お肌の奥までしっかり浸透!美白ケアならビタミンC誘導体入り化粧水がおすすめです
近年、美肌の絶対条件としてあげられるのが「美白」です。
シミやソバカスなどのない、透明感あふれる肌は女性なら誰もが憧れるもの。
美肌に近づくために、美白ケアを行っている方は多いのではないでしょうか。
そんな美白ケアには、ビタミンC誘導体入り化粧水がおすすめです。
ビタミンC誘導体がお肌の内部で有効に働き、シミやソバカスを防いでくれるのです。
ビタミンC誘導体についてと、おすすめ化粧水を見てみたいと思います。
目次
美白とは、透明感あふれる肌のこと!
美容において、「美白」という言葉はあたりまえのように使用されています。
では、美白とはどういうものを意味するのかご存知でしょうか。
美白とは肌色が白くなること、と考えている方がいますが、厳密にはこれは間違い。
人間にはもって生まれた肌の色があり、どんなケアをしてもそれ以上白くなることはありえないからです。
例えば黄味の強い肌色の方は黄味の少ない、いわゆる「ブルーベース」と呼ばれる肌色になろうとしても、不可能なのです。
美白ケアとは肌色を白くするためのケアではなく、「色素沈着を防ぎ、肌に透明感をもたらすためのケア」と考えるのがおすすめです。
お肌のキメが美しく整っていると、お肌に当たる光の量が増え、反射率がアップします。
そのため、肌はレフ版のように輝き、肌トーンがアップしたようになるのです。
これが「肌の透明感アップ」ということです。
肌色を白くすることはできませんが、美白ケアをすることによって、シミやソバカスの少ない、透明感あふれる肌に近づくことが出来るのです。
美白には「美白有効成分」入り化粧水がおすすめ?
スキンケアの基本はまず、化粧水。
肌はタップリの水分を含むとキメが整い、透明感がアップします。
ですから、スキンケアにおいてはまず化粧水でお肌の水分補給をきちんと行うことが大切なのです。
美白ケアにおいては、美白効果のある化粧水には「美白有効成分」というものが配合されているはずです。
これらの有効成分がないと、「美白」効果があると謳うことはできないはず。
必ず確認しましょう。
美白有効成分ってなに?
美白効果があるとされる化粧水や美容液には「美白有効成分配合」と書かれているのを見たことがあるのではないでしょうか。
これは厚生労働省が、なんらかの美白効果が認められると認めた成分が配合されていることを表しています。
美白ブームが始まったとされる1980年頃から認可が始まりましたが、新しい成分の基礎研究から薬事認可の取得まで、およそ10年かかると言われています。
このハードルの高さから、認可を受けたものはあまり多くありません。
現在のところ20種類ほどです。
タイプとしては3つに分けられ、「メラニンができる過程に働きかけるタイプ」、「出来てしまったメラニンを還元するタイプ」、「メラニンを含む古い角質をはがすタイプ」があります。
成分によっては、これら全ての働きを兼ねるものもあり、使用されている美白有効成分を知ることは、美白ケアにおいて重要なポイントと言えるでしょう。
美白ケアには「ビタミンC」が有効!
美白有効成分には様々なものがありますが、中でも美白に効果があると言われるのが「ビタミンC」です。
美白ケアにはシミ・ソバカスを防いだり、出来てしまったものを薄くしたりするなどのケアも含まれます。
ビタミンCはこのシミやソバカスのもととなる「メラニン」を作りにくくしたり、できてしまったメラニンの黒い色を淡色化させたりする「還元効果」があると言われています。
ビタミンCには弱点がある…
美白効果が認められ、シミやソバカスの生成を防いでくれる「ビタミンC」。
是非とも化粧水や美容液でお肌に導入したい成分です。
しかし、このビタミンCには弱点があります。
それは、ビタミンCは水に溶けた状態ではとても不安定であるということ。
壊れやすく、皮膚への吸収も悪いため、ビタミンCを化粧水などに配合しても効果を充分に実感することができないのです。
せっかくの成分ですが、きちんと肌に届かなければ効果はでませんよね。
しかし、「ビタミンCは美白ケアに向かない」のかというとそうではありません。
美白効果自体は有効なのですから、「きちんとお肌に届ける」ことが出来ればいいのです。
そして、そのために開発されたのが「ビタミンC誘導体」なのです。
ビタミンC誘導体なら、有効成分がお肌に浸透する!
