低反発だからといっていいとは限らない?腰痛を改善する寝方をしよう
よく寝具店でおすすめされている低反発の寝具。
でも低反発って本当にいいものなんでしょうか?低反発はふんわりしていてよく沈むことから大人気の商品です。
でもこのよく沈むという特徴が腰痛を引き起こす要因になっている可能性があるんです。
低反発枕を使った経験がある私の体験をお話ししつつ、寝具が寝方にどれほど影響をもたらしているのかをお話します。
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低反発の枕で肩こりに!?
実は私自身、前は低反発の寝具を使っていました。
理由はこれといってなくて、よく宣伝されているのでいいものなんだろうという安直な考え方からの利用でした。
私はワクワクした気持ちで低反発の枕を使っていたのですが、ある日の朝異常が起きました。
朝起きるととっても肩が痛いんです。
私は寝不足やストレスからくる肩こりだと思い、なんとなく揉んでいるとさらに痛みが増しました。
おかげでその日は一日中ブルーな気分に襲われとんでもない1日になりました。
後から思うと枕が合っていないことによる血行不良だったんです。
それからしばらくして私は低反発の枕をやめました。
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低反発の枕で肩こりになる可能性がある
調べてみると私の肩こりの原因は、低反発の枕を使ったことによる首の歪みに合ったようです。
低反発の枕を使ったときの私の首の状態は、頭の位置に対して首が沈み切りその負荷が肩にもろに来ている状態でした。
長時間に渡り肩に圧迫が来ている状態だったので、私の肩は甚大な血行不良に陥っていたんです。
これでは肩が痛くなるのも当たり前ですね。
こんな無理な状態を長時間続けていたなんて・・・寝ているときには気づきませんでした。
いい枕とは頭と首の間に隙間がないことが望ましいので、私のように合っていない枕を使うことはそれだけでも体に異常をもたらします。
どうか低反発という言葉だけで判断せずに、本当に貴方に合っているのかを試してから購入してください。
人によっては低反発の寝具はやわらかすぎる
枕だけではなく低反発商品にはマットレスなど体全体を包むものも存在します。
実はこのマットレスが曲者です。
低反発のマットレスのいいところははふんわりと体を包み込んでくれる点にあります。
一見腰痛を抱えた人にとっては、体への負担が少なくいいものであるように思えます。
でもこれも必ずしもいいこととは限りません。
というのも低反発のマットレスでは腰が沈みすぎる問題があります。
腰はあまりに沈みすぎると、くの字に曲がりまったくもって不自然な状態になります。
寝た直後にすぐにこの不自然な状態に気づければいいんですが、低反発のマットレスは一気に沈むものではなく、少しづつ沈んでいくものです。
なので疲れているときなどはすぐに寝てしまい、腰が圧迫されていることに気づかないケースがほとんどです。
長時間不自然な寝方を強要され続けた腰は腰痛を引き起こすことになるんです。
腰に1番いいのは立っているときと同じ姿勢
そもそも腰にとって1番いい姿勢とはどんなものでしょうか?それは貴方が普段立っている状態です。
普段立っている姿勢が貴方にとって最も自然な状態であり、寝ているときもこの状態をし続けることによって腰痛を回避できます。
貴方が寝具を選ぶときに大切なのは、どれだけこの状態を続けることができるかです。
寝具を選ぶ際はこのことを念頭に置いてお試しをしてから購入をするようにしましょう。
まとめ
低反発の寝具は感触も肌触りもよくとてもいいものではあります。
でもなんでも向き不向きはあるものなので、低反発の商品だからと言って必ずしも貴方に合うわけではないということを念頭に置いて、キチンとお試しをしてから購入しましょう。
その際、立っているときと同じような自然な姿勢をとれるかどうかが大切です。
時間をかけて選びましょうね。