他のエギとの使い分けが肝心!ダートマックスを使うためのエギングロッドタックルとは?

エギングロッド

エコギア(ECOGEAR) ルアー エギ ダートマックス 3.5号D105P 9333

エギといえば全体的に布で覆ってあることがほとんどです。

しかし、今回紹介するダートマックスはそれとは一つ違ったことを採用していて、私にとっても欠かせないものとなっています。

違っていることでやはりエギングロッドをはじめとするタックルが他のエギとは少し変わってきます。

今回はこのダートマックスについてタックルや使い方を紹介していきます。



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ダートマックスとは?

ダートマックスとは、釣り餌も販売しているマルキューのブランドであるフィッシュリーグから出ているエギです。

なんといってもその特徴は、ヘッドにプラスチックが使われていることです。

さらにはヘッドの上側にラインアイがあることによって他のエギ以上のキレのあるダートアクションを演出できるようになっています。

全体が布で覆われているエギももちろんのこと必要なものですが、その中にこのダートマックスのようなタイプのエギを持っておくと、さらに釣果を伸ばしていくことができると思います。

また、採用されているカンナは非常に鋭く、持ちがよいのも特徴として挙げられます。



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ダートマックスのターゲットとなるイカ

ダートマックスのターゲットとなるイカは、アオリイカとコウイカです。

ダートマックスは特に昼間のエギングで効果を発揮してくれます。

それはやはり鋭いダートアクションが活きてくるからだと思います。

この鋭いダートアクションを如何に使っていくかが、このエギの良さを最大限に活かしていくためには必要です。

ダートマックスのラインナップ

ダートマックスには2.5号から4号まで4つのサイズラインナップがあります。

これは狙うイカのサイズに合わせて号数を決めていくのが基本となります。

しかし例外として、春の産卵期のアオリイカに対しては、2.5号が有効となったりもします。

状況としては海藻の上にステイさせるのが効果的な場合です。

基本は秋の小型のアオリイカ用としつつも、春先のアオリイカ釣りにも持っていくとよいと思います。

ダートマックスにおすすめのタックル

ダートマックスは、その鋭いアクションを活かしていくことが重要となってきます。

しかし、この鋭いアクションを活かすといっても大きく動かすことではありません。

基本的にはスラックジャークで短い移動距離の中で、鋭く動かしていくほうがこのダートマックスにはあっていると思います。

下記にその目安となるタックルを紹介しますので、参考にしてみてください。

エギングロッド

ダートマックスにはスラックジャークを得意とするエギングロッドがおすすめです。

基本的にはティップにしなやかさがあるロッドを選んでみるとよいと思います。

スラックジャークでは、弛ませたラインを鋭くジャークしていきますが、そのジャークの力をある程度ロッドが吸収してくれたほうがよいと思います。

長さは8.3フィート程度のものが使いやすいと思います。

リール

リールはスピニングリールを使うことがほとんどです。

ハンドルはダブルハンドルになっているもの、グリップは丸型のものがおすすめとなります。

このようなハンドルだとエギングのときにやっかいなハンドルの勝手な回転や、持ち手の形を選ばないグリップにより快適に釣りをすることができます。

スプールですが、浅溝のものを選ぶようにしてください。

浅溝のものはドラグの調整が利きやすく、細いPEラインを巻くときに下巻きが必要となる場合を少なくできるのでおすすめです。

ライン

ラインはPEラインを使っていき、号数は0.8号程度がおすすめです。

ラインは細いほうがダートアクションの邪魔になりにくいですし、飛距離も伸びるのでより広範囲を探っていくことができるようになります。

リーダー

シマノ ライン エクスセンス リーダー EXフロロ CL-S23L クリアー 30m 5.0号 715067

リーダーはフロロカーボンの3号程度がおすすめです。

ダートマックスは特にボトム付近で効果を発揮しやすいと私は思います。

他のエギよりワンランク太いものを使ったほうが、ボトムで根との干渉で傷が入ったとしてもラインブレイクの可能性を低くできるのでおすすめです。

ダートマックスのアクション

ダートマックスのアクションは鋭いダートが特徴です。

ヘッドのプラスチック部分で水を切り、その後ろの布で水を引っ掛けていくという他のエギにはなかなか無いアピールでイカを誘います。

できるだけ移動距離を抑えてアクションさせることが有効です。

ダートマックスのおすすめカラー

ダートマックスには多くの塗りがありますが、まず目を引かれるのはボディーの下地です。

エギの下地はテープと呼ばれますが、全部で15種類あります。

塗りのカラーが注目されることが多いエギですが、この下地の使い分けも目のよいイカを釣っていくには重要なポイントとなります。

大まかにですが、ゴールド系は濁っていて光量が少ないとき、シルバー系は澄んでいて太陽が出ているとき、マーブルはイカが好むカラーがわからないとき、パープルはイカの活性が下がってしまっているときといったような使い分けをするとよいと思います。

それではこの下地を踏まえて、塗りを含めたダートマックスのおすすめカラーを消化していきます。

オレンジストライプゴールド

YO-ZURI(ヨーヅリ) ルアー エギ A1585-G281 アオリーQ RS 3.5号 #ゴールドオレンジストライプ

ゴールドテープのオレンジバックのカラーです。

途中にイエローとグリーンのラインが入っていますが、ダートさせたときにオレンジ、イエロー、グリーン、ゴールドベリーの4色の色覚変化でアピールしてくれます。

状況的には曇っていたり濁りが入ったりして水中の光量が少なくなったときに使っていくとよいと思います。

ピンクウイングマーブル

マルキュー(MARUKYU) ダートマックス D05M:ピンクウイングマーブル 3.5号

マーブルテープのピンクバックのカラーです。

名前のとおりボディーには羽根の模様が入っています。

この羽根模様ですが、ダートしたときに残像のような効果を生んでくれることと思います。

またフォールスピードを下げるための羽根にはブルーが入っていることで前後をはっきりさせ、イカが後ろ側から抱きつきやすいようにしてあると思います。

状況としては、晴れの日に使ってみて、釣れた時にはマーブルテープのどの色を狙ってきているのかよく観察するとカラーローテーションに活かすことができます。

リアルアジゴールド

デュエル(DUEL) エギ パタパタQ スロー 3.5号 A1721-GRAJ #04ゴールドリアルアジ

ゴールド下地のオリーブが入ったカラーです。

名前の通り、アジがベイトフィッシュとなっているときにはもちろんのこと、イカがはっきりとエギを捉えきれていないなと感じたときに使ってみるとよいと思います。

カラーとしては地味になりますが、ピンクやオレンジでは対応できない状況も多いのでぜひボックスに忍ばせておくとよいと思います。

ウォーターメロンボーダークリスタルパープル

パープルテープに暗いグリーンバックのカラーです。

ボディーに縦縞が入っているのもポイントです。

この配色はイカにとってとてもアピールが強いものと私は考えています。

イカの活性が高いときには見切られやすいですが、他のカラーで全く反応がないような場合にポーズを多めに入れておくとよい結果となりやすいと思います。

特にスラックジャークで移動距離を抑えつつ使ってみるとよいと思います。

まとめ

今回はダートマックスについて紹介してきましたが、このエギは他のエギと使い分けることでよりその効果を発揮しやすいものです。

ヘッドの水を切る性能で、他のエギにない初速を出せることもその効果の違いに影響しているのではないかと思います。

今回の記事を参考にして、エギングロッドでぜひこのダートマックスを使ってもらえればうれしいです。







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