敷き布団を正しく選んで腰痛撃退! 良質な睡眠環境を整えよう!

マットレス・敷き布団

どうしても腰がいたい、常に頭や肩、腰が重い気がする。

腰をトントンするしぐさをついついしてしまう。

そんなことはありませんか。

そんな慢性的な肩こりは、睡眠時に使用する敷き布団に原因があるのかもしれません。

今回はしつこい腰痛と敷き布団の選び方について考えてみようと思います。

がんこな腰痛改善のヒントがあるかもしれません。



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根本的な腰痛の原因とは?

度重なるストレスやパソコンを使用する時間がながいと肩こりや腰痛になりやすいとはいいますが、同時に日本人のばあいは、布団で寝ること、そして合わない敷き布団を使い続けてしまうことが主な腰痛の原因といわれています。

しつこい腰痛。犯人は敷き布団?

日頃の運動不足はもちろんのこと就業体制を理由、加えて身体の老化現象や冷え性等で腰痛に悩まされている人はたくさんいます。

でも、それ以外の理由で漠然とした腰の痛みを抱えている人も多数いますよね?

そのような場合、なにげなくつかっている敷き布団の硬さを疑ってみましょう。

朝、目覚めたとき、後頭部や首、背中にも痛みを感じることはないでしょうか?

いちばん体にに負荷がかからない姿勢は首の骨が正しい状態でカーブしている姿勢をキープすること。

首を支える上で使用中の枕では柔らかすぎではありませんか。

頭は沈みすぎていないでしょうか?

その体制が続くと首まわりに余計な負荷がかかり血行不良がおこります。

その結果として肩こり、加えて腰痛になることが多いのです。

逆に枕が硬すぎる場合にも、首に不必要な力がはいります。

これも血行不良の原因となり肩こりや腰痛の原因となるのです。

憂鬱な腰痛を防止するためには、腰だけでなく体と頭にあった硬さの枕や敷き布団で正しい姿勢を保つことが必要です。

重要なのは首の骨のカーブを保つことと体重かかりがうまく分散できること。

このポイントをふまえて寝具を選ぶことが大切なのです。



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敷き布団の硬さにこだわろう

腰への負担をやわらげ負担が少ないのはいったいどんな敷き布団なのでしょう?

最初に腰痛の理由として加齢や冷え性をあげましたが、腰痛の観点から寝具を考えてみると柔らかいのがいいのか、硬いのがいいのか?

また枕との兼ね合いというものもあるようで。

おすすめなのは低反発特殊素材を使用しているもの。

手で押してみるとゆっくり沈み、半分くらいのところで止まってくれます。

後頭部を乗せてみると、体の重みにより背中のかたちになじむことにより、しっかり頭と首、腰をサポートしてくれます。

硬さとしては高反発と低反発素材の中間といったまさにちょうどいい感じです。

腰痛解消のために高反発素材を使用したいけど硬すぎる枕では眠れない、という方におすすめのタイプです。

人は寝ているあいだ、同じ体勢でいると特定の部分にのみ体重がかかり不調が現れます。

それをふせぐために、脳が体に指示を出し体の向きを自然に変えるシステム、つまり寝返りを打つことによって、からだを圧迫から解放し血液の循環を正常化し、疲れた筋肉を回復させるのです。

寝返りの役割はこれだけではありません。

起きている間に背骨や関節に筋肉にかかってしまった負担による"身体の歪み"を調整する働きもあるのです。

つまり、これを妨げない敷き布団を使うことができれば、自動的に腰痛は改善されるといえるのです。

便利な中間タイプ発見!

特殊素材の敷き布団は、天然素材のものと比べて通気性の悪さがネックとなりやすいですが、カバーの素材は綿100%のものをえらび、また保冷剤などを取り付けることにより、夏場でも涼しく利用できるタイプがあります。

正しい敷き布団ってどう選ぶ?

