ダイワのベイトリール!その特徴的な機能と適したルアーとは?

ベイトリール

ダイワ リール 16 プリード 150SH-DH-L

総合釣り具メーカーとして有名なグローブライド。

もともとダイワ精工という名前でした。

そのダイワという名前は今でも釣具においては残っています。

その製品の中でもベイトリールは特に特徴的な機能を持っていて、かつ扱いやすいものとなっています。

今回はそのダイワのベイトリールについて特徴などを解説していきたいと思います。



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ダイワのベイトリールの最大の特徴

ダイワ リール 14 タトゥーラ 103XH-TW

ダイワのベイトリールの最も特徴的であろうことがマグネットブレーキです。

これはベイトリールがよく使われるブラックバスフィッシングをはじめ、ソルトルアーにおいても変わりません。

このマグネットブレーキはトラブルが比較的少ないことと、外部ダイヤルで簡単に調整できるのが特徴です。

マグネットブレーキは単にブレーキを効かすだけにしてしまうと飛距離が極端に落ちますが、ダイワのベイトリールはそこに機能を持たせることでその問題を解決しています。

その機能は次に解説していきたいと思います。



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飛び出すスプール側のブレーキシステム

マグネットブレーキは最初からずっとブレーキが効いているのが以前は特徴でした。

しかしこれだとどうしても初速が伸びず飛距離が出ない、またピッチングなどの近距離キャストにおいてはブレーキが効きすぎることによりルアーが上方向にホップしてしまい、結果としてタイトなキャストや静かな着水がしにくいといった感じでした。

ダイワはこれをスプール側のブレーキユニットを回転の初期段階ではよくブレーキが効くように飛び出すようにして、回転が少ないときはブレーキの効きを弱めるといった機能により解決しました。

今ではこれをストレスフリーバーサタイルという名前でスプールの機能としています。

特に最新のものはSVスプールと言われ、そのほとんどがスプール軸が短いです。

短くすることによって製造が難しくなるようですが、スプールを軽量化することができ、慣性力の低下つまりキャストのトラブルレス性能を伸ばしつつ、より多くのルアーウエイトに対応できるようにしています。

ダイワのベイトリールにはさらに飛距離だったり使いやすさを伸ばしてくれる機能がありますので、次にそれを紹介します。

よりラインに抵抗を掛けないレベルワインダー

ベイトリールはスプールからラインが出るとかならずレベルワインダーという穴を通っていきます。

このレベルワインダーという穴に通していないと、スプールにラインが均一に巻かれなくなってしまいます。

この状態だとラインが上手く巻き取れない、また偏ったラインがボディーと干渉して巻けなくなってしまうなどのトラブルが起きます。

それほどレベルワインダーは大事なものなのです。

しかしこのレベルワインダーは決まって丸い穴というのがありました。

この丸い穴はラインの巻き取りにはとてもよいのですが、スプールから出ていこうとするラインにとっては抵抗となっていました。

要はこのレベルワインダーの性能がよくないことでスプールの性能を活かすことができず、飛距離が出なくなっていたのです。

ここにダイワは工夫を加えました。

それがTウィングシステムです。

このレベルワインダーの形は、正面から見るとT字になっています。

キャストのときにはラインの放出されるところにT字の大きく開いた部分が来て、巻き取りのときには細い溝にラインが入って綺麗に巻かれるといったものになります。

実際にこのTウィングシステムが搭載されているベイトリールを使ったことがありますが、思っている以上にスプールの回転がよくなったのを感じました。

特にキャスト距離が伸びにくいもので、その性能を感じられると思います。

今ではダイワのメインにこのTウィングシステムのレベルワインダーはなっています。

ギア比の多さ

ダイワのベイトリールには他にも多くの特徴があります。

その一つがギア比の多さです。

ギア比は釣りのしやすさを決めるものとなりますが、他メーカーはその選択が少ないことが多いです。

その中でも特にギア比5以下のローギアは巻き物好きのバスフィッシングアングラーにとっては嬉しいものです。

ダイワのギア比は低い方からローギア、ハイギア、スーパーハイギア、エクストラスーパーハイギアと呼ばれています。

これらはそれぞれ見た目は同じボディーに入っています。

ですので見分けが付きやすいようにパーツのカラーリングが返られています。

例えばハイギアはゴールドのパーツ、エクストラスーパーハイギアは緑や紫のパーツといった感じです。

ボートフィッシングで多くのタックルを積んでいるときにはすぐに見分けがつけられることと思います。

ボディーについて

ダイワのベイトリールのボディーは素材について知っておく必要があります。

ベイトリールで使われる素材には軽量金属、アルミ、カーボン素材、樹脂素材とあります。

これらをベイトリールでは適材適所、またコストパフォーマンスを上げるために使われます。

基本的には強度重視のものには金属素材、軽量で錆を気にしなくていい釣りではカーボンや樹脂が使われていることが多いです。

それにダイワのベイトリールはロープロファイルといわれて握りやすいのも特徴です。

今ではいろんな釣りごとで握り方を変える人も多くなってきているので、それに合わせたボディー設計がされています。

スタードラグも見ておきたい特徴

ベイトリールのドラグを設定するのがスタードラグの役割ですが、ダイワのベイトリールではこのスタードラグが大きく付けられています。

これによって片手でハンドルを回すといったこともできたりします。

これは特に近距離の釣りでは効果的で、使ってみるとちょっとした巻き取りなどで役立ってくれます。

またハンドルにおいてはクランクハンドルというより回転がボディー側によるような形状を持たせてあります。

ダイワのベイトリールが適しているルアー

最後に今まで解説してきた特徴に合っているルアーを紹介していきたいと思います。

ベイトリールはどのメーカーであってもトータルの性能をルアーごとに当てはめていくとよいです。

それでは下記にそのおすすめルアーの種類を2つですが、紹介しておきます。

空気抵抗の大きなルアー

ダイワのベイトリールはマグネットブレーキによるトラブルの少なさが特徴で、スプール上でラインが浮き上がりにくいのが特徴です。

これは空気抵抗の大きなルアーを使うときにはかなり効果的です。

具体的なものとしては軽いフラットサイドクランクやスピナーベイト、バズベイトや大型のトップウォーターなどがそれに当たります。

超ハイギアが必要なルアー

ダイワのベイトリールはボディーサイズに見合わないくらいのハイギアモデルが存在します。

これはピッチングなどで使うテキサスリグやラバージグといった回収が多くなる釣り方で使われることが多いです。

またウィードエリアなどでリアクション重視のバイブレーションなどで使われることもあります。

ギア自体にパワーが求めれませんが、釣り方によっては非常に扱いやすくなります。

まとめ

ダイワ リール HRF PEスペシャル 7.3L-TW

ダイワのベイトリールはトータルすると、とにかく扱いやすさが特徴となります。

どんどん進化していくので最新モデルを選んだ方が、より釣りが快適で幅を広げられるものと思います。

また最近ではカスタムオーダーもするようになっています。

今後もいろんな機能を出してくれることと思います。

今回の記事を参考にして、ぜひダイワのベイトリールを使ってみてください。







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