抱きまくらはアリ?まくらではなく抱きまくらを使うことのメリットとは
一般的にまくらといえば、長方形で頭の下に入れて使うものをイメージすることでしょう。
でも、世の中にはそれとは違うまくらがあります。
それが抱きまくらです。
抱きまくらは抱っこするように使うものなので、従来のまくらとは全然違うと言えるでしょう。
では、そんな抱きまくらを使うメリットはどこにあるのでしょうか?
ここではそれを見ていきます。
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抱きまくらは腰への負担が少ない
抱きまくらを使うメリットとしてまず挙げられるのは、腰への負担が少ないということでしょう。
抱きまくらを使うということは、それを抱っこするということになります。
そしてそれを抱っこするということは、横向きに寝るという事になります。
横向きに眠ると、仰向けで眠る時に比べて腰に重さがかからなくなります。
それはそうでしょう。
普通に寝ていると頭の下にまくらがはいり、頭の方はやや上がります。
すると丁度身体の真ん中あたりの腰のあたりにすべての重さがきてしまうのです。
そうなると、次第に腰が痛くなっていってしまいます。
でも、横向きに寝れば、まず頭の位置が高くなることもなくなります。
さらには脚の膝のあたりや骨盤、あるいは肩などいろいろなところに重さが分散するので、腰だけに負荷がかかることがなくなるのです。
だから、腰への負担はかなり少なくなるでしょう。
腰痛の人にはおすすめできる
ということはつまり、腰痛の人にはおすすめできるということです。
日本人には、腰痛で悩んでいる人がかなり多いといいます。
一説によると3人に1人くらいは腰痛で悩んでいるという話もあります。
それだけ腰痛に悩んでいるのに、普通の寝方をしているようでは、いつまでも腰痛は改善されないかもしれません。
もし腰痛で悩んでいるのであれば、一度抱きまくらを使用してみてください。
もちろんそれからずっとそれを使い続けないとならないというわけではありません。
一度試してみて微妙だったらやめれば良いだけです。
それならばやらないよりはやった方が良いでしょう。
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抱きまくらは肩こりにも効果的
抱きまくらは、肩こりにも効果的だと言えます。
というのも、肩こりはまくらが原因で起こることが多いからです。
もちろんデスクワークなどで慢性的な肩こりがおこっているという方は、それの影響もあるでしょうから、まくらを変えただけで肩こりが改善するということはないかもしれません。
でも少なからず楽にはなるはずです。
デスクワークでもなんでもないけど何故か朝起きたら肩こりがしているという方は、まくらを改善するだけで治る可能性もあります。
首がきつくなり血流が悪くなっている
まくらが原因で肩こりがおこっているというのは、まくらが高すぎたりして、それによって首のあたりの血流が悪くなり、そのせいで肩のあたりも痛くなるという流れでおきます。
では抱きまくらを使えばどうでしょうか?
抱きまくらを使えば、まずそもそも首が高くなりすぎるということはありません。
抱きついた体の前にまくらがあり、そのまま首の下にもまくらがくる事になるでしょう。
それはつまり、体が直線のようになるということです。
そうなると当然首のあたりの血流が悪くなる理由もなくなります。
だから、肩こりになりづらいと言えるのです。
頭が上がらないということも良い効果を与える
また、頭が上に上がらないという事も、血流において良い効果を与えると言えるでしょう。
血は普通下に向かって行く方が流れやすいと言えます。
それは当然でしょう。
地球には重力がありますから。
なので、頭が高い位置にあると、それだけであまり血流は行きづらくなるのです。
でも、横向きになり、平行のようになれば、そうした理由で血流が悪くなるということはなくなるでしょう。
だから、やはり肩こりに効果的だと言えるのです。
寝返りも打てやすい
抱きまくらを使うことのメリットとして言えることはまだあります。
それが、寝返りも打ちやすいということです。
抱きまくらというのは、その名の通りに抱きつくようにつかまります。
ということは、その抱きついている手を離してしまえば、そのままコロンと寝返りを打つことになります。
だから、寝返りはかなり打ちやすいと言えるでしょう。
これが仰向けに寝ている場合は、一度そこから肩を思いっきり持ち上げることになります。
そうでないと寝返りは出来ません。
それはやはり難しいこともあります。
寝返りが打てるかどうかはすごく重要
しかし、寝る時において、寝返りが打てるかどうかと言うのは、すごく重要だと言えます。
寝返りが打てないと、どうしても身体は凝り固まっていってしまいます。
そうすると、当然体が痛くなってくるでしょう。
なので、しっかり気持ちよく眠り、体の疲労をとるためには、寝返りが打てるかどうかというのは、すごく重要だと言えるのです。
でも、仰向けに寝ていると上手く寝返りが出来ない人もいるでしょう。
先述のようにエネルギーもたくさん使わないと寝返りが打てませんし、たとえばまくらが柔らかすぎても寝返りは打ちづらいですし、まくらが高すぎたりしても寝返りは打ちづらいでしょう。
まくらが柔らかすぎると頭の形にへっこむので、頭がそこにハマるようになってしまい、寝返りが打ちづらくなりますし、まくらが高すぎるとそもそも首の角度がきつすぎて上手く回れなくなります。
普段仰向けで寝ていてなかなか疲労がとれないという方は、一度抱きまくらを試してみると良いでしょう。
メンタル的な安心効果も高い
抱きまくらは、メンタル的な安心効果もすごく高いと言えるでしょう。
それも間違いなく抱きまくらの一つのメリットです。
メンタル的な安心効果が高ければそれは安眠にも繋がるでしょうし、そして何よりストレスの解消などにも効果的になるでしょう。
ストレスがたまるとやはり疲労なども取れづらくなりますから、ストレスを解消することはすごく大切です。
でも、ストレスを解消するのは意外と難しいことです。
運動をしたい気持ちはあってもそれをするだけの時間がない方も多いでしょうし、自分一人で出来るストレス解消の方法が見つからないという方もたくさんいるでしょう。
だから、こうしてメンタル的な安心感からストレスの解消に効果的になるということはすごく大切なことだと言えるのです。
なぜメンタル的な安心感があるのか
でも、そもそも抱きまくらになぜメンタル的な安心感があると言えるのでしょうか?
それは、抱きまくらの姿勢に理由があります。
抱きまくらは、抱きついて使用するものです。
人は、やはり抱きつくという行為に安心を感じるものなのです。
それは記憶もないくらいに幼いころにしみついたものです。
しかし、大人になるとそうして何かや誰かに抱きつくということもだんだん減っていくはずです。
だからこそ、今こうして何かに抱きつくと、すごくグッと来て、メンタル的な安心感を得ることが出来るのです。
そうして自分で自分をコントロールしてあげることは、大人にとってすごく重要なことです。
なにかに抱きついて安心感を得るということは、恥ずかしいことでもなんでもありません。
まとめ
抱きまくらのメリットは、すごくたくさんあると言えます。
なので、今のまくらであまり満足していないという方や、なんとなく寝てもあまり疲れが取れなかったり、肩や腰が痛くなったりしてしまうという方は、是非一度試してみることはおすすめします。
それだけでそうした症状が改善して睡眠の質が上がることだってあるのですから。