今や国民の病気・腰痛 適切な物を選べば敷き布団は救世主になれる
あなたは今まで腰が痛い・腰に違和感が有るという経験をしたことが有りますか?
現在日本では国民の5人に1人が腰の痛みや違和感を覚えており、今や腰痛は国民の病とも言われています。
近年東京大学病院の研究調査で腰痛と身体的ストレスの関係が密接にかかわっている事がわかってきました。
そして身体的ストレスを癒す大きなカギが睡眠です。
睡眠中にどうすれば身体的なストレスを癒し腰痛の予防・痛みの解消ができるのかその方法やおすすめの敷き布団をご紹介します。
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目次
大半の人が腰痛の原因が分からない
厚生労働省の調査によると腰痛で悩んでいる方の15%はヘルニア・脊柱管狭窄症・圧迫骨折等の(原因がはっきりしている物)を特異的腰痛と呼びます。
その他の85%の方は(原因がはっきりしない)非特異的腰痛に分類されています。
この非特異的腰痛は年齢・職業生活スタイルなど様々な要因が有り原因がはっきりとわからないため病院にかかってもスッキリ完治せずまたぶり返してしまうという悪循環を引き起こしています。
眠っても疲れが取れない
平成29年度「国民健康・栄養調査」の調査結果によれば40代男性36.1%・女性42.1%の人が平均睡眠6時間未満という結果が出ました。
睡眠の質についても同じ調査でされていて最高値5・最低値1の中で3を付ける人が大多数だったという結果です。
この数字から働き盛りの40代の約半数の方たちがいかに短くあまり質の良くない睡眠で忙しい日々を過ごしているかと言う事が分かります。
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適度な寝返りが肝心
腰痛の主な原因に身体的ストレスが有ると前述しましたがその身体的ストレスの根本的原因は何かと言いうと睡眠中に寝返りを打たず同じ姿勢を取り続けることで自分自身の体重が腰・肩等特定の部位に集中してしまい負荷をかけているということなのです。
一晩のうちに適切な寝返りが打てているかどうかで朝のスッキリ感が違うという調査結果も報告されています。
人間が寝返りを打つ理由は体温・湿度の調節、敷布団に面した体の圧迫部の血行不良・圧迫痛を解消して快適な睡眠活動を保つという大きな意味が有るからです。
それにより身体的ストレスの軽減の役割も担っています。
寝返りを打つ数については個人差が有りますが平均的な回数は1時間に2回程度といわれています。
何らかの原因であまりに少なすぎるという方は注意が必要です。
寝返りを増やして腰痛を予防・解消しましょう
寝返りの回数が少なくなってしまう大きな原因は寝た時に敷き布団やマットレスが柔らかすぎたりて体が沈み込み長時間同じ姿勢を取り続けてしまいます。
体を支えることが出来ないほど柔らかい敷き布団だと軽い力で容易に体の向きが変えられない事態に陥ってしまいます。
その結果、いくら眠っても疲れが抜けず腰の痛みや違和感が解消しないという負のスパイラルが起きてしまいます。
寝返りは睡眠中無意識で取ることが多い行動なので出来るだけ敷き布団や枕など自分の体形に合った物を選び寝返りが打ちやすい環境を整える事が良いでしょう。
自分の体型・体格に合った敷き布団を選びましょう
女性やお子さん等、体重が40kgまでの軽い方の場合は体重を支えられる物であれば好みに合わせて柔らかめの敷き布団を選んでも大丈夫です。
しかし体重が50kg以上の女性や男性は腰に違和感や痛みを持っている方ならば体重をしっかり支えることが出来る普通の硬さの物から硬めの敷き布団を選んだ方が良いでしょう。
しっかりとした体格で70kg以上の方(特に男性)は硬い敷き布団がおすすめです。
しかし体に何らかの歪みが有る方の場合は満遍なく全体が硬い布団では肩・腰・足のどこかが浮き上がって体に大きな負荷をかけてしまいかねません。
その状態を解消するには肩・腰・足が接面する部分の硬さが異なる機能を持つ敷き布団を視野に入れて選ぶと良いでしょう。
