シーバスロッドを折らないためのコツは?7つの注意点

シーバスロッド

シーバスロッドは、シーバスフィッシングを楽しむための必需品です。

しかし、使い方によっては、ポッキリと折れてしまうこともあるので、注意が必要です。

あまり適当な使い方をしていると、せっかく購入したロッドが、すぐに使えなくなってしまいます。

そのような失敗を避けるなら、折らないための注意点を押さえておくようにしましょう。






引っかけないようにキャストする

キャストするときは、引っかかりに十分注意してください。

思いきり振りかぶったとき、何かに引っかかってしまうと、簡単に折れることがあります。

これは、引っかかって動かないものを、強い力で引っ張ってしまうためです。

何らかの理由で固定されたものを無理に動かそうとすれば、かなり大きなダメージになってしまいます。

そんなときは、一発で折れることも珍しくはありません。

買ったばかりのロッドをすぐ折らないためにも、引っかかりはしっかり避けるようにしてください。

どこにも引っかけることなく、スムーズにキャストすることができれば、致命的なダメージは防ぐことができます。

障害物の確認

キャストするときは、周囲にある障害物をチェックすることも大切です。

引っかかって折れる事故は、何も見ないでいきなり投げたときに起こりやすいものです。

避けるべき障害物があるにも関わらず、それを無視して力いっぱい振りかぶったりすると、引っかかるリスクが高まります。

きちんと見ていれば避けられるものに簡単に引っかかり、あっさりと折れることもあります。

そんなことで大事なロッドが使えなくなるのは、とても悲しいものです。

折らないためには、後ろの方までしっかり確認しておきましょう。

安全確認を行ってからキャストしていれば、失敗は回避できます。

ガイドの絡み

キャストでは、ラインがガイドに絡まっていることに気がつかず、そのまま勢いよく投げてしまうことがあります。

これも、折れるときのよくある原因のひとつです。

ルアーが重かったりすると、負荷が大きくなり、すぐに折れてしまうことがあるのです。

それを防ぐためには、キャストする前に、絡まっていないかしっかりチェックしておきましょう。

事前に安全確認をしてから投げれば、折れることはありません。






竿を立てすぎない

ファイト中に竿を立てすぎると、ロッドには大きな負担がかかります。

そのため、くれぐれも立てすぎないようにしてください。

特に注意が必要なのは、魚を寄せてから引くときです。

沖にいるときなら、立てても少しは負荷を抑えられますが、近くだとかなり危険です。

魚が近い位置にいる状態で竿を立てれば、角度が急になり、負荷がぐっと大きくなります。

そうなれば、折れる可能性が高いのです。

魚が近くにいるなら、竿が高くなりすぎないよう、十分注意してください。

巻きすぎない

立てすぎと同じく、巻きすぎもよくない行為になります。

あまり巻きすぎると、穂先が折れることがあるのです。

特に、夜は注意が必要です。

暗闇で視界が悪いため、竿の先を確認することができません。

よくわからないままなんとなく巻き、その結果やりすぎてしまったときは、ロッドが耐えられずに折れてしまうのです。

なるべく竿先を見て、折れないように慎重に巻くようにしましょう。

無理に煽らない

強引な煽り方は、ロッドに強い負荷をかけることになります。

根掛りを外そうとしたときなどは、強い力で振り回すように扱ってしまうこともありますが、そうした乱暴な方法は避けてください。

力いっぱい振り回したからといって、すんなり外れるとは限りません。

外れる前にラインブレイクしてしまい、ロッドが勢いよく弾かれ、周囲の障害物に激突することも多いのです。

そんなことになれば、折れる確率はかなり高くなります。

大事なロッドを長持ちさせるためには、余計な負荷や衝撃を与えないよう、常に丁寧に扱うことを心がけてください。

ボートでの取り回しは慎重に

シーバスフィッシングをボートの上で楽しむときも、どこかにぶつけたりしないよう、くれぐれも注意してください。

ボートの上からキャストしたとき、フチに強く当たったりすると、簡単に折れることがあります。

また、船外にはみ出したロッドが障害物に当たり、大きなダメージを受けることも多いのです。

ボートの上のスペースは限られているので、普段以上に慎重な扱いが要求されます。

同船者の竿にぶつかって折れるケースもあるので、決して油断してはいけません。

いつもよりスペースが狭いことを常に意識し、ぶつからないように気をつけて使うようにしましょう。

乱暴な取り回しを避け、いつも静かに動かしていれば、折れるような接触は避けられます。

また、ボートを移動させるときは、ロッドをしっかりと船内に入れることをおすすめします。

安全を確認しながら行動し、事故を防いでいきましょう。

適当に置かない

シーバスロッドを折らないためには、置くときも注意が必要です。

適当に置いたものを誰かが踏んでしまうこともあるからです。

そうなった場合は、やはり折れてしまいます。

上から無理に体重をかけることになるため、かなり大きなダメージを与えてしまうのです。

置くときは、簡単に踏まれないような場所をチェックして、安全なところに置きましょう。

雑な置き方をせず、大切に扱うようにすれば、踏まれて折れることはありません。

自分で踏むことも

置いたロッドを踏みつける事故は、他の誰かではなく、自分自身の行動で引き起こされることもあります。

自分が置いたロッドを、自分で踏んで折ってしまうのです。

笑ってしまうような間の抜けたミスですが、実際にやってしまったときはショックなので、軽く考えてはいけません。

自分が踏んでしまう可能性もしっかり考慮して、安全な場所を探しましょう。

1本で事故を防ぐ

置いたときに踏まないようにするためには、ロッドを複数持ち歩かないことも大切です。

いくつも持ち歩いていると、「使わないものはとりあえず置いておこう」ということになります。

そのときに場所の選択を間違えた場合は、体重で折れることになるのです。

しかし、1本だけであれば、どこかに置いておくことはありません。

常にその1本を使うことになるため、「とりあえず置く」という選択肢がなくなります。

それなら、踏みつける事故も起こりません。

少しでもリスクを減らすなら、無駄なものを持ち歩かないようにしましょう。

転ばないように歩く

ロッドを持って歩いているとき、何かにつまずいて転ぶようなことがあると、衝撃を回避できない可能性があります。

下手をすると、自分の体の下敷きになることもあるのです。

そうなれば、ロッドが受けるダメージは、足で踏んだときの比ではありません。

勢いをつけて押しつぶしたりすれば、高確率で折れることになります。

そのため、歩くときも気を抜かないでください。

「ただ歩くだけだろう」と油断していると、思わぬミスをすることもあります。

ロッドを持っているなら、普段よりも気を張っておくべきです。

障害物などをしっかり避け、転倒しないように慎重に歩きましょう。

まとめ

シーバスロッドを使うなら、ここで紹介したような注意点をしっかりチェックしておいてください。

ロッドに負担をかけるような使い方をしていると、寿命を縮めることになってしまいます。

お気に入りのロッドを長持ちさせるためには、あまり負担をかけないように、丁寧に扱うことが大切です。

少しでも劣化を抑え、いつでもシーバスフィッシングが楽しめるようにしておきましょう。

参考URL・参考文献・根拠など

https://tsurihack.com/2790
https://tsuri1.com/917/
https://kakedzukass.com/there-is-no-rod-that-will-not-break/







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