シーバスロッドにダメージを与えるNGな使い方は?避けるべき6つのポイント
シーバスロッドを使ってフィッシングを楽しむためには、劣化を防ぐことが大切です。
適当に使い、常にダメージを与えていると、お気に入りのロッドが傷んでしまいます。
機能もかなり低下してくるため、使っていると余計なストレスを感じるようになるのです。
そうした失敗をしないためには、ダメージの原因になるNGな使い方を知っておきましょう。
NGなことを避けていれば、劣化を抑えることができます。
障害物のチェックを省いてキャストする
キャストの際は、周辺に邪魔なものがないか確認しておくべきです。
もし省いてしまった場合は、シーバスロッドに大きなダメージを与えることがあります。
これは、障害物を避けることができないためです。
周りをよく見ないでシーバスロッドを振り回すと、何かに引っかかることが多くなります。
その引っかかりに気づかず、思い切りキャストしたりすると、ひどいダメージを与えてしまうのです。
ポッキリとへし折れることもあるため、障害物との接触を軽視してはいけません。
長持ちさせるなら、そうした事故を避けるようにしてください。
引っかけないように
大事なシーバスロッドを折らないようにするなら、障害物のチェックは必ず行うことをおすすめします。
周りに何があるのか事前に把握しておけば、気をつけて慎重に投げることができます。
それなら、引っかかって壊れるような事態は避けることができるのです。
いちいち確認するのが面倒になったりすると、つい省略してしまうこともありますが、余計なダメージを与えないためには、やはり必要なことです。
横着せずにしっかりと確認し、安全を確かめてからキャストしましょう。
狭い場所では特に注意
ある程度広い場所なら、確認を怠けていても、障害物を運よく避けられることがあります。
しかし、狭い場所でそうしたラッキーは期待できません。
障害物があった場合、引っかかってしまう確率はかなり高いので、油断は禁物です。
狭い場所で釣るなら、周辺のチェックは確実に行うようにしてください。
周囲に何があるかわかっていれば、狭い場所であっても、ショックな事故は回避できます。
根掛かりを強引に外そうとする
根掛かりしたときは、無理やり煽って外そうとすることがあります。
しかし、ダメージを防いで大切に使うためには、そうした乱暴な方法はNGです。
せっかく周辺に注意していても、大きなダメージを避けられなくなってしまいます。
根掛かりしたときは、慌てて強引に煽ったりせず、落ち着いて対応していきましょう。
反動によるダメージ
根掛かりで無理な煽り方をしたときは、ラインブレイクしやすくなります。
そうなると、心配なのは反動です。
急に固定が外れたことで、ロッドが後方へとばされてしまいます。
そのとき、避けていたはずの障害物に激突したりすると、簡単に折れてしまうことがあるのです。
これは、障害物に向かって、ロッドを思いきり叩きつけるようなものです。
そんな使い方をしたのでは、壊れるのも無理はありません。
長持ちさせたいなら、リスクの高い方法を選ばないことが大切です。
方向を変えてみる
ロッドを壊さないように根掛かりを外すなら、同じ方向だけでなく、別の方向からもチャレンジしてみましょう。
方向を変えて引っ張ることで、意外とすぐ外れることがあるのです。
力任せに煽ればラインブレイクが起きやすくなるため、くれぐれも注意してください。
よりダメージの少ない方法を知っておけば、お気に入りのロッドを折ることはありません。
必要以上に立ててファイトする
これは、魚が近くにいるとき、ダメージの原因となってしまう行為です。
離れた位置でかかった魚であれば、多少立てていても、それほど大きな負荷はかかりません。
しかし、近くでかかったときに立てていると、角度が急になってしまいます。
その状態でファイトするのは、かなり危険です。
急角度と魚の重みが、ロッドに大きな負荷をかけてしまいます。
そんなことになれば、やはり折れてしまうのです。
壊さずに長く使うなら、折れそうなほど立てるようなことはしないでください。
浅い角度なら、簡単に破損することはありません。
ボートからはみ出した状態で移動する
シーバスフィッシングは、ボートの上で行う場合もあります。
そのときも、障害物の接触はきっちり避けておくべきです。
ロッドがはみ出したままボートを移動させると、何かにぶつかることが多くなるので、十分注意してください。
移動させるときは、必ずロッドを引っ込め、安全な位置に置くことを忘れないようにしましょう。
常に安全確認を怠らなければ、失敗は防ぐことができます。
適当な場所に置く
ロッドをいったん置く必要があるときは、踏まれないように気をつけてください。
よく考えずに置き場所を決めると、誰かが踏んだことで折れる可能性があります。
そうした事故を防ぐためには、「どこなら安全か」ということをしっかり考え、最適な場所を探すようにしましょう。
ただし、「自分に近い位置なら安全」という考え方は間違いです。
近くに引き寄せていても、自分で踏んでしまえば同じことです。
ただ近くに寄せるのではなく、邪魔にならないことを意識して場所を選択すれば、破損は避けられます。
また、複数持ち歩かないことも大切です。
ロッドがいくつもあると、使わないものを下に置くことが多くなります。
1本だけに絞っておけば、踏みつけるリスクを減らすことができるのです。
洗わずに放置する
洗わずにただ放置していると、汚れや塩分でロッドが傷んできます。
いくら折れないように注意していても、それでは長持ちさせることができません。
使い終わったら、必ず汚れを落とすようにしてください。
きれいにしてから保管すれば、劣化を抑えることができます。
汚れがなくても必ず洗う
汚れが少ないときは、「今回は省いても大丈夫だろう」と考えてしまうこともありますが、それはNGです。
目立った汚れがないようでも、塩はしっかり付着していることが多いのです。
確実に傷みを防ぐなら、汚れがあってもなくても、毎回必ず洗うようにしましょう。
いつでもこまめに手入れをすることが、長持ちにつながります。
落ちにくいときはぬるま湯
頑固な汚れがあると妥協してしまうこともありますが、劣化を防ぐなら、すべてきっちり落としておくべきです。
ひどい汚れには、水よりもぬるま湯の方が効果的なので、ぜひ試してみてください。
ふやけることで落ちやすくなるため、それほど苦労しなくても、きれいに取り除くことができます。
洗剤をつける方法もアリですが、もし使うなら、丁寧に洗い流すことを忘れないでください。
表面に洗剤が残っていると、塗装にダメージを与えることがあります。
汚れも洗剤も落とし、最後にまっさらな状態にしておけば、劣化することはありません。
細かいところまでしっかりと
ガイドには汚れがたまりやすいので、念入りに洗う必要があります。
しかし、付け根の部分はかなり細かいため、なかなかうまく洗えなかったりするものです。
そんなときは、家にある使い古しの歯ブラシを探してみましょう。
歯ブラシがあれば、細かい隙間に入った汚れも、しっかりと落とすことができます。
大雑把に流して終わらせるのではなく、細部まで丁寧に洗うようにしましょう。
まとめ
シーバスロッドを長く使っていくためには、適当な使い方はしないでください。
それがダメージにつながるものだった場合は、劣化がどんどん進んでしまいます。
雑な使い方をしたために、買ったばかりのロッドをすぐ折ってしまうケースもあるのです。
そうした悲しい失敗をしないためには、ここで紹介したNGな使い方を頭に入れておきましょう。
よくない使い方を避けていれば、寿命を縮めることはありません。
参考URL・参考文献・根拠など
https://tsurihack.com/2790
https://www.fam-fishing.com/entry/care-of-fishing-tools
https://enjoy-oyaji.com/hoBBy/fishing/rod-spinning-reel-care
https://seabass-times.com/wp/2015/06/03/post-87/
https://tsuriho.com/p/6136
https://fishing-wolf.com/ルアーロッドのメンテナンス方法%EF%BC%81コーティング/