ベイトリールで使ってみてほしいハードルアーとソフトルアー
ブラックバスフィッシングでは多くのルアーが使われますが、大きくはハードルアーとソフトルアーに分けられます。
どちらにも有効的な条件があり、それを使い分けていくのがブラックバスフィッシングの醍醐味ではないでしょうか。
今回はなかでもベイトリールを使っていくときにおすすめとなるルアーを紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
まずはハードルアーからー
ハードルアーとは硬いルアーの総称です。
プラスチックや金属で出来たもの、時にはタングステンでできたものもあり、近年ではその種類が多くなってきています。
基本的にはアピールが強いものが多いです。
そのアピールの強さを上手く使いこなすのが、ハードルアーを使う上では重要となってきます。
くれぐれも根がかりには気を付けて使ってみてください。
それでは下記におすすめのハードルアーを紹介していきたいと思います。
ウォーターソニック
ウォーターランドから発売されているバイブレーション型のルアーです。
全体が金属でできているので、とても重量があり飛距離がでます。
キャスト時のショックも大きいので、強度のあるラインを使うことをおすすめします。
ラインアイに関しても金属となっているのでラインを直接結ぶことは難しいです。
直接結んでしまうとそこからラインブレイクしてしまう可能性が高いです。
ですので、ワイドな金属製のスナップを使うとよいでしょう。
つけにくさもあると思いますので、このルアー専用でスナップはつけっぱなしにしておいてもよいと思います。
スピンムーブシャッド
エバーグリーンから発売されているタフコンディション用のシャッドプラグです。
ワーミングシャッドという言葉を作り出したくらいのルアーで、ゆっくりととにかくリトリーブするのが効果的な使い方です。
季節を問わず使うことができ、特に効果的となるのが春から冬にかけて、他のルアーではバイトしてきてもフックに掛からないといったような状況で効果を発揮します。
カラー的にもゆっくりと使うことができるグリーン系もラインナップされています。
ベイトリールで使うときには軽量な部類になるので、ベイトフィネス用の軽量ルアー向けのものを使っていくとよいでしょう。
最近ではローギアのベイトフィネス用のものも出ていますので使ってみてください。
TN60
ジャッカルから出ているバイブレーションプラグです。
特徴的なのはアゴの部分にあるメタル製のウエイトです。
ウエイトは通常であればルアーの内部にあるものですが、これはある効果を狙っています。
それはより低重心化することです。
低重心化することにより特にバイブレーションの欠点となる根がかり回避能力を高めることができます。
ヘッドがより前傾になることでフックと障害物が干渉することを避けてくれるようになります。
もちろんアクションもよくなりますので、スローなリトリーブでも使っていくことができます。
またこのウエイトのおかげでリフト&フォールも得意としています。
TDクランク
昔からモデルチェンジを繰り返しつつ愛用され続けているのがダイワから出ているこのクランクベイトです。
基本性能に忠実なため、使う場所や時期を選ばす、野池からビッグレイクまで釣果を約束してくれます。
ボディー内部に入っているラトルサウンドもよく、使っていて心地よいです。
これでブラックバスを最初に釣ったという人も私の周りには多く、初心者にもおすすめのルアーとなります。
ファットペッパー
上記に紹介したTDクランクと同じように長年愛されているのが、ティムコから販売されているこのクランクベイトです。
特に琵琶湖でブームになったことをきっかけとして、全国的に有名になりました。
特に初期のころは釣具店に入荷してきたとともに売れていってしまうといったこともあったようです。
特にフロリダ系のブラックバスに効果的とされているローリング系のアクションがおすすめとなるクランクベイトです。
Dゾーン
スピナーベイトと呼ばれるブレードとスカートの組み合わせが特徴的なルアーです。
このルアーは強度を無視して実釣性能に特化させてあるもので、ワイヤーの細さがとても特徴的です。
カラーにおいても強いオレンジやホワイト、イエローといったものがラインナップされています。
細いワイヤーにおけるバイブレーティングが強いことで、濁った水域でもブラックバスにアピールしてくれます。
使い分けしたいソフトルアー
ソフトルアーは軟質のプラスチックで出来ていることが多いルアーです。
一部天然素材で作られているポークや動物の毛などもありますが、種類は少ないです。
柔らかいので動きがナチュラルとなり、最近の釣り人が多い釣り場においてはなくてはならない存在となっているのも確かだと思います。
それでは下記におすすめのソフトルアーを紹介していきます。
ゲーリーグラブ
発売から非常に長い年月が経っても今なお使う人が多いのが、このゲーリーグラブです。
ジグヘッドやテキサスリグ、時にラバージグのトレーラーとしても使うことができる万能のワームです。
このワームが釣れる特徴はそのカールしているテールにあります。
このテールは水流を受けることにより、リトリーブ時でもフォール時でもアクションが止まることはありません。
また、塩が入っていることによる自重の重さも特徴の一つとなります。
この特徴を活かして軽量のシンカーと組み合わせて使ったり、ノーシンカーリグで使っていってもストレスを感じにくかったりします。
使うときはその重さにあったベイトリールを使っていってください。
ドライブクローラー
ストレート系ワームのなかでもかなり有名になっているのがこのドライブクローラーです。
特にベイトフィネスとの相性がよかったので、有名になった経緯があります。
ネコリグというワームのヘッドにシンカーを埋め込んで使うのが基本的な使い方です。
この使い方だと、ワームがフォール時やボトムでのステイ時においても自発的なアクションをしやすく何もしない状態でもブラックバスにアピールしてくれていたりします。
専用のフックを使ったスナッグレスネコリグといったこともよく、これをするとライトカバーやちょっとした岩場などでも果敢に攻めていくことができます。
スイングインパクト
日本のメーカーの中でも製品の品質によりこだわりを見せてくれているケイテックから販売されているのがこのスイングインパクトです。
シャッドテール形状となっており、使うリグはジグヘッドからキャロライナリグ、またスピナーベイトやチャターベイトのトレーラーとしても効果的に使うことができます。
最近では種類が少なくなりましたが、ボディーにはリブという凹凸が付いています。
この凹凸は空気を蓄えてある一定層で泡を吐き出すように見せたり、また軽量のリグであっても水の抵抗を増すことで操作感のアップにつながっています。
上下でカラーに差をつけたツートンカラーも多く明滅によってブラックバスを誘っていくことができます。
まとめ
今回はベイトリールで使ってみてほしいおすすめのルアーを9つ紹介してきました。
どれも実績があるルアーですので、ぜひ使ってもらえればと思います。
これ以外にも季節別やシチュエーション別に使ってみてほしいルアーがありますので、それはまたの機会に紹介できればと思っています。
それでは今回の記事を参考にぜひブラックバスフィッシングを楽しんでもらえたらいいなと思います。