敷布団の厚みについては眠った時に床に体が当たってしまうような感覚になる薄い物だと接地面の圧力が無理にかかってしまい体に痛みが出る恐れがあります。
そして腰痛の大敵である冷えの影響もあまりに薄い敷布団だと直に床や畳からの冷気を感じて腰痛が悪化してしまうので最低でも5cm以上の物を選びましょう。
体型・体格は個人・男女差が激しく寝具選びも大変です。
出来れば専門店に足を運んで実物に触れてみたり、専門的な知識を持つお店の人と相談したりしながら自分に合った敷布団を選んでみてください。
通販で買える敷き布団
忙しくて買い物に行く時間がなかなか無い。
わざわざ専門店まで行って高価な布団を購入することにならないか不安。
という方にはインターネットで手軽に購入できる敷き布団がおすすめです。
これからご紹介する敷き布団は腰痛の方に優しい寝返りを打ちやすい硬めの布団という事を基本条件にインターネットで購入できる・無料で試せる期間・返品保証が設けられている物を中心にセレクトました。
四季布団和匠(わしょう)
まずご紹介するのは様々なプロスポーツ選手たちが愛用している事で有名なエアウィーブから発売された「四季布団和匠(わしょう)」です。
以前からある敷布団タイプの「四季布団」に肩・足部は柔らかめ腰部は硬めで体をしっかり支えるという機能を付加した物で腰痛にお悩みの方におすすめの敷布団です。
通気性も良く一年を通じてこの1枚で使うことが出来ます。
価格はシングルサイズ税込126,900円・シングルロングサイズ税込140,400円セミダブルサイズ税込155,520円・ダブルサイズ税込181,440円となっています。
一番安いシングルサイズでも13万円弱のとても高価な敷布団の為、30日間試して気に入らなければ返金するというシステムが有ります。
雲のやすらぎプレミアム
もう少し現実的なお値段で長く試せる敷き布団は無いの?
という方にこちらがおすすめです。
高反発スプリングを凸凹のアルファマット素材でサンドイッチされた3層構造を羊毛でさらに包んだ贅沢な作りになっており17cmという厚みが有るこちらの敷き布団。
価格はシングルサイズ税込39800円・セミダブルサイズ税込49,800円ダブルサイズ税込59,800円となっています。
お試し期間が100日間と長く試せるのでじっくりと試して自分に合った敷き布団か吟味することが出来ます。
お布団工房・APHRODITA 日葵
こちらは一万円以内で寝返りが打ちやすくかつ100日の返品保証が付いている敷き布団です。
ポリエステルの固綿を芯に防ダニ機能を持つ素材テイジンマイティトップecoとフランス産の羊毛をミックスした綿で包んだ3層構造の布団で価格はシングルサイズ税込9,810円・セミダブルサイズ税込12,500円・ダブルサイズ税込13,410円です。
番外編
こちらは通販での基本的な返品保証は有るものの無料で長期にわたり試せる保証が無い敷き布団ですがその分お安い敷布団をご紹介します。
ニトリ・点で支える体圧分散敷布団
お手頃価格で腰痛対策になる布団は無いの?
という方にはこちら。
こちらはCMでおなじみのニトリの敷布団(マットレス)です。
この商品はカバーを外せば凸凹形状の高硬度ウレタンがそのままの形が見られるシンプルな構造で三つ折りできるタイプですのでマットレスですが敷布団的に使えるという商品です。
サイズはシングルのみで価格は税込17,899円です。
西川 敷き布団 シングル 圧縮固わた 日本製
もっともっとお安くて寝返りが打ちやすい布団はないの?
という方にはこちら。
老舗布団メーカーの西川から発売されていてしっかりと圧縮されたポリエステルの綿を芯に羊毛とポリエステル綿を混合したものでサンドイッチした3層構造・厚さ6cmの敷布団です。
価格はシングルサイズ税込6,980円です。
まとめ
腰痛予防・解消には適切な回数の寝返りを打つことが大切です。
力がいらず寝返りを打ちやすい環境を整えるには自分の体形に合った硬さ・厚さの敷き布団を選びましょう。
手軽なインターネット通販でも自分に合った敷き布団を購入することが出来ます。
お試し期間や返金保証を活用して実際に使ってみる事がポイントです。
総合評価が高い私のおすすめの敷き布団は「雲のやすらぎプレミアム」です。