エギングロッドを使ってナイトシーバスにチャレンジしてみよう!
エギングロッドは他の釣りにも応用できる、とても便利なロッドです。
その使い勝手の良さはエギングをしていて、他の釣りをしてみたいといったときにすぐ仕掛けを変更するだけでできてしまうものです。
もちろん使うときに気を付けていきたいポイントもいくつかあります。
今回はそんなエギングロッドを使ってできるナイトシーバスを紹介していきたいと思います。
目次
ナイトシーバスの魅力とは?
ナイトシーバスの魅力とは何と言っても近場で釣りができることでしょう。
エギングでアオリイカやヤリイカを狙うとなると、外海に面した場所までエントリーする必要がありますが、シーバスは近場の湾内や河川において釣りを行うことが出来ます。
これは例えば仕事帰りに楽しむことが出来たりと、ちょっとした時間があればチャレンジすることが出来ます。
タックルに関してもエギングタックルさえあれば簡単にできるので、タックルをわざわざ揃えなくても大丈夫です。
ナイトシーバスはどの季節でも大丈夫
ナイトシーバスでは特に釣りにくい季節がありません。
これもナイトシーバスがおすすめできるポイントとなります。
逆にナイトシーバスがおすすめできるタイミングとしては、春先のバチ抜けシーズン、夏の夜、冬の夜です。
春先のバチ抜けシーズンとは、ゴカイが産卵するタイミングでこれが夜に行われますので、特にナイトシーバスで狙いやすい時期となります。
夏であれば日中の暑さを避けて釣りをすることが出来ます。
また意外なのが冬の夜です。
この時期は他の釣りものが少なくなりますが、夜にはセイゴサイズのシーバスが結構狙えます。
冬には他にもメバルが釣れたりすることもありますので、ぜひチャレンジしてみてもらいたいです。
ナイトシーバスで狙いたいポイント
ナイトシーバスで狙っていきたいポイントは、なんといってもライト周りです。
ライト周りであれば、万が一ヘッドライトを持っていなくても用意したり釣りをしたりするには十分な明るさがあります。
かつ、ライトが海面を照らしているところと影になる部分が出来ますので、その明暗の境目にシーバスが着きやすくなります。
ここをうまく狙っていくことでシーバスを釣りやすくなりますので、ぜひ覚えておくとよいと思います。
タックルで少し変えたい点
エギングタックルをナイトシーバスではそのまま使っていくことが出来ます。
エギングロッドは通常8フィート以上のミディアムライト以上のパワーがあるのでロッドとしては十分です。
また、リールに関してもロッドとバランスが取れるのはスピニングリールの2500番や3000番と言われる番手、ベイトリールに関しても200番台以下のものが使われていると思います。
それだけの大きさであればナイトシーバスにも十分対応できます。
しかしながら、1点だけ少し変えておきたい点があります。
それはリーダーの部分です。
エギングではメインラインはPEラインを使っていることが多いのでそのままでよいですが、リーダーに関しては3号程度のものが多いと思います。
この3号程度の太さだと若干強度面での不安が残ります。
ですので、できれば5号程度のリーダーを使っておくことをおすすめします。
5号程度のリーダーがあれば他のルアーフィッシングで使うことも出来ますので、ぜひ一つ持っておくとよいでしょう。
ナイトシーバスおすすめのルアー
ここではエギングロッドで使いやすいナイトシーバスにおすすめのルアーを紹介します。
基本的なものとなっていますので、エリアを選ばず使えると思います。
リーダーとあわせて釣具店で購入しておくとすぐにナイトシーバスにチャレンジできますので、参考にしてみてください。
ワーム
ナイトシーバスにおいてはアクションが見かけ上起きていないようなワームが効果的であることが多いです。
ピンテールと言われる尻尾が真っ直ぐなものを選んでおくとよいでしょう。
サイズは3インチくらいのもので十分です。
これにジグヘッドリグを組み合わせて使っていくとよいです。
ジグヘッドリグも使いやすい重さで使っていくとよいです。
目安としては7グラムから10グラムくらいで良いと思います。
ジグヘッドはしっかりとした軸の太さがあるものを選んでおくと、シーバスの強烈な引きでも安心してファイトすることが出来ます。
シンキングペンシル
見た目が細長い魚に見える沈むルアーがシンキングペンシルです。
シンキングペンシルはトリプルフックが付いているので、フッキング率がよいのがメリットです。
シーバスが体当たりするようなバイトのときにはシンキングペンシルを使っていくと良いと思います。
大きさとしては5センチから9センチくらいで少し重たいものを使っておく方が操作性が良いと思います。
ミノー
シーバス狙いの定番ルアーであるのがミノーです。
重さ、空気抵抗ともにエギングロッドで使いやすいルアーで、ナイトシーバスではあまり深く潜らないタイプを使っていくとよいでしょう。
大きさは7センチから10センチ程度のものを使っていくとよいでしょう。
ナイトシーバスのルアーアクション
ナイトシーバスでは、基本的にストレートリトリーブでルアーを使っていくのがよいです。
あまりアクションを加えてしまうと、シーバスが追うのを止めてしまうことが多いです。
ですので、無警戒な小魚を演出していくのがナイトシーバスで効果的なアクションとなります。
ロッドを固定して一定速度でリトリーブしていくのがコツとなります。
バイトがあったらロッドのバット部分で力を掛けていくようにしていくと深くフッキングすることが出来ます。
ファイトもバット部分を上手く使って行っていくようにしていくとよいでしょう。
ナイトシーバスでの注意点
ナイトシーバスではやはり暗がりの中で行うので、日中よりも注意して釣りをしていく必要があります。
特に注意したい点を2つ挙げておきますので、釣りの参考にしてみてください。
昼間以上に周りの障害物に注意
ナイトシーバスでは特にキャストをするときに周りにある障害物に注意しましょう。
特に頭上にある障害物に気づきにくいので周りをしっかり見ていくようにしましょう。
また、より釣りに集中するにつれて注意が薄れがちですので、それも頭に入れておき、タックルの破損をしないようにしておきましょう。
また、移動のときには足元の障害物に注意して移動するようにしましょう。
ランディングはネットを必ず使う
2つめのナイトシーバスの注意点として、ランディング時はネットを必ず使うようにしてください。
ナイトゲームではヒットした魚のサイズがわかりづらいと思います。
また、エギングロッドはティップ部分が柔らかいことが多いので、抜き上げをしてしまうとロッドの破損が起きてしまう可能性もあります。
ですので、ランディングネットを用意しておくとよいと思います。
ランディングネットは高価なものを用意することはないので、セットで販売されているような安価なもので十分です。
ランディングのときにはシーバスを頭から掬うようにするのが上手い取り込みのコツとなります。
まとめ
今回はエギングロッドを使ったナイトシーバスの釣りを紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
ちょっとした時間でも強烈な引きを楽しむチャンスがあるのがナイトシーバスゲームです。
エギングロッドとちょっとしたルアー、そしてランディングネットがあれば装備は十分です。
ぜひ今回の記事を参考にしてチャレンジしてみてください。