柔らかすぎる枕が肩こりに悩まされている人にとっては、あまりよくないというお話をしましたが、しかしそれはすべてに当てはまるというわけではありません。

実は各自の肩こりのタイプにより硬めの枕が適している場合もありますが、柔らかいタイプのもののほうが辛さを和らげてくれる場合もあります。

また横から見るとWのような曲線になっていて寝返りサポートしてくれるタイプは筋肉の緊張をほぐしてくれます。

また両端が高めになっているものは横向きの時の肩の高さを考えられているため、横向きに寝る癖がある人にとっては大変有効です。

敷き布団が合わないとこんな弊害が。

欧米人よりも日本人は筋力が弱いため、就寝中に自然な寝返りを妨げる敷き布団は肩こりや腰痛の原因となります。

正しい寝具えらびをすることにより、たとえ筋肉が衰えても、身体の歪みや背骨の歪みを矯正し、自然な寝返りを促進してくれるのです。

頸椎と呼ばれる人間の首部分の骨は7個の椎骨から成り立ちます。

この部分は、起床時に頭の重さをすべて支えるために大きな圧力や負担がかかるため、ズレやゆがみが生じやす部分です。

しかし合わない寝具を使い続けているとこの部分が、浮いたような状態になっておりストレッチをしているような負担がかかった状態になってしまいます。

また枕の高さも重要で、間違えると首に負担がかかり肩こりの原因になるだけでなくアゴが下がる事によりひどいいびきや無呼吸症候群の症状がでることがあります。

またもし休みの日にいくら寝ても、疲れがとれないと感じていたり、朝起きた時に首や肩が痛いと感じるのであれば、それも間違った敷き布団や枕を選んだことが起因しています。

睡眠中の人間は無意識に頭を守ろうとします。

柔らかい布団で頭が不安定な状態になると安定をはかるため、肩周辺の筋肉が緊張し、また硬い布団では使用中に後頭部だけで体の重さを支えようとするためこれもまた緊張状態になってしまい体が休まらないからです。

今使っている敷き布団も使いよう?

特に新しいものを買わなくても今あるものをつかって簡単に腰痛を和らげることができます。

どれも手軽に挑戦できるので試してみてはいかがですか?

敷き布団にひと工夫。体が休まる環境づくり

まず、寝る段階で腰にタオルを巻いてみてください。

あおむけに寝た状態で細長い帯状にしたバスタオルを腰回りに巻きます。

腹巻やコルセットをまく感じで腰に巻きつけます。

腰を支える状態、お腹が苦しくない程度まで調節したらちょうどよいところでテープで固定しましょう。

こうすると簡易コルセット的な役割を果たし、腰の骨と敷き布団を平行に保ってくれるのでどんな硬さの布団でも腰への負担を軽減してくれます。

もうひとつは、頭の裏にタオルかクッションをいれて眠ること。

あおむけという姿勢は、あたまをそった状態なので実は首にもに大きな負担を与える姿勢です。

頭の後ろににクッションを置くことにより首にかかる負担がうまいぐあいに分散されることになります。

仰向けけで寝るくせがついている人で肩こりからくる背中や腰の痛みに悩まされている人はぜひ試してみてください。

また、敷き布団はやはり肌にふれるものなので、ストレス軽減、腰痛を治すための良質な睡眠を得るためにも、清潔な状態を保ちたいですよね。

人は睡眠時に約コップ1杯分汗をかくと言われていますがシーツの通気性は大丈夫でしょうか?

汗をかき湿度が上がると、睡眠中に蒸れを感じます。

湿気がこもらない通気性に優れた素材を敷き布団カバーに使うことも重要です。

まとめ

敷き布団はあまりにも身近すぎて、腰痛の治療法としてはないがしろにしてしまいます。

しかしながら何気ない毎日の繰り返しこそが慢性的な不調を治す基盤なのです。

もし原因不明の腰痛に悩まされているのであれば、寝具から見直してみてはいかがですか?

もしかしたら簡単に深刻な腰痛を改善するヒントが隠れているかもしれません。