美白化粧水には「ビタミンC誘導体」入りのものが多く見られます。
ビタミンC誘導体とは、壊れやすいビタミンCの効果を損なうことなく肌に届けることができるよう、人工的に改良し、安定化させたもの。
皮膚への浸透力が高く、皮膚内に浸透してからビタミンCに変化します。
一口に「ビタミンC誘導体」といっても、「水溶性」、「油溶性」、「水溶性・油溶性両方の性質を持つもの」に分類されます。
化粧水におすすめなのは勿論「水溶性」。
短期間で吸収され、一番即効性が高いと言われています。
「油溶性」はクリームや乳液などに使用されます。
どのタイプの誘導体であっても、肌に作用するのは同じ「ビタミンC」。
ですから、誘導体の性質によってその本質が変わるわけではありません。
おすすめのビタミンC誘導体入り化粧水を見てみよう
壊れやすいビタミンCの有効成分をきちんとお肌に届けてくれる「ビタミンC誘導体」。
特に期待できる効果としては、まず美白効果。
前述の通り、メラニンの生成を抑えてくれます。
さらに皮脂のコントロール効果があります。
これによってニキビの予防や改善、毛穴の詰まりや広がりを防いでくれるのです。
また、アンチエイジングケアにもビタミンC誘導体が有効。
ビタミンC誘導体には抗酸化作用があり、エイジングサインのもととなる「お肌の酸化」を防いでくれるのです。
さらに、お肌のハリと弾力に欠かせない「コラーゲン」の生成を助ける効果もあります。
ですから、美白のためだけではなく、お肌のためにも是非取り入れたい成分が「ビタミンC誘導体」なのです。
おすすめの化粧水を見てみたいと思います。
ケイカクテルVローション
通販型のコスメブランド「ドクターケイ」のビタミンC誘導体入り化粧水です。
12種類ものビタミンをギュッと濃縮しています。
独自の黄金比率により毛穴への浸透率を高め、カクテルビタミン原液ともいえる処方です。
「水溶性」「油溶性」「両溶性」の3種類のビタミンC誘導体を含み、お肌をすべすべにしてくれます。
浸透力が高いので、ブースターとしても使用可能。
美容液レベルのしっとり感を実感することが出来ます。
エンリッチローション
ナリス化粧品のブランド「サイクルプラス」のビタミンC誘導体入り化粧水です。
優れた浸透力を有する「高浸透型ビタミンC誘導体(APPS)」配合。
さらに安定性を高めるため、こちらの化粧水は2剤式になっています。
「高浸透型ビタミンC誘導体(APPS)」を主体とするパウダーと、ローションとに分かれており、使用前に混ぜるのです。
そのため、使用期限が決まっており、1か月以内に使い切る事を推奨されています。
新鮮な状態をキープできるので安心して使用することが出来ます。
ボトル横部分には目盛りもついており、使用量を確認しながら使えます。
「高浸透型ビタミンC誘導体(APPS)」以外にも、「水溶性ビタミンE誘導体」やハトムギから抽出した「ヨクイニンエキス」などが含まれています。
クレンジングからクリームまで揃っているので、ライン使いもおすすめです。
まとめ
美白効果だけではなく、アンチエイジング効果もある「ビタミンC誘導体」。
普段のお手入れに是非取り入れたいところです。
一見万能とも見えるビタミンC誘導体ですが、気をつけたいポイントがあります。
まず、とても紫外線に弱いということ。
ですから、日々の紫外線対策はしっかりと行うことがおすすめです。
さらに、美白効果が高いからといってたくさん使いすぎるのもNGです。
ビタミンC誘導体には皮脂コントロール効果もあるので、お肌の乾燥を招く恐れがあります。
ビタミンC誘導体入り化粧水は適量を守って、正しく使用して下さいね。