腰痛用のコルセットは筆者こんな感じにこんなものを使用しました(体験談)

コルセット・ベルト・サポーター

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腰痛を抱えている人の場合、痛いのは勿論ですがそれ以上に気になるのが、悪化させたくないという気持ちですね。

これ以上腰のトラブルを悪化させたくないという気持ち、でも日常生活は過ごさなくてはいけないという、この2つを何とか解決するためにコルセットの使用となるわけです。

実際腰痛も問題なのですが、ちょっとやばいのではないかという不安定さも、怖いものなのです。

筆者の体験も交えて、お話していきましょう。



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腰痛用のコルセットはこんな時にお役立ち

腰痛用のコルセットはどんな時に使用するか、使用したら良いのかは勿論充分にご存知でしょうが、改めて考えてみましょう。

痛む腰をカバーするため

腰が痛むと言っても、動かなければあまり痛まずに済む、という人は多いはずです。

じっとしていたところからいきなり動くと激痛、という人が多いのではないでしょうか。

まあじっとしていて痛みがないと、人間油断してしまうものです。

動くと痛いのが解っていても、つい忘れてしまって動いた結果、痛みでフリーズしてしまうということも少なくありません。

こんな場合にコルセットをしていれば、まずコルセットがあるという事実で、腰痛の問題を忘れずに済みます。

またコルセットが固定してくれているので、いきなりの動きができずにゆっくりとした動きになり、結果痛みをあまり感じずに済むのです。

腰痛以前のちょっと不安定の怖さにも

まだ腰痛にはなっていないけど、でも何気に腰のあたりが不安定で、少し無理したらギクッときそうな気がするという事はありませんか。

腰のあたりが何となく不安定で落ち着かない、力を入れたらやばいかもという感覚です。

でも仕事も生活もあるので、ビクビクしつつ過ごしている場合、腰痛用のコルセットは活躍してくれます。

これがあると、腰回りが安定しますので、安心して動けるという結果にもなりますね。

手術後の傷を保護し身体を安定させるため

腰回りや腹部の手術後に、コルセットを処方されることがあります。

これで腰回りをカバーすることによって、手術で傷ついて機能が衰えている腹筋や背筋をサポート、身体全体の姿勢の維持などしてくれます。

またコルセットがあることによって、傷口の保護も同時に出来ることになります。

無意識に触ってしまったりということから、保護してくれるわけですね。

医療行為の問題もあるので、この場合は処方によってのオーダーメイドのコルセットになることもあります。



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筆者は2度の手術後にコルセットを利用しました

さて筆者の場合、2回手術をしています。

1回目は腹部を切り、2回目はヘルニアだったので背中を切っています。

どちらの時も、ちょっと目的は違っていますが、コルセットにお世話になりました。

腹部の手術の後のコルセット

結構大きく切開されてしまったのと、内部に炎症が起きていたので、腹筋が心もとなくなってしまいました。

また入院がいささか長引いたので、それもあって体力も筋力もかなり落ちていたのです。

この入院中には特にコルセットは処方されなかったのですが、退院後に腰痛を感じることになりました。

どうも手術による腹筋と背筋の衰えで、腰に負担がかかって腰痛が引き起こされていたようでした。

流石にちょっと不安だったので、通院の時に担当医に相談したところ、市販のもので構わないのでコルセットを使用してみることを勧められたのです。

骨盤周辺のサポートをしてくれるので、かなり効き目が期待できるとのことでした。

この時購入したのは、骨盤サポート用のコルセットと言うかベルト程度のものでした。

しばらくこれを巻いて暮らして、筋肉が戻るまでお世話になったものです。

背中の手術後のコルセット

背中の手術は内視鏡でしたので、傷口もせいぜい2センチと言ったところでした。

しかしその手術自体がヘルニア摘出でしたので、すでに腰痛はかなりあったわけです。

手術後にすぐに全部の痛みは取れませんでしたし、しかも一応小さいながらも傷があったわけで、その保護も兼ねてコルセットが渡されました。

これはウエストの上部から腰回りを覆うタイプのもので、オーダーメイドではなく医療用の汎用品のようでした。

傷口の保護に加えて、妙に身体を捻って再発などしないように、起きている間は装着しておいてくださいと言われたのです。

この時点では腰痛よりも傷の痛みが強かったので、そちらに意識が行ってしまい、腰痛にこのコルセットがどの程度効き目があったかは、正直記憶にありません。

しかししっかりと腰周辺を覆うコルセットだったので、確かに腰回りの妙な動きは抑えてくれましたね。

加えてこれを付けていることで、腰回りに自分の注意が行ってくれていたのも事実です。

実際にコルセットをしてみて感じたメリット

どちらの場合も、腹筋や背筋が衰えてしまっていたことは事実です。

そのために1回目の時には明らかに腰痛が起きていました。

2回目はそもそも、腰痛が原因での手術でしたので、再発防止などの目的もあってコルセットをしたことになります。

どちらの場合も確かに、腰回りの安定感が抜群でした。

また痛みに関しても、急激に動いたり姿勢を変えたりすることが出来ないので、あまり感じずに済みましたね。

加えて特にヘルニアの手術後は、背骨のカーブのキープに役立ってくれたので、背中が歪まずに済みました。

この時に背骨が歪んだりしていたら、二次災害も起きていたと思います。

コルセットの処方はそういった意味で、ありがたかったですね。

コルセットをしていてちょっとやばいかもと思ったこと

実際にかなりの部分で助けてもらったコルセットですが、そのサポート能力が結構大きかったのが、ちょっと後半怖くなりました。

つまりいわゆる、コルセット依存になりそうだったのです。

普通背骨のきちんとしたS字カーブを維持するのに、筋肉を無意識に使用しています。

しかしただでさえ手術後で筋肉が弱っているところに、コルセットでのサポートが入ったので、頼り切りになりそうだったのです。

幸い元々運動していたので、この危険には早めに気が付きました。

保護方面が大丈夫そうになった時に、医師と相談の上コルセットに別れを告げました。

コルセット無しでの生活は、結構不安も感じたということは、やはり依存しかけていたということですね。

コルセットを利用していた時に気がついたちょっとした注意点

このコルセット使用ですが、筆者の場合はそんなに長く使用していなかったのですが、それでも気になることもありました。

肌が赤くなってしまう

硬めの素材のコルセットを使用していると、どうしても肌に負担がかかってしまいます。

そして痒みも感じたりするので、余計赤みがひどくなってしまいます。

勿論コルセットは肌着の上に、もしくは着衣の上に付けますが、それでも気になる場合はタオルや手ぬぐいを使用すると、負担が軽減できます。

筆者は気になるところだけ、ちょっとガーゼのハンカチを差し込んだりしていました。

汗はこまめに拭いておく

特に夏場の汗には気をつけておきたいものです。

筆者が使用したのは、春とか秋だったのですが、それでも結構汗をかきました。

肌着や手ぬぐいでも吸収してくれますが、やはりこまめに汗を拭くのがおすすめです。

擦れて赤くなるだけではなく、あせもまで出来てしまっては大変です。

メッシュ素材のものだからと安心せずに、湿ってきたなと感じたら汗を拭ってください。

まとめ

腰痛用のコルセットは、実際に使用してみたら役立ってくれました。

とは言えこれ、腰痛自体を治してくれる治療器具ではありません。

あくまでもサポートとして使用するものです。

なのでコルセットだけに頼らずに、姿勢を良くする筋肉を作り直すなどの努力も、必要になってくることを忘れないでください。

また医師の処方によるコルセットの場合、使用する時の注意も、外す時期も医師に相談の上行うようにしてくださいね。