たまには逆に漕ぎたくなる! エアロバイクの逆回転漕ぎは意味があるのか?
エアロバイクは、長い時間乗っていないとならないアイテムです。
そんな長い時間乗っていないものだからこそ、どうしても飽きてしまいがちという難点もあります。
だから、普通にエアロバイクに乗ることに飽きてしまい、たまには逆回転で漕いでみようと思う人も多いのではないでしょうか?
でも、エアロバイクの逆回転漕ぎは、はたして意味があるのでしょうか?
逆回転で意味があるかどうかは機種にもよる
まずそもそも、エアロバイクを逆回転で漕ぐことに意味があるかどうかは機種にもよると言えます。
じつは、エアロバイクには、正回転でしかこげないような機種と、逆回転でもしっかりと負荷がかかる機種の2種類あるのです。
もちろん正回転でしか焦げない機種でも、逆回転で回すことは自体は出来ます。
しかし、まったく負荷がかからないので、いくら漕いでもあまり意味がなくなってしまうのです。
でも逆回転できちんと負荷がかかるような機種なのであれば、負荷がかかるわけですから、一定の効果を期待することは出来るでしょう。
どちらの機種なのかは聞いてみるのが一番
では、その自分が使っている機種が、正回転でしか漕げない機種か、それとも逆回転で漕いで行くことも出来る機種かというのは、如何すれば調べることが出来るでしょうか?
それは、自分で実際に逆回転して漕いでみることでも確認できるでしょう。
しかし、そうして逆回転に回そうとして、その機種を壊してしまったら大変です。
ものによっては、逆回転で漕ごうとして壊れてしまうものもあるかもしれません。
もし壊してしまったら実費を請求されることもあるでしょう。
エアロバイクは決して安い買い物ではありません。
寧ろ高価な買い物だとすらいえるでしょう。
だから、それを壊してしまうことはおすすめできないのです。
壊さないように、きちんとそのジムの人に、このエアロバイクは逆回転で漕ぐことが可能なタイプかどうか、確認してみてください。
自宅にある場合はメーカーに確認
エアロバイクを購入して、家でエアロバイクに乗っているというのであれば、一度メーカーに連絡して、逆回転で漕いでも問題ないかどうか確認してみるのが良いでしょう。
説明書などにも書いてあるかもしれませんが、一番確実なのは聞いてみることでしょう。
そうして確実に壊れないことが分かったら、逆回転で漕ぐようにすればよいでしょう。
逆回転で漕ぐと普段使わない筋肉を使える
では、そもそもエアロバイクを逆回転で漕ぐことにはどんな利点があると言えるのでしょうか?
その利点としてまず挙げられるのは、普段使わないような筋肉を使うことが出来るという事です。
当たり前ですが、運動の向きが変われば、使う筋肉も変わってきます。
それは、試しに後ろ歩きで歩いてみると分かるはずです。
普段力が入らないようなところに、普段力が入らないようなタイミングではいることが分かるでしょう。
そうして使う筋肉が変われば、絞れる場所も変わってきます。
だから、より効率的にダイエットをすることが出来るようになるでしょう。
同じところばかり使うと慣れてきてしまう
いつも同じような運動ばかりして、いつも同じようなところの筋肉ばかりを使っていると、次第にその運動に慣れてきてしまうことは言うまでもありません。
そうして慣れてきてしまうということは、それだけそこがその運動を負荷に感じなくなってくるということです。
だから、それ以上にそこがシェイプされることはないということになります。
それではせっかくしているエアロバイクという運動がもったいなくなってしまうでしょう。
しかし逆回転で普段使わないようなところの筋肉を動かしていけば、普段動かしていない分、ほんの少しの運動でも高い負荷に感じて、運動効率はすごく良くなるのです。
もちろん、逆回転で漕ぐというのもずっと続けていれば次第に慣れていってしまうでしょう。
でもそれになれた時にまた正回転で漕ぐようにしたらどうでしょうか?
そのころにはまた正回転の効率が良くなっているはずです。
そうして、ずっと効率的に運動できるようになるのです。
慣れない事をするモチベーションが上がる
逆回転でエアロバイクを漕ぐことには、もちろんモチベーションを上げる効果もあります。
そもそもエアロバイクを逆回転で漕ごうと思ったそのきっかけ自体、モチベーションの低下だったのではないでしょうか?
人は慣れる能力が高い生き物です。
だから多少過酷な環境であったとしても、そこで過ごしていれば次第に慣れていきます。
そういう風にそれがいい方向に働くこともあれば、時にはそれが悪い方向に働くことがあります。
いやむしろ、現代ではその能力は悪いことに働く方が多いとすらいえるでしょう。
このように、日々頑張っていることにも簡単に慣れてしまうわけですから。
そうして慣れてしまうと、当然どんどんモチベーションは下がっていきます。
新しい刺激を感じないわけですから、モチベーションがさがるのは当然です。
しかしエアロバイクは長い時間乗らないとならないという、モチベーションがすごく大切な運動になります。
だから、刺激を与えることはすごく大切なのです。
逆回転に漕ぐという慣れないその行為は、間違いなくモチベーションを高めてくれるでしょう。
やったことのない運動だからしばらく飽きない
また、逆回転で漕ぐことには、あきづらいという利点もあります。
逆回転で漕ぐというその行為は、まずあきづらいです。
なぜなら、これまでの人生でそんな運動ほとんどしたことがない可能性が高いからです。
エアロバイクの正回転は、これまでの人生でほとんどの人が経験したことがあるであろう運動なので、すぐに飽きてしまったかもしれません。
しかし、逆回転というのは、あまり経験したことはないはずです。
ということは慣れるまで時間がかかるのも当然で、しばらくは新鮮に取り組むことが出来るでしょう。
なので、高いモチベーションをしばらくキープすることが出来るのです。
無理に早く回そうとしないように注意
メンタル的にも、運動効果的にも意味があると言えるエアロバイクの逆回転ですが、注意点もあります。
それが、無理に早く回そうとしないことです。
エアロバイクを逆回転させるという運動は、先述のようにあまり慣れていない人も多い運動です。
あまり慣れていないということは、最初から無理に重たい負荷でやったり、早く回そうとしてしまうと、うっかりどこかに変な力が入ってしまい、そこを痛めてしまう可能性もあるということになります。
そうしてどこかを痛めてしまったりしたら、当然ながらしばらくエアロバイクで運動することは難しくなるでしょう。
そうならないようにするために、エアロバイクを逆回転で回す際には、なるべくゆっくり注意して行うように心がけていきましょう。
ゆっくりからだんだんと慣らしていって、すっかり慣れた思えるくらいになってから早く回したり負荷を重たくしたりするのがおすすめです。
慣れない運動というのは、それがたとえ軽い負荷でも、その運動をしているというだけでしっかりと負荷がかかっていきますから、負荷の重さは実はそこまで気にしなくても良いことだったりするのです。
まとめ
エアロバイクの逆回転は、逆回転で回すことが出来る機種であれば、メンタル的にも運動的にもすごく効果があると言えます。
なので、もしそういう機種に乗っているのであれば、是非それを試してみると良いでしょう。
どうせ同じエアロバイクに乗るのであれば、運動効率が良い乗り方をしていった方が良いに決まっていますから。