リリーパッドベイトリール攻略法! 使ってみたいルアーとテクニックとは?

ベイトリール

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リリーパッドというとヒシモやハスといった水面に浮いている草のことを指します。

これらにはブラックバスが非常につきやすいのが特徴です。

しかし、そのリリーパッドでは必ず力のあるベイトリールを使っていくのが攻略のポイントとなります。

今回はそのリリーパッドをタックルやテクニックといった攻略法について解説していこうと思います。



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リリーパッドにブラックバスが着く要因

リリーパッドは水面に浮く草ですが、その真下にブラックバスは着きやすいです。

理由としては、ひとつはシェードです。

ブラックバスにとってシェードは安心できる場所であり、他の鳥などから自分を守るのに適した場所です。

特に濃いリリーパッドであればあるほど、敵の侵入がないので、そういった場所ほどバスは居やすくなります。

そしてそういった場所を見つけておくと、条件の良い場所はバスが入れ替わりやすいので、一度釣れた場所でも次にいったときに釣れるといったこともあります。



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リリーパッドに生息するベイト

リリーパッドにはブラックバスのエサとなるベイトが非常に多く生息します。

そのため、釣れるブラックバスのコンディションも非常によく、時間帯を問わずにバイトを得やすいです。

小魚ではブルーギルやハヤ、モロコ、タナゴ、フナといったものがいます。

甲殻類ではエビやザリガニが居て、茎に着いているのですが、これをブラックバスは狙っています。

他にもカエルやトンボなどの虫といったものが多く生息しており、そのときに遭遇したエサをブラックバスは食べるようになっています。

攻略のキーワード

リリーパッド攻略のキーワードは、カバーの下に居るブラックバスにどうやってアプローチしていくかです。

具体的にはパンチングというテクニックと、フロッグを使っていくとよいでしょう。

どちらもカバー攻略に特化したものです。

下記にそれぞれ紹介していきますので、参考にしてみてください。

パンチング

リリーパッド攻略で紹介する一つ目のリグは、パンチングです。

パンチングはとても重いテキサスリグを使って行うテクニックとなります。

下記にロッドやリール、ラインといったタックル、テクニックについて解説していきます。

ロッド

パンチングに必要なのはとてもパワーがあるロッドです。

パンチングではヒットしたら、ブラックバスをリリーパッドから引き離さないといけないので、そういったときにパワーが必要となるからです。

ロッドは長ければ長いほど有利となります。

7フィートは最低でも欲しいところでしょう。

そしてできれば、カーボンロッドでありつつ、トルク増幅の為の強化をしてあるものを選んでみてください。

現在ではカーボンテープによる締め上げ製法や、金属を纏わせたロッドなどがありますので、そういったものをセレクトするとよいでしょう。

リール

リールはとにかく太いラインを巻くことができて、壊れない強度のあるベイトリールのを選びましょう。

ラインキャパシティーといってラインを巻ける量ですが、ナイロン20ポンドを100メートルと表記されているようなものがよいです。

実際に使うのはフロロカーボンやPEラインですが、販売上カタログのスペックはナイロンで示されていることが多いので、そのようなことがあることを知っておくとよいでしょう。

ライン

パンチングにはフロロカーボンかPEラインを使いましょう。

使い分けとしては、パンチング初心者にはフロロカーボンの20ポンド、中級者から上級者に向けてはPEラインといったところです。

フロロカーボンもPEラインもリリーパッドのような柔らかいカバーに対しては擦れにくくブラックバスのキャッチ率が高いのが特徴です。

ルアー

パンチングではテキサスリグを使い、かつカバーすり抜け性能の高いワームを使いましょう。

シンカーの重さは最低でも28グラム、そこから56グラムくらいまであるとほとんどのカバーを攻略できます。

パンチングではとにかくリリーパッドの下にルアーを送り込めればバイトの可能性はありますので、着水音はあまり気にせずシンカーの重さは選んで大丈夫です。

ワームはクロー系やチャンク系のものがおすすめです。

パンチングのテクニック

パンチングではとにかくリリーパッドを突き破ることが重要です。

具体的にどうするかというと、リグを上方向に投げてみることです。

上方向に投げることで、重力による加速とラインの引っ掛かりをなくし、リリーパッドを突き破りやすくなります。

これを知っておくと釣果を伸ばすことができますので、ぜひ実践してみてください。

また、アクションについてはリフト&フォールでよいです。

シェイクはリリーパッドを不自然に動かしやすいからです。

フロッグ

リリーパッド攻略に適したものとして紹介する二つ目はフロッグです。

フロッグとはその名の通り、カエルを意味したものですが、時として小魚を演出したりもできます。

カバーを攻略するトップウォーターと考えるとよいと思います。

それではタックルと使い方といったテクニックについて解説を行っていきます。

ロッド

フロッグのロッドに必要なのはパワーとキャスティングのしやすさです。

フロッグはカバー回避能力を高めるためにボディーに沿ってフックがセッティングされていますが、これがフッキングのときには妨げになりやすいといったデメリットも持ち合わせています。

これを上手くフッキングさせるために必要なのがパワーがあるロッドとなります。

また、同じ場所を通していくことも重要なことですので、キャストコントロールが付きやすいロッドを使っていくことも重要です。

リール

フロッグに使うリールはとにかくハイギアのベイトリールです。

ハンドル1回転あたりの巻き量が多いものを選びましょう。

おすすめのギア比は8以上のものです。

これくらいあれば1回転あたり80センチ以上は巻き取りできますので、テンポのよい釣りをしていくことができます。

また、ボディー素材に関しては樹脂製のものはできるだけ避けたほうが、長い目で見たときに強度面で安心できます。

ライン

フロッグで使うラインはPEラインがよいです。

太さは4号から6号くらいまでにしておくとトラブルが少なく、キャッチ率も高められるでしょう。

これより細い号数にしてしまうと、糸噛みが多く、バックラッシュやキャストブレイクといったトラブルが多くなってしまいますので、気を付けてください。

フロッグの種類

リリーパッド攻略では、フロッグはアクションしやすいものを選びましょう。

リリーパッドでブラックバスをバイトさせる場所は、リリーパッドの切れ目です。

リリーパッドの上にフロッグがあってブラックバスがバイトしてきても、なかなかフッキングはできません。

ですので、切れ目に差し掛かってきたときにアクションを開始できるモデルでないとブラックバスに見切られてしまいますので注意しましょう。

テクニック

フロッグを使うときのテクニックは、速めのアクションを心がけることです。

速めにアクションさせることで見切られにくく、ブラックバスのバイトが深くなり、フッキング率を高めることができます。

アクションとしてはドッグウォークとポーズで問題ありません。

まとめ

リリーパッドを攻略できると、他のパラアシやウィードといったカバーも応用で攻略することができるかと思います。

ただ、このようなカバーの攻略にはベイトリールが必須となります。

スピニングタックルでは難しいことを覚えておきましょう。

今回の記事を参考にしてもらえると、より攻略できる知識が上がり、結果としてブラックバスのキャッチ率を上げられると思います。







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