剤
入浴剤をギフトとしてプレゼントする人が増えています。
相手の健康を想い、健康の手助けができる入浴剤は、ギフトにぴったりですよね。
腰痛改善を目的とした入浴剤のおすすめ商品 きき湯シリーズには、ギフトパックも用意されています。
全ての種類が試せるようになっているので、「どんな効能が合っているかな?」と悩む必要もありません。
可愛い入浴剤を贈りたいという方には、LUSH(ラッシュ)がおすすめのブランドです。
LUSHでは、多くの入浴剤が発売されていて、カラフルな色合いと可愛らしい名前は、女性に人気です。
LUSHでは、多数のギフト製品や、入浴剤以外にもスキンケア商品も販売しています。
入浴剤を手作りしよう
入浴剤は自分でも手作りすることができます。
例えば、アロマオイルを数滴垂らすだけで、湯船をアロマバスに変えたり、好きな果物やハーブをネットに入れたりして、香りを楽しむこともできます。
最近では、重曹とクエン酸を使って、バスボムを作る人が増えています。
重曹やクエン酸には、身体を温めたり、肌を綺麗にしてくれたりする効果があります。
手作りのバスボムに、自分のお気に入りのハーブやアロマオイルを入れれば、自分だけの入浴剤を作ることができます。
相手の身体を想って、手作りのバスボムをプレゼントしても、とってもお洒落ですよね。
市販の入浴剤の成分には不安がある方にもぴったりの入浴剤だと思います。
まとめ
日頃なかなかケアできない腰痛は、毎日の入浴でしっかりとケアしましょう。
自分の好きな入浴剤を選べば、リラックス効果も期待できます。
また腰痛改善だけではなく、美容効果やダイエット効果があるものを選ぶことで、多くのメリットを得ることができます。
入浴剤に難しいことはありません。
ただ浴槽に入れるだけ。
それだけで健康や美しさが手に入るなら、試す価値は十分にあるのではないでしょうか。