予防するには?ランニングマシンで足がつる3つの原因と4つの対策
ランニングマシンで走っていて、足をつったことはないでしょうか?
ランニング中、普通に走れていても、足のつりは突然起こります。
足がつると走れなくなってしまうので、困りますね。
そこでここでは、ランニングマシンで足がつる原因や対策を説明していきます。
ランニングマシンでよく足がつるという方は、参考にしてください。
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目次
筋肉が負荷に耐えられなくなることや筋肉疲労が原因
ランニングマシンで長い時間走っていると、疲労が徐々に蓄積していきます。
その疲労が足のつりの原因になってしまう場合があります。
走れば走るほど疲労は蓄積していき、筋肉疲労によって筋肉に乳酸が溜まっていきます。
乳酸が多く溜まることで、足の筋肉を上手にコントロールすることができなくなり、足がつってしまう場合があります。
また、走る脚ができていない場合も足をつる原因になり、ランニングの負荷に足が耐えることができないことで、足がつってしまう場合もあります。
その他にも、自分の走力以上に速いペースで走ることも足がつる原因になります。
つまり、筋肉疲労や、自分の足がランニングの負荷に耐えられなくなることで、足のつりは起こるのです。
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ミネラルが不足するのが原因
ミネラルが不足すると、ランニングマシンで足をつりやすくなります。
それは、ナトリウムやカリウム、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが不足することで、神経や筋肉に影響してしまい、筋肉がちゃんと収縮しなくなるからです。
ランニングマシンでランニングをすると、汗をかきます。
トレーニングの内容や体質によっては、たくさん汗をかきますが、汗をかくと体内の水分と一緒にミネラルも失ってしまいます。
そのことで、ミネラル不足となって筋肉に異常が起こり、足がつってしまうことがあるのです。
そのため、ミネラル不足には注意が必要です。
ランニングマシンを使う環境が原因
ランニングマシンを行う場所の環境によっても、足がつってしまう場合があります。
マシンを寒い環境で使用すると、身体が冷えることによって血管が縮こまってしまい、血流は悪くなります。
血液は酸素や栄養素を運んでおり、血流が悪くなると筋肉の機能に大きく関わっているミネラルは届きにくくなります。
そのことで筋肉が上手く収縮することができなくなり、足がつってしまうことがあります。
また、ランニングマシンを暑い環境で使用しても、足がつってしまう場合があります。
暑い環境で走ると汗を大量にかき、その分ミネラルも多く失ってしまいます。
そのことでミネラル不足になり、足がつってしまうのです。
足のつり対策1.水分とミネラルをこまめに補給すること
ランニングマシンでの足のつりを予防するには、水分とミネラルをしっかり摂ることが大切です。
ランニングマシンで走っていると、汗によってたくさんの水分やミネラルを失ってしまいます。
そのため、マシンでランニングする時は、運動前・運動中・運動後とこまめに水分補給を行いましょう。
水分補給はスポーツドリンクがおすすめで、スポーツドリンクで水分補給することによりミネラルも補給することができます。
そのため、ただの水ではなく、スポーツドリンクを飲むと良いでしょう。
カフェインが含まれているものは避けましょう
カフェインが含まれているコーヒーや紅茶などは利尿作用があり、水分補給には適していません。
そのため、カフェインが含まれている飲み物は避けるようにしましょう。
中には、運動中もコーヒーが飲みたいという方もいるかと思います。
しかし、コーヒーなどのカフェインが含まれた飲み物で水分補給をしていると、逆効果になってしまう可能性もあります。
そのことで、足がつるだけでなく脱水症状を引き起こしてしまう恐れもあるため、体内に吸収されやすいものを飲みましょう。
足のつり対策2.塩分タブレットなどを利用する
ランニングマシンで足がつりやすい方は、塩分タブレットなどでミネラルを補給すると良いでしょう。
塩分タブレットは主に熱中症対策として摂られていますが、足のつり対策にもなります。
塩分タブレットには様々な種類のものが販売されており、飴タイプのものも販売されているので、自分が好みのものを選ぶと良いでしょう。
また、運動2時間前くらいにバナナを食べておくことも、足につり対策になります。
バナナには、カリウムやマグネシウムなどのミネラルが含まれているのでおすすめです。
足のつり対策3.普段の生活を見直そう
ランニングマシンやマラソン大会などで足がつることが多い方は、普段の生活習慣を見直すことも大切です。
筋肉疲労も足をつる原因になるため、栄養バランスの良い食事をして、睡眠をしっかり取って、筋肉の疲労回復を促すことが足のつり対策になります。
また、血糖値には注意が必要で、血糖値が高いのが原因で足がつってしまう場合があります。
そのため、糖分の摂り過ぎには注意しましょう。
だからといって、ご飯やパンなどの糖質を過度に制限することは良くありません。
糖質は、いわば走るためのガソリンになります。
ガソリンがないと走ることができないため、糖質は摂り過ぎてはいけませんが、ちゃんと摂ることは大切です。
足のつり対策4.快適な環境でランニングマシンを使う
前述した通り、暑すぎても寒すぎても足をつる原因になります。
そのことから、快適な環境でランニングマシンを使用することが大切です。
多くのスポーツジムは空調設備が整っているため、ジムでランニングマシンを使う場合は、快適な環境で走ることができることでしょう。
では、自宅の場合はどうかというと、エアコンが付いている部屋でマシンを使用すれば、快適な環境で走ることができます。
しかし、自宅の場合は、自分で好きなようにエアコンの温度設定をすることができるため、ついつい温度を下げ過ぎたり、上げ過ぎたりしてしまう場合があります。
そのため、自宅でランニングマシンを使う場合は、温度設定には注意が必要で、寒すぎも暑すぎもしない丁度良い温度に設定するようにしてください。
マシンで走っていると身体が温まり暑くなってくるため、温度設定は気持ち低めでも良いです。
足がつってしまった時の対処法
では、実際ランニングマシンで足がつってしまったら、どうすれば良いのでしょうか?
足が完全につっているのではなく、足がつりそうな感じがする場合は、徐々に走るスピードを落としていきます。
スピードを落としてゆっくり走ることで、足がつりそうな感じが治る場合もあります。
そして、足がつりそうな感じがしなくなったら、徐々に元のスピードまで戻します。
もし、完全に足をつってしまったら、ランニングマシンをすぐに停止しましょう。
そして、ゆっくりとストレッチをすると良いです。
ここで注意することは、冷やしてはダメということです。
足がつった時に冷やすと逆効果になるので注意してください。
温めて血流を良くするようにしましょう。
ちなみに、私はランニングマシンや外でのランニングで足がつったことがありますが、私の場合は止まらずにペースを落として、我慢して走っていると足のつりは治ります。
しかし、ランニング初心者などはマネしない方が良いでしょう。
というか、治る保証はできないのでマネしないでください。
まとめ
ランニングマシンで足がよくつる方は、ミネラルや水分が不足している方や、頑張りすぎてしまうランニング初心者などです。
足がつると、とても痛いため、ここで説明して足のつり対策をしっかり行いましょう。
ちなみに、ここで説明した足のつり対策は、外でのランニングやマラソン大会での足のつり対策にもなるので、趣味でランニングをしている方は参考にしてください。