脚付きマットレスってどうなの?6つのメリットと4つのデメリットを紹介!
マットレスというと、ベッドフレームの上に載せる寝具というイメージがありますが、マットレスには脚が付いたものもあります。
そのマットレスを「脚付きマットレス」といいますが、マットレスに脚が付いているため、ベッドフレームの上に載せる必要がありません。
では、脚付きマットレスを使うメリットとは、どのようなことなのでしょうか?
また、デメリットとは。
ここでは、脚付きマットレスのメリットとデメリットを紹介していきます。
12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら
目次
メリット1.一般的なベッドよりもコンパクト
脚付きマットレスは脚が付いているマットレスで、そのまま床に置いて使用します。
一方、ベッドマットレスはベッドフレームの上に置いて使用します。
つまり、脚付きマットレスはベッドフレームがない分、ベッドよりもコンパクトになります。
ベッドフレームの中にはシンプルなものもありますが、頭のところに棚がついているものもあります。
棚がついているものだと、全体のサイズが大きくなってしまいますが、脚付きマットレスは棚などがついていないため、ベッドよりも部屋のスペースをとりません。
そのことから、部屋を少しでも広く使いたい方には脚付きマットレスはおすすめです。
12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら
メリット2.ベッドよりも遥かに運びやすい
基本ベッドは重く、運びにくいものです。
一方、脚付きマットレスはマットレスに脚が付いただけなのでベッドよりも軽く、ベッドに比べると遥かに運びやすいと言えます。
そのため、脚付きマットレスはベッドよりも移動させやすく、他の部屋で寝たい場合や掃除をしたい時など、スムーズに移動させることが可能です。
分割可能な脚付きマットレスならソファのように使うこともでき、寝る時だけベッドとして使用することもできます。
メリット3.下のスペースを収納スペースとして利用できる
マットレスに付いている脚が長めの場合は、下に収納できるくらいのスペースが空きます。
そのスペースに入る箱などを使用すれば、衣服や物などを収納することができます。
衣服や物が多いと、保管する場所に困ったり、部屋の中が散らかったり、収納できる棚などを設置する必要がありますが、脚付きマットレスの下のスペースを有効利用することで、衣服や物などを保管し整理することができます。
脚付きマットレスを置くことで部屋は狭くなってしまいますが、脚付きマットレスの下のスペースを有効利用することで、衣服や物などによって部屋が狭くなるのを防ぐことが可能です。
メリット4.ベッドフレームが必要ない分安い
一般的なベッドは、ベッドフレームの上にマットレスを置きます。
ベッドフレームとマットレスが一体になることで、ベッドとしての機能を発揮します。
そのため、ベッドを使う場合はベッドフレームとマットレスを用意する必要があります。
細かくいうと、パッドやシーツ、枕なども用意する必要がありますが。
一方、脚付きマットレスの場合は、そのものだけで使うため、ベッドフレームを用意する必要はありません。
つまり、脚付きマットレスを使いたい場合は、脚付きマットレスだけを購入し、ベッドフレームは購入する必要がないのです。
ベッドフレームを買わない分、費用を抑えることができ、費用が抑えられる分、枕やシーツなどの寝具や、他の家具などにお金を使うことが可能です。
メリット5.部屋に馴染みやすい
脚付きマットレスは、頭のところにボードはなく、マットレスに脚が付いているだけなので、とてもシンプルです。
物に色々備わっていたり派手だったりすると、その物の存在感は強くなりますが、脚付きマットレスは比較的シンプルなので存在感は弱いと言えます。
存在感が弱いので様々なタイプの部屋に馴染みやすく、違和感を感じにくいことでしょう。
そのため、自分の部屋のイメージが崩れにくく、脚付きマットレスを置くことによって部屋のイメージが大きく崩れる心配をする必要はありません。
メリット6.ベッドフレームのきしむ音がしない
一般的なベッドは、ベッドフレームの上にマットレスが置いてあり、ベッドの上で寝ているとベッドフレームがきしむ音がする場合があります。
ベッドフレームが劣化することにより、きしみやすくなるわけですが、脚付きマットレスはベッドフレームを使用しないため、当然ベッドフレームがきしむ音はしません。
寝ている時にきしむ音がすると、人によってはその音が気になってしまい、睡眠の質は低下してしまいます。
睡眠の質が低下すると、疲れが取れにくくなってしまい、翌日の活動に影響を及ぼしてしまうこともあります。
そのため、睡眠の質は低下させないことが大切ですが、脚付きマットレスはベッドフレームがない分、きしむ音が出る可能性が低くなっています。
きしむ音が出なければ、きしむ音によって睡眠を邪魔されることはありません。
デメリット1.マットレスを取り替えることはできない
脚付きマットレスは、脚が付いてある状態でそのまま使用するため、ベッドのようにマットレスだけを取り替えることはできません。
マットレスは、使ったり年月が経過したりすることで劣化していきます。
マットレスに寿命がきたら取り替えることが大切であり、劣化しているマットレスを使い続けていると体圧が上手く分散されず、腰や肩などを痛める原因になります。
また、睡眠の質が低下する可能性もあります。
そのため、健康のためには、マットレスがヘタって寿命がきたらマットレスを取り替える必要がありますが、脚付きマットレスはそのまま使うものなため、マットレスを取り替えたい場合は買い替える必要があります。
ベッドフレームがない分、安いというメリットがありますが、マットレスがダメになったら買い替える必要があるのがデメリットになっています。
デメリット2.とても良い寝心地を期待することはできない
多くの脚付きマットレスはシンプルな作りをしているため、有名メーカーの値段が高いマットレスのような良い寝心地を期待することはできません。
そのため、寝心地にこだわる方には脚付きマットレスは向いていません。
安物の脚付きマットレスになると、更に良い寝心地を期待することはできないため、よく考えて購入するようにしましょう。
デメリット3.一般的なマットレスよりも手入れしにくい
一般的なマットレスなら、ベッドフレームから降ろして、室内の風通しの良いところに立てかけることができます。
そのように立てかけることでマットレス内の湿気を逃がすことができ、カビやダニの予防になります。
一方、脚付きマットレスは、一般的なマットレスのように立てかけることは難しく、立てかける時は脚が折れないように注意する必要があります。
そのようなことから、脚付きマットレスは一般的なマットレスよりも手入れがしにくく、手入れを怠っているとダニやカビが増えたり、劣化する原因になります。
デメリット4.一般的なマットレスよりも劣化しやすい
前述した通り、多くの脚付きマットレスはシンプルな作りをしているので、一般的なマットレスと同じような寿命を期待することはできません。
脚付きマットレスは一般的なマットレスのようにしっかりした作りをしていないため、強度の面で一般的なマットレスよりも劣ってしまいます。
また、脚付きマットレスは一般的なマットレスのように、裏返したりして使用することはできず、毎日同じ面を使用することになります。
それらのことから、脚付きマットレスは一般的なマットレスよりも劣化しやすく、寿命が短いといえます。
それと、手入れがしにくいことも、一般的なマットレスよりも劣化しやすい理由の1つになります。
まとめ
以上のように、脚付きマットレスには嬉しいメリットが多くありますが、デメリットも多くあります。
そのため、脚付きマットレスを購入する時は、メリットとデメリットを考慮する必要があります。
買ってから後悔しないように、自分の部屋に合っているのか、自分に合っているのかなどよく考えて買いましょう。
ここで説明したデメリットがあっても問題ないという方には、脚付きマットレスはおすすめです。