後悔しないエアロバイクの選び方とは?
有酸素運動が手軽にできる運動器具として巷で注目を集めているエアロバイク。
エアロバイクを使った運動を始める際は、継続して利用できる自分に合ったものを選ぶことが何よりも大切です。
エアロバイク選びで失敗しないコツは、購入後に気になるであろうポイントを理解しておくことです。
そこで今回は、エアロバイクを購入する際に抑えておくべきポイントをご紹介します。
目次
下半身運動中心のものか、全身運動ができるものか
エアロバイクは基本的に下半身運動を目的とした製品です。
しかし中には、サイクルツイスタースリムといった、全身運動が出来る設計になっているタイプもあります。
上半身の運動を追加できるサイクルツイスタースリム
サイクルツイスタースリムは従来のエアロバイクの動きに上半身の動きを加えています。
つまり、前屈した姿勢を取らずして、全身運動が可能になるエアロバイクなのです。
体全体を動かす運動が加わることで、脂肪燃焼効果も格段に飛躍しますので、全身のダイエットに最適なエアロバイクと言えるでしょう。
ただし、ハンドルを左右交互に前後に動かすローリング運動に加えて、下半身は通常のエアロバイクと同様の足こぎ運動を行なうので、非常にきつい運動となります。
継続性を考えた場合に、下半身運動のみのエアロバイクを購入する選択肢もあります。
運動負荷の掛け方を考えて、どちらのタイプが自分に合っているのかを見極めた上で選びましょう。
ダイエットに欠かせない計測機器がついているか
心拍計で運動負荷をコントロール
エアロバイクの機能としてまず必要となるのが「心拍計」でしょう。
適切な心拍数を維持しながら運動することは、効果的なカロリー消費に欠かせないことです。
また、心拍数を測りながらエアロバイクを漕ぐ事が可能となり、ある程度自分で負荷をコントロールする事が出来ます。
継続的な運動を行う上で、心拍数計機能は非常に重要だと理解できるでしょう。
エアロバイクを購入する際は、まずはこの機能が付属しているか必ずチェックしましょう。
ちなみに、心拍計機能はイヤークリップ式とグリップ式があります。
イヤークリップ式のほうが汗の影響を受けにくく正確な値が出るようですが、それほどの誤差は存在しないようですので、どちらのタイプでも構いません。
消費カロリー計でダイエット計算
次に、「消費カロリー計」機能も欠かせないものです。
消費カロリーを把握することは、運動のモチベーションを維持することにつながります。
そして、今日摂取した食事のカロリー計算を行った上で、今日はこれくらのカロリーを消費する運動をしよう!
そのような運動の計画も立てやすくなることでしょう。
運動時間計で通算の運動時間を把握
また、運動を何分間やったかを把握する事も重要です。
運動の時間を計測する「運動時間計」も大切な機能の一つです。
例えば毎日30分間の運動を継続しようと思っても、時間が計測できなければ適当に運動を終わらせてしまいますよね。
しかし、経過時間がバイクにデジタルで表示される機能があれば、わざわざストップウォッチや時計を確認せずとも、時間を把握できるというわけです。
運動をだらだらと漠然と行うよりも、計測器で確認しながら行えば目標設定をしやすくなりますし、運動のモチベーションにもつながります。
エアロバイクが自宅のスペースに収まる大きさか
エアロバイクが自宅のスペースに収まる大きさかどうかも、製品を選ぶ際に重視すべきポイントです。
エアロバイクは重くて大きい商品なので、通販を利用して購入するという方も少なくないでしょう。
しかし、通販では実物の製品を見て購入することは不可能です。
とはいっても、商品の販売ページにおいて、縦横幅の大きさがしっかりと掲載されています。
そのため、製品が届いたときに置き場所に困ることのないように、自宅の置き場所のスペースを事前に計測しておきましょう。
スペースが狭いという方におすすめのXバイク
Xバイクは、本体支柱がクロスしている折り畳み可能なフィットネスバイクです。
非常にコンパクトなので、狭いスペースしかなくとも置き場所を選びません。
使用しない場合には折り畳んで収納することができるので、狭い部屋でもスペースを取りません。
広げて使う時でも、一般的なエアロバイクと比較しても小さめですので、狭いところでも使用できるんです。
アパートやマンションなど部屋のスペースを少しでも活用したいという方には、省スペースで利用できるXバイクをおすすめします。
静粛性がしっかりしており、騒音の原因とならないか
低価格なエアロバイクは、ベルトの摩擦を利用することで運動の負荷設定を行っています。
そのため、きゅるきゅるというような摩擦音がどうしても発生してしまうものです。
もちろん自宅が一軒家という場合には、エアロバイクから出る音はあまり気にする必要はありませんが、マンションやアパートなどの賃貸の部屋では話は別。
エアロバイクの音や振動が、ご近所とのトラブルとなる場合も考えられます。
もちろん購入前には音の大きさを確認することが望ましいですが、店頭販売ならまだしも、通販では実際に動かしてみて音を確認することはできません。
そんなときはパンフレットなどを見たり、直接販売店やメーカー窓口に問い合わせる手段があります。
また、ネットで口コミを参考にするのもよいでしょう。
ただし、音の小さいエアロバイクを選んだ場合でも、ご近所に配慮して騒音対策を実施しましょう。
耐震マットをエアロバイクの下に敷くことで振動対策になります。
ほかにも、エアロバイクの駆動音が小さいマグネット式のモデルを購入することも一つの方法です。
マグネット方式は、車輪と当たることがない非接触型となっており、駆動音がとても音が静かで静音性が高いものです。
騒音がほとんどないので、賃貸の部屋に住んでいる方でもそれほど気にすることなく利用できます。
一方で、チェーン式は音が非常にうるさいので、静音性に優れたマグネット式がおすすめです。
メーカー保証がちゃんと付いているか
購入の際は、メーカー保証がちゃんと付くのかを確認して選びましょう。
直営店での購入でない場合には、修理の対応をしてくれないという状況もあり得るようです。
一般的にエアロバイクは消耗品で壊れやすいものです。
中に入ってるベルトが切れてしまい動かなることがよくありますが、メーカー保証期間内であれば、簡単に交換や修理に応じてくれます。
安いエアロバイクを購入する場合には、メーカー保証が付いておけば安心ですね。
一般的には1年の保証が付いているものが多いと思いますが、通販で購入する場合は無名のメーカーや輸入のものも多くみかけます。
そのような製品は半年や3か月、中には保証そのものがないものもあるようです。
購入の際は保証の有無を確認するのが大切なことになるでしょう。
まずはメーカー保証があるかどうかを確認すること。
基本的には1年の保証が目安になるので、その期間以上の保証があるエアロバイクを購入するのがよいでしょう。
まとめ
ダイエットのためにせっかくエアロバイクを購入したとしても、継続して使用できなければその効果も見られません。
継続して使用するには、まずは自分の目的を見極め、その目的に合致した製品を選ぶこと。
これが重要になってきます。
高い製品が必ずしも良いものだとは限りませんが、耐久性や機能面から考えると、2万円以上の価格帯が理想的です。
そして、購入にあたっては事前にしっかりと製品に関する情報を集め、必要があれば販売店にも問い合わせてみることをおすすめします。