長崎でエギング! その攻略のためのエギングロッドをはじめとするタックルとは?

エギングロッド

メジャークラフト ロッド ファーストキャスト エギングFCS-832EL

九州の西に位置するのが長崎県です。

その長崎県は、九州の中でも特にイカの生息数が多い、エギングが盛んな場所です。

そのため他県からも多くのエギンガーが釣りに訪れます。

長崎県は他の県より、暖流の影響を受けやすいのがその理由でしょう。

今回はそんな長崎県におけるエギングロッドをはじめとするタックルについて解説していきます。



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長崎のエギング

長崎はエギングをする釣り人が全体としては多い傾向にあります。

しかし、よい釣り場が多いため、全体としては多いですが、各ポイントごとに考えていくとそれほどプレッシャーが高いわけではありません。

なので、揃えていくタックルや釣り方は基本を忠実に守っていくことが重要となるでしょう。

釣り場の環境としては、イカのエサとなるベイトや海藻は非常に豊富です。

ベイトとなる小魚は、アジやイワシ、カタクチ、スズメダイなどが居ます。

そのどれもが数が多いため、イカの恰好のエサとなります。

イカの隠れ家や産卵場所となる海藻は、暖流の影響を受けやすく海の透明度が高いため非常に生育がよいです。

一方で夏場になってくると、海藻が茂りすぎてかえって釣りがしにくくなってしまうこともあります。



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長崎で狙えるイカとその傾向

長崎において釣れるイカは以下に挙げる4種類が主となります。

そのほとんどの状況下で、同じタックルを使って釣りをすることができるでしょう。

下記にその種類と傾向を紹介しますので、参考にしてみてください。

アオリイカ

エギンガーがもっとも狙うことが多いターゲットがアオリイカではないでしょうか。

長崎のアオリイカは暖流の影響もあり、数、型ともに狙える傾向があります。

釣れ始める時期としては、寒さが暖かさへと変化していく2月ごろからです。

他の九州の県よりはかなり早く釣れ出す傾向があります。

大きさは4キロ近いものも釣れることがあるようですが、主に春であれば2キロくらいがアベレージといえるでしょう。

特に大潮が絡んだときは、数も釣れます。

9月くらいになると、その年に生まれたイカがエギで狙えるようになるため、秋もよいシーズンとなってくれます。

ヤリイカ

冬が訪れるとともに釣れ出すのが、ヤリイカです。

北西風が吹き始めるころから、2月くらいまでが釣れる時期のようです。

大きさは最大で胴長50センチくらいまで釣れることがあるようですが、アベレージとしては30センチくらいと考えた方がよいでしょう。

主に狙う時間は夜間となりますので、防寒対策をしっかりして行うようにするとよいでしょう。

スルメイカ

ヤリイカとともに同じような条件で釣れるのがスルメイカです。

長崎におけるスルメイカは数が多いのが特徴です。

群れでポイントに入ってくることが多いようで、1匹釣れる場所にはまだ数が居ると思ってよいでしょう。

そういった場所ではカラーやエギのウエイトなどをローテーションして狙っていくとよいと思います。

コウイカ

別名スミイカとも呼ばれ、非常に多くの墨を体内に持っています。

その墨は服などに付くと取れにくいので注意しましょう。

底質が特に砂泥のところに多いようです。

主に甲殻類を捕食している傾向が多いようで、エギもそれに合わせてボトム付近でアクションさせるとよい傾向があります。

長崎の状況に合わせたタックル

長崎におけるエギング用のタックルは、標準的なものが一番良いと思います。

理由としては、プレッシャーがそこまで高くはなく、基本的なアクションができることが最も釣果につながりやすいからです。

しかしながら大型がヒットする可能性もあるため、それを念頭においておくことは必要となります。

下記にそのタックル例を紹介しますので、参考にしてみてください。

エギングロッド

長崎のエギングで使いやすいロッドは、8.3フィートから8.9フィートでミディアムからミディアムヘビークラスのパワーがあるものです。

長崎のエギングでは基本的なジャークとフォーリング、またアタリの取り方がバランスよくできることが重要となります。

長さはその人それぞれの体格に合わせて、アクションがしやすいと思うものを選んでいくとよいでしょう。

硬さにおいてはエギの基本アクションであるダートアクションを出しやすいパワーのあるものを選ぶとよいでしょう。

なので、パワークラスは中間的なものから少し強めのものとなるミディアムからミディアムヘビーのものを選ぶようにしましょう。

また、パワーがあることは大型のイカがヒットしてきたときのアドバンテージともなってくれます。

リール

リールはスピニングリールの2500番から3000番クラスのものを選びましょう。

このくらいの大きさがあればタックル全体の重心が手元によってくるので、結果として疲れにくくなる傾向があります。

これより小さなリールを使って全体自重を軽くするといった方法もありますが、持ち比べてみると手元に感じる重さが全く違ったものになることを感じられると思います。

ライン

ラインはPEラインを使って、エギがしっかりとアクションするようにしましょう。

PEラインは伸びが少ないこと、また浮力がありエギにかかる力が上方向に向くのがその理由です。

できればですが、PEラインにはマーカーがしてあるものがおすすめとなります。

そのほうがアタリやフォールのスピードを確認しやすいからです。

私のおすすめとしては、白、青、緑のいずれかが入っている組み合わせとなります。

リーダー

リーダーはフロロカーボンの3号がおすすめです。

長崎では海藻が非常に多いので、エギがそこに引っかかりやすいです。

そのエギをしっかり引っ張って外すことができるように3号程度のリーダーを使うことをおすすめします。

エギ

長崎におけるエギは3.5号をメインとして揃えるとよいでしょう。

その3.5号の中で通常のフォールスピードのもの、シャロータイプのもの、ディープタイプのものと揃えておくと状況に合わせた使い分けができます。

カラーについては透明度が高いことを念頭に置いたうえで選ぶ必要があります。

私のおすすめは昼間であれば反射の強いシルバーや膨張が強いオレンジやピンク、夜間であればグリーンやブラウンと言ったカラーがおすすめです。

エギング時の必需品

最後に紹介するのは長崎のエギングの必需品です。

これらはイカをキャッチするときに対して準備しておくとよいものとなります。

これらがあれば快適に釣りを進めていくことができるでしょう。

ランディングネット

イカをヒットさせたときにもっとも簡単にキャッチできるツールがランディングネットです。

キャッチするときは、イカの足側からだとキャッチに失敗することが多いので、必ず胴の先端から掬っていくようにしましょう。

そうすることでジェット噴射するイカが自分からネットに入ってきてくれるようになります。

ギャフ

ランディングネットよりも持ち運びに便利なのがギャフです。

ヘッド部分がコンパクトであるため、移動などの邪魔になりにくいです。

注意点としては、ギャフの先端が鋭いのでそれでラインにキズを入れないようにすることです。

イカ締めピック

イカを持ち帰るときに必需品となるのがイカ締めピックです。

もし活かしたそのままでクーラーなどに入れてしまうと、墨を吐いたりして後が大変になります。

イカの目と目の間をピックで付くと上手く締めることができます。

まとめ

長崎でのエギングは、基本を知るための場所としても、釣り人のレベルを上げていくにしてもおすすめの釣り場です。

そのためには、今回紹介したようなエギングロッドをはじめとするタックルを基本に沿って選び、エギを基本に忠実にジャークやフォールで誘っていくことが必要となるでしょう。

今回の記事を参考にして、ぜひ長崎でのエギングに挑戦してみてください。







エギングロッド