エギングロッドのモデル別メリットとデメリットとは?
エギングロッドは他の釣りに比べて、いろんなモデルのロッドが用意されています。
外にガイドがついていたり、中通しになっていたりして、初心者の人にはそのメリットとデメリットが分かりにくくもあります。
でも、そのモデル別に使いこなすことができれば、釣果アップにつなげることもできます。
それぞれのロッドのモデル別にメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。
アウトガイド(外ガイド)モデル
エギングロッドで最もラインナップが多いのがこのアウトガイドモデルです。
ガイドが外に付いているため、アウトガイドと呼ばれます。
このアウトガイドモデルのメリットとデメリットは次の通りです。
◆メリット
・ラインが通しやすい
・飛距離がでやすい
・メンテナンスが簡単に行える
・軽量化が図れる
◆デメリット
・ラインが絡みつきやすい
アウトガイドモデルは初心者の人に一番おすすめのモデルになります。
ラインが通しやすく、飛距離も出て、汚れたときのメンテナンスも簡単にできます。
それと、他のモデルに比べて軽量化が図れるのもメリットです。
餌木をシャクる動作をずっと行うエギングには軽いということは最大のメリットです。
デメリットとしては、シャクる動作に慣れるまでは、ラインが絡みつきやすいことが挙げられます。
このデメリットは慣れてくれば解消されてくることなので、そこまで気にする必要は無くなってくると思います。
まずは、初心者におすすめなのはこのアウトガイドモデルになります。
インターライン(中通し)モデル
アウトガイドモデルの次にラインナップが多いのが、インターラインモデルです。
ラインがロッドの中を通っているのが特徴です。
インターラインモデルのメリットとデメリットは次の通りです。
◆メリット
・ラインがロッドに絡みつきにくい
・ロッド本来の調子が活かしやすい
◆デメリット
・ラインを通すときにワイヤーが必要
・内部のメンテナンスが行いにくい
インターラインモデルの最大のメリットは、ラインがロッドに絡みつきにくいことです。
ほぼ絡まないといっても過言ではありません。
ラインがロッドに絡んだまま、リールのハンドルを巻いたりして力が掛かると、ロッドが破損してしまうこともあるため、ライン絡みはロッドの大敵です。
そのライン絡みがほとんど起きないことはとても大きなメリットです。
ただし、インターラインモデルならではのデメリットもあります。
特に、ライン通しのワイヤーが必要であること、内部のメンテナンスがしにくいことはユーザーに好まれにくいところでもあります。
ライン通しのワイヤーは無くしてしまうことも多いので、使ったら必ず所定の場所に戻す癖をつけておきましょう。
内部のメンテナンスには、ワイヤーブラシや撥水コートスプレーなどが釣具店に置いてあるので、数回釣行ごとに行うことをおすすめします。
ラインのロッドへの絡みがほとんどないことをメリットとして、インターラインモデルは夜釣りにおすすめです。
テレスコピック(振出)モデル
ラインナップは少ないものの、あると便利なのがテレスコピックモデルです。
テレスコピックモデルのメリットとデメリットは次の通りです。
◆メリット
・持ち運びが便利
◆デメリット
・継ぎ目が多く、ロッドの調子を出しにくい
・重たくなりやすい
テレスコピックモデルのメリットはなんといっても持ち運びの便利さです。
ちょっとした荷物にも忍ばせておくことができるので、いざといったときすぐ釣りを行うことが出来ます。
デメリットとしては、継ぎ目が多いのでロッドの調子を出しにくく、重たくなりやすいことです。
テレスコピックロッドはいざというときに使うサブロッドとして考えておいたほうがよさそうです。
まとめ
エギングロッドのモデルについてまとめると、
・アウトガイド、インターライン、テレスコピックの3種類のモデルがある
・それぞれのメリットデメリットを理解して使い分ける
・初心者はまずアウトガイドモデルがおすすめ
以上になります。
モデルごとに使い分けを行うことで釣果や釣りのしやすさが変わってきます。
自分に合うモデルを見つけて、ぜひエギングを楽しんでください。