女性でもできるジギングロッドでショアジギング

2016年12月4日ジギングロッド

ジギングとは、ボートに乗って沖に出てメタルジグを使い、ボトム（海底）までフォール（落とす）させてシャクリながら釣る方法です。

ジギングを始める上で大事なのがジギングロッド、船でのジギングであれば特に凝る必要もありませんが、陸から行うショアジギングであればロッド選びは非常に重要になります。

今回は、陸で出来るショアジギングをする時におすすめのジギングロッドメーカーと、女性でもできるショアジギングについてまとめていきます。



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ジギングとショアジギングの違い

まずジギングとショアジギングの違いですが、冒頭でも少し述べたように船か陸かの違いだけです。

ジギングは本来、メタルジグを使ってボートから真下や少しだけ距離をキャストしてボトムまでメタルジグをフォールさせて、シャクリながら巻き上げてまたフォール、そしてフォールしている時に追っかけてくることが多い魚をシャクリでアクションを起こし掛ける釣りです。

そしてショアとは岸辺を意味していて、このジギングを陸から行う釣りです。

陸だと真下にフォールさせても大した水深が無い場合がほとんどなので、この場合は遠投が必要になります。

そして重たいメタルジグを何度も遠投するので丈夫なロッドとそれに適したリールやライン、更には体力も結構必要になります。

こういう風に聞くと、女性では難しい釣りのようにも感じるのですが、そんなことはありません。

ショアジギングにはライトショアジギングやスーパーライトショアジギングと呼ばれるメタルジグも軽い軽装備で扱い易い釣りもあるのです。



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女性向けはライトショアジギング

ショア、ライトショア、スーパーライトショアの違いは使用するメタルジグの違いだと思って頂ければ大丈夫です。

一番軽いスーパーライトショアは20グラム未満、ライトショアは20～40グラムくらいでそれ以上がショアジギングになります。

たかが数十グラムですが、一日に何回も遠くにキャストするショアジギングでは、手に負担が掛かりやすいので初心者は軽ければ軽い程良いです。

しかし、スーパーライトショアジギングの場合は軽すぎるので、その重さでの遠投はテクニックを有し、返って難しいかもしれません。

したがって初心者や女性にはライトショアジギングが向いていると言えます。

使用するロッドについては後述するとして、リールに関しては中型以上のスピニングリールが必要になります。

小さいリールですと巻くのが大変ですしラインも多く巻くことができません。

また大きすぎると重量的に負担が掛かりますし、新しく揃えるのであれば金額も結構します。

目安として、PEラインの1号を200メートル以上巻けるスピニングリールがあれば大丈夫です。

ショアジギングで釣れる魚と狙うポイント

ショアジギングの醍醐味は、陸からでは普段できないようなパワーゲームが楽しめたり、フカセやカゴ釣りで狙う様々な魚をショアジギング一本で釣り上げることができることです。

釣れる魚

メインターゲットはヒラマサやカンパチといったいわゆる青物になります。

この場合はスーパーライトショアでは難しいのでライトショアかショアジギングで狙うターゲットになります。

またスーパーライトショアやライトショアでは小物も狙えるので、具体的にはアジやサバといった30センチ前後の回遊魚やヒラメ、コチ、カサゴ、メバル、そしてシーバスも狙えます。

ポイントによって狙いは変わりますが、何が釣れるかわからないという点もショアジギングの楽しさです。

狙うポイント

水深がある環境で行うのが基本です。

そしてボトムを取る釣りなので砂地であればベストな環境ですが、カサゴ等の魚を狙う場合は多少の岩礁があった方が良いでしょう。

しかし根掛かりのリスクがあるので、フックをどう付けるかがポイントになってきます。

どういう環境下でも釣りができるのがショアジギングの良いところです。

ショアジギングで使うロッド

いよいよロッドについて触れていきます。

ライトショアやスーパーライトショアだけでも使うロッドは違いますしそれぞれ専用ロッドがあります。

また、ショアジギングになるともっと丈夫なロッドが必要になります。

現在他のルアーフィッシングをやっている人の場合は、そのまま使っているロッドでショアジギングに転向できる場合もありますが、そうでない場合もあるので説明していきます。

専用ロッドを使う

ショアジギング専用ロッドとその他のルアーロッドの違いは強度にあります。

バス釣りで使うようなベイトロッドやシーバスで使うスピニングロッドの場合は、バットの部分が細いので強度が足りません。

この強度が足りないとバットが折れたり、他の部分が損傷することがあります。

シーバスロッドで例を挙げると、シーバスロッドの場合は先述の通りバットが細いので、重たいメタルジグを何度もキャストするだけで強度不足により折れることがあります。

また、青物が掛かった場合はシーバスより重量感がありますし何よりよく走ります。

そうするとロッド全体がその負荷に耐えられないことがあるのです。

無知のままショアジギングを始めて、大事なロッドを壊さないようにしましょう。

既存ロッドを使う

それでは現在持っているシーバスロッドやエギングロッドでショアジギングが出来ないかと言えば、そうでもありません。

何しろシーバスロッドであれば50センチを超えるシーバスを幾度となく釣り上げられるだけの強度はあるからです。

ショアジギングだと80グラムやもっと重たいメタルジグを使うことがありますが、さすがにそのような重さには耐えられないです。

しかしライトショアやスーパーライトショアジギングであれば扱うメタルジグの重さは15～40グラム程度になります。

40グラムも少し心配ではありますが、30グラム程度であればシーバス用のスピニングロッドでもショアジギングを楽しむことができます。

実際に、シーバス釣りをしている人がショアジギングに転向して、そのまま釣り方だけショアジギングに替えてターゲットはシーバスのままという人も多いです。

私自身も専用ロッド購入前は、地域の釣りクラブでもらったシーバスロッドでショアジギングを始めました。

その時使ったメタルジグは30グラム程度の物が中心であり、何度キャストして何を釣り上げようとしっかり持ち堪えていました。

何より新しい釣りに大事なのは手軽さだと思うので、型にはまって型から入らず、まずは自分の出来る範囲でやってみると良いと思います。

おすすめのショアジギングロッドメーカー

船でのジギングでも使える、ショアジギングをする上で大事になるロッドについてです。

先程の内容で、既に持っているルアー用ロッドでも事足りるのはわかったと思いますが、せっかくなら本格的な装備を持ちたいと思うものですし、今ある装備で始めてみたら面白くてはまってしまい、専用ロッドを買おうという人もいると思います。

せっかく買うなら使い勝手の良い物にしましょう。

ここで言う使い勝手とは、スーパーライトショアジギングをやるためにロッド購入したけどライトショア、ショアジギングとどんどんターゲットを上げていきたいと考えた時、また新しく買い直すのではなく一度買ったロッドで全てできるようなロッドを購入しようということです。

女性向けにおすすめするのはライトショアジギング用です。

ショアジギングとなるとグレードが上がり過ぎる気もしますし、スーパーライトショアだとやっていく内にもっと高みを目指したくなるかもしれません。

そこでライトショア用の登場です。

そしてメーカーはメジャークラフトがおすすめです。

賛否こそ極端に分かれているメーカーですが、一番良いのは女性や初心者にとって使い勝手の良い物が多いというところです。

値段は少々しますが、それでもしばらく使っていくだろう専用ロッドに対する投資なら妥当な金額だと思います。

使い慣れてきてショアジギングにも慣れてきたら、次第に他のメーカーを試してみると良いでしょう。

評判を気にする人が多いと思いますが、評判以上に大事なのは自分で使ってみた感想だと思います。

確かに使う前から品質が悪いのがわかれば無駄な出費は抑えられて良いですが、その評判が本当に信憑性のあるものなのかも定かではない状況が多いでしょう。

色々なロッドを使う機会があれば、どんどん使っていった方が良いです。

まとめ

ジギングの中でも陸で出来るのがショアジギングです。

近年すごく人気になっている釣りであり、老若男女問わず楽しんでいる人がたくさんいます。

最近では釣りをする女性は全然珍しく無くなってきました。

これを機に新しくジギングロッドを購入してショアジギングを行うのも良いでしょう。

最後に、ショアジギングのように陸からのルアーは他の釣り人の迷惑になる場合があります。

周囲への配慮を怠らずに釣りを行いましょう。