ヘアオイルの効果は正しく使ってこそ発揮されます!基本から応用まで
ヘアオイルは髪の毛を美しく保つためにとても役立つアイテムですが、正しい使い方をしないとその効果を享受することができません。
正しく使わないと、べたついたり、てかったり、かえって頭皮を痛めてしまうことすらあります。
それほど難しくないので、ヘアオイルの正しい使い方を知っておきましょう。
また、応用方法を知ることで益々手放せなくなるでしょう。
ヘアオイルは正しく使ってこそ
ヘアオイルは髪を美しく、健康に保つためにとても役立つアイテムですが、正しく使うことがとても大切です。
ヘアオイルは正しく使わなければ、髪は美しくなるどころか、べたついてしまったり、頭皮が炎症をおこしてしまったりすることがあります。
とはいえ、ヘアオイルの使い方は決して難しくはありません。
髪を美しくしたい、もっとお手入れを楽にしたいということを望んでいる人にヘアオイルはとてもおすすめです。
ごく少量で素晴らしい効果を発揮してくれるので、正しい使い方を学び、誰もがうらやむ髪を目指してみましょう。
ヘアオイルを使うタイミングとは
まず、ヘアオイルの使い方をマスターするうえで一番初めに知っておくべきことはヘアオイルを使うタイミングです。
基本はお風呂上り、髪の毛をタオルドライした後です。
タオルドライしたあと、ヘアオイルを髪の毛に馴染ませ、その後にドライヤーで髪を乾かすのが正しい手順です。
応用編として、朝、スタイリングの前に使うこともありますが、とにかく、基本は洗髪後のタオルドライとドライヤーの間です。
なぜ、タオルドライとドライヤーの前かというと、洗髪後の濡れた髪はとても無防備な状態です。
お風呂上りの肌はとても乾燥しやすいので、タオルで軽く水分を取った後に化粧水で水分補給をし、乳液で蓋をするのと同じことです。
洗髪後の無防備で傷みやすい髪にヘアオイルをなじませてコーティングすることで、ドライヤーで傷んだり、乾燥し過ぎたりすることを防ぐことができるのです。
ヘアオイルの適量は?
肌につける化粧水や乳液は多少つけすぎても丁寧に肌になじませればそれほど問題がありません。
しかし、ヘアオイルのつけすぎはよくありません。
髪がベタベタしたり、テカテカしたり、頭皮の毛穴がふさがれてしまって炎症を起こしたり、におってしまったりすることがあります。
目安となる量はショートヘアーの場合は1滴から2滴、セミロングヘアーは2滴から3滴、ロングヘアーは3滴から4滴ほどです。
手でヘアオイルをなじませる
手の平に適量のヘアオイルをとったあと、そのまますぐに髪の毛に馴染ませるのは間違いです。
まずは手の平にヘアオイルを出したら両手を重ね合わせます。
そのまま軽く手を擦り、両手の指の間までヘアオイルをなじませます。
このように手の平にヘアオイルとしっかりと広げることで、髪にヘアオイルが均等に広がりやすくなり、ムラやべたつきなどを防ぐことができます。
髪への馴染ませ方
手の平にしっかりとヘアオイルを広げたら、いよいよヘアオイルを髪に馴染ませます。
最初は毛先から買い物内側を中心に
一番最初は毛先を手に取ります。
髪の内側にもみ込むようにしてヘアオイルをなじませます。
この時のポイントはヘアオイルを髪の毛の表面や外側に付けるのではなく、髪の毛の内側に馴染ませるようにイメージすることです。
次に毛先から上へ馴染ませる
ヘアオイルを毛先に馴染ませたら、その次に髪の中心部に向けてヘアオイルをつけています。
このときに内側からヘアオイルを付けるように意識しましょう。
揉みこむようにすると上手にヘアオイルが馴染んでいきます。
一番先後に髪の表面
内側にヘアオイルがなじんだら、最後に頭を撫でるようにして、髪の表面にもヘアオイルをなじませていきます。
乾燥が気になるならば頭皮にも
もし、頭皮の感想が気になっているのであれば、頭皮にも極少量のヘアオイルを軽くつけるようにすると良いでしょう。
頭皮にヘアオイルを付けることで頭皮の乾燥をふせぐことができます。
しかし、このとき、くれぐれも頭皮にヘアオイルをつけすぎないように気を付けましょう。
ヘアオイルと頭皮につけすぎてしまうと、数日間にわたって頭皮がべたついてしまうことがあります。
応用として、乾いた髪にもおすすめです
ヘアオイルの基本的な使い方は濡れた髪です。
しかし、ヘアオイルは乾いた髪にも使うことができます。
ヘアオイルを使う量は濡れた髪のときの半分くらいが目安です。
もし、つけすぎてしまい、べたついてしまったけれど、すぐにシャンプーやシャワーなどで洗い流せない時は脂取り紙で優しく髪を包むと余分なオイルを吸い取ってくれます。
しかし、やり過ぎると髪が乾燥してしまうので注意しましょう。
スタイリングの前に
朝、スタイリングをする前にヘアオイルを使うのもおすすめです。
特に、髪が固くて扱いにくい時や髪が広がってしまってまとまりにくいときにヘアオイルを使うと髪の毛が抜群に扱いやすくなります。
少量のヘアオイルを髪の毛に馴染ませることで、髪の毛がしっとりとしてまとまりやすくなります。
スタイリングがとても楽になります。
パーマをかけた時
髪の毛にパーマをかけると髪の毛はとくに乾燥しがちになります。
このようなとき、髪の毛にヘアオイルと馴染ませてからヘアワックスを付けると、髪の毛の仕上がりの質感が軽やかになったり、艶も出やすくなったりします。
なかなか纏まらないからと言って、ワックスを大量につけるとどうしても重くなってしまいがちですが、ヘアオイルを使うことで、ワックスの量が少量でもまとまりやすくなり、しかも軽やかな仕上がりにすることになります。
とにかく髪の毛の乾燥が気になる時
髪が痛んでいたり、冷房や暖房、紫外線などで髪の毛の乾燥が気になったりする時には、こまめにヘアオイルを髪の毛に付けるのがおすすめです。
トイレの後の手洗いや化粧直しのついでに行うと良いでしょう。
髪の毛が乾燥してしまうと、パサついてしまい、広がってしまいます。
さらに、髪の毛の乾燥がすすむと絡まりやすくなり、枝毛や切れ毛が発生しやすくなってしまいます。
こまめにヘアオイルを髪につけ、潤いを保つことで、艶のある美しい髪の毛を手に入れることができます。
ズボラさんにおすすめの応用
ヘアオイルに一々髪に馴染ませるのが面倒だというズボラさんにおすすめのヘアオイルの使い方を紹介します。
また、家計に優しくヘアオイルと使いたいという人におすすめの方法です。
それは普段使っているトリートメント剤やコンディショナーなどにヘアオイルを1滴から2滴ほど混ぜこむという方法です。
このようにヘアオイルを混ぜると、いつも使っているトリートメント剤やコンディショナーの保湿力が一気にアップします。
安くて保湿力がいまいちというトリートメント剤やコンディショナーもほんの少しヘアオイルを加えて混ぜるだけで質がぐんと良くなります。
安かったから買ってみたけれど、なんだか失敗してしまったというときにもぜひ試して欲しