ベイトリールのラインの選び方と巻き替え時期は?
「ラインはどうやって選べばいいかわからない…。」
ベイトリールを使っている誰しもが一度は思ったことがあると思います。
私も最初の頃は読んだ本にあったラインの太さだけを使い続けた記憶があります。
それを使いにくいなとは思いつつ、ラインの選び方を教えてくれる人もいなかったので、苦労していました。
そこで今回は私と同じような思いをしてきた人へ、経験をもとにしたラインの選び方、また巻き替え時期の目安を紹介していきたいと思います。
ナイロンとフロロはどっちがいい?
まずは、ラインの素材はナイロンとフロロどっちがいいかと誰もが思うと思いますので、その目安を紹介します。
◆ナイロンを選ぶとき
・ベイトリール初心者である
・トップウォーターをメインに使うとき
ナイロンラインの特徴は、柔らかさと価格の安さにあります。
ベイトリール初心者の頃はバックラッシュが多発するので、巻き替えがしやすいナイロンラインがおすすめです。
ただし、ナイロンラインは吸水することと、紫外線によって劣化しやすいので、中級者以上になるとほとんど使わなくなります。
例外として、中級者以上であってもトップウォーターの釣りのときは水に沈み込みにくいナイロンラインを使うことが多いです。
ナイロンラインでバックラッシュをしないようになれば、初心者でなく中級者と言えると思います。
そのタイミングがナイロンラインからフロロカーボンラインに切り替えするタイミングではないかと思っています。
◆フロロを選ぶとき
・ベイトリール中級者以上である
・ワームや潜るルアーを使うとき
バックラッシュをほとんどさせることなくベイトリールを使うことができるようになったら、フロロカーボンラインがおすすめです。
フロロカーボンラインは劣化しにくく、障害物に対しての擦れにも強くて長く使えるのでおすすめです。
また、フロロカーボンラインはメーカーによって、その性能がかなり変わっていると個人的に使ってみて感じます。
いろいろなメーカーを使ってみて自分の釣りにあったフロロカーボンラインを見つけることをおすすめします。
ポンド数別ルアーと釣り方の目安は?
ポンド数別のルアーと釣り方の目安は次の通りです。
・6~8ポンド・・・7グラム以下のルアー、ベイトフィネスにおすすめ
・8~16ポンド・・・10~28グラムのルアー、釣り方は幅広くOK
・16ポンド以上・・・28グラム以上のルアー、ビッグベイトやカバーの釣りに
以上になります。
もしこれでも選べないなという人に、さらに目安を挙げておくと、私のおすすめとしては12ポンドがおすすめのラインの太さです。
バスの引きに対して十分な強度と、幅広いルアーの重さに対応できます。
迷ったら12ポンドを使ってみてください。
次は、ラインの巻き替え時期について紹介していきます。
ラインの巻き替え時期目安は?
ナイロンラインとフロロカーボンラインのそれぞれの巻き替え時期の目安は次の通りです。
◆ナイロンライン
・ラインが縮れて元の真っ直ぐな状態に戻らなくなったとき
・引っ張っても伸びなくなったとき
◆フロロカーボンライン
・透明だったラインが白く濁ってきたとき
・ラインの表面が毛羽立ってきたとき
ナイロンラインが吸水して縮れが戻らなくなり、伸びがなくなるととても切れやすくなります。
フロロカーボンラインは劣化がわかりづらいですが、白く濁り毛羽立ちだしたら、巻き替えの目安です。
ラインが切れてしまうと、いろいろなトラブルの元になってしまうので、できるだけケチらず巻き替えるようにしてください。
まとめ
ベイトリールのラインの選び方と巻き替え時期についてまとめると、
・初心者にはナイロンライン、中級者以上にはフロロカーボンライン
・迷ったら12ポンドを使う
・ナイロンは縮れて伸びなくなったら、フロロは白く毛羽立ちだしたら巻き替え時期の目安
最後にですが、バックラッシュにまだ慣れないという人には、とにかく太い20ポンドくらいのラインを使って練習するのがおすすめです。
バックラッシュしても軽度で済み、またラインが太いので直しやすいです。
こちらの記事を参考にして、ベイトリールでラインを上手く使いこなしていってくださいね。