ハイプレッシャーレイクをベイトリールで攻略する! そのために必要なルアーとは?

ベイトリール

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バス釣りをしているとどうしても避けられないプレッシャーという言葉。

一人で広大なエリアを釣ることができればよいですが、現実そんな状況はなかなかありません。

しかし、そのハイプレッシャーを攻略できれば、ブラックバスを手にしやすいのも事実です。

今回はそんなハイプレッシャーレイクをベイトリールで攻略する方法とルアーについて解説をしていきたいと思います。



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まずハイプレッシャーレイクとは

ハイプレッシャーレイクという用語について最初に解説しておきます。

ブラックバスは人が多かったり、狙われ続けたりすると警戒心が高くなり、ルアーに無関心になったり、障害物に対してとてもタイトに居付くようになります。

こんな状態のことをハイプレッシャーといい、現在はこのプレッシャーからフィールドが解放されるのは平日くらいで、土日にしか釣りができない人にとってはいつもこんな状況だったりします。

また特にこの傾向は水の澄んでいるクリアレイクで起きることが多く、そういった地域特性がある場所ではより攻略に苦戦することと思います。



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ハイプレッシャーレイクのバスの状態

ハイプレッシャーレイクのバスの状態については、警戒心が高いことを先に述べましたが、具体的に説明していくと、不自然な動きのものは口にしないという傾向がまず出てきます。

次に障害物に入り込んで、ルアーの存在自体を遮断するという行動に出るブラックバスも居ます。

とにかくこうなったブラックバスは、まずアピールの強いものにはバイトしてこないですし、ひどい時はルアーの着水音で逃げていくようなこともあります。

そんな状況を攻略するためには、ルアーを含めたタックルセレクトが求められてきます。

ハイプレッシャーレイク攻略のキー

ハイプレッシャーレイク攻略のキーとして私が挙げるのは、タイトなアプローチ、繊細なアクション、ブラックバスを取り込むために必要な最小のパワーといった感じです。

具体的にはワームをメインとして使い、静かな着水音でベイトリールのキャストコントロール性能を活かして、ロッドのパワーを活かしてファイトからキャッチまでを行うといった方法です。

そしてこれで狙っていくのはハイプレッシャーレイクにおいても比較的警戒心が低いブラックバスが潜んでいるカバーです。

ここではそのカバーを攻略するためのリグを2種類紹介しておきます。

ライトテキサスリグ

テキサスリグはカバー攻略におけるリグとしてよく用いられるものです。

そのテキサスリグのシンカーが軽いものをライトテキサスリグといいます。

ライトテキサスリグのメリットは、ヘッドが小さくすり抜けがよいこと、着水が非常に静かであること、コントロールがしやすく釣りのリズムが取りやすいことが挙げられます。

下記にそのタックル例を解説していきます。

ロッド

ロッドはできるだけロングロッドがラインへの負荷を下げることができます。

ロッドが長いことで、トルクが活かしやすくなり、ブラックバスがカバーでヒットしたときも無理に引っ張らず耐えておくと、ロッドの反発力をはじめとするトルクで引っ張り出してきてくれます。

さらにベイトロッドにはトリガーというグリップ部分の出っ張りが付き物となっていますが、ライトなものではこの形状を工夫してあることがあります。

出っ張りを出来る限りなくしたものをトリガーレスと呼びますが、ライトなタックルであればこの方が使いやすかったりします。

トリガーレスのメリットは持ち手が様々にでき、アクションやファイトがしやすいことです。

少し高価なロッドに採用されていることが多いですが、予算が許すのであれば購入を検討されるとよいと思います。

リール

ライトテキサスリグに合ったベイトリールは、やはり軽いウエイトでもトラブルなく、投げることができるものでしょう。

スプール径が小さく、ブレーキの微調整が効くものがおすすめです。

価格的には2万円を超えるようなものとなってきますが、あまり安価なものだとトラブルが多くなってしまいますので、おすすめしにくいです。

ライン

ライトテキサスリグでハイプレッシャーレイクのカバーを攻略していくには、フロロカーボンラインを使いましょう。

ヘビーカバーではPEラインが使われることもありますが、細い番手だと絡んだり糸噛みを起こしたりしてとにかく使いづらいです。

ですので、フロロカーボンラインを使っていくとよいでしょう。

太さは6ポンドからカバーによっては16ポンドくらいまで使うとよいです。

適したワームの種類

ハイプレッシャーレイクでのライトテキサスリグに合ったワームの種類は、パーツが多いものです。

ハイプレッシャーレイクのブラックバスはあまりパーツが動かないようなワームは見切りやすいです。

例えばですが、ホッグ系ワームでありスカートも付属しているようなものが良いと思います。

こういった形状であれば、少しの水流でもパーツが動きバスへ継続してアピールしてくれます。

これはアクションで無駄にカバーを揺らしたりしないことにもつながってきますので、よりライトテキサスリグでハイプレッシャーレイクのブラックバスを攻略しやすくしてくれるものと思います。

ネコリグ

ハイプレッシャーレイクのカバー攻略で2つめのおすすめがネコリグです。

ネコリグはネイルシンカーというねじ込み式のシンカーをワームのヘッドに刺して、ワームの途中にフックを刺して使うスタイルのリグです。

細かな隙間に入りやすく、ロッド操作に対して水を受けやすくなっているので、小さな力で大きく動いてくれやすいです。

下記にネコリグが使いやすいタックルの目安を挙げておきます。

ロッド

ロッドに関しては、マイクロガイドシステムのものが使いやすいです。

マイクロガイドシステムとは、小さな径のガイドを使ったもので、ラインがロッドに対して沿っているので素直に曲がりやすいメリットがあります。

また、素直に曲がることでより細いラインを使いやすいです。

ロッドテーパーに関しては、ファストテーパーと呼ばれる先調子のものが細かなアクションをさせやすいのでおすすめです。

リール

ネコリグを使いやすいベイトリールはやはり軽量ルアーを投げやすいものとなります。

ネコリグの重量自体が重たくても5グラムから7グラムとなると思いますので、スプール径が大きかったりするとトラブルばかりで釣りになりません。

ベイトフィネス専用のリールと言われているものを選んでみるとよいと思います。

それと軽量ルアーでさらにトラブルを少なくする方法ですが、ラインの巻き量を少なくするといったことですそうすることでスプールの総重量を軽くすることができ、慣性力が小さくなるのでスプールが過回転しにくくなり、結果としてバックラッシュしにくいです。

ラインは30メートルもあれば十分だと思いますので、ぜひやってみてください。

ライン

ラインはライトテキサスリグと同じようにフロロカーボンラインを使いましょう。

太さに関しては6ポンドから8ポンド程度を使っていくとよいでしょう。

先に挙げたようにラインの巻き量は30メートル程度あれば十分です。

適したワームの種類

ネコリグに適しているのは細めのストレートワームです。

少しハリのある素材のものがよりおすすめです。

フック選びもポイントとなりますが、スナッグレスネコリグ用フックや、ガード付フックを使っていくとよいと思います。

まとめ

ハイプレッシャーレイクでブラックバスが釣れると、かなり優越感に浸れることと思います。

それぐらいハイプレッシャーレイクではブラックバスが釣りにくいことは誰もが感じていることではないでしょうか。

今回ベイトリールを使って、ハイプレッシャーレイクのカバーをライトテキサスリグとネコリグで攻略するためのタックルを紹介しました。

ぜひ参考にしてもらえるといいなと思います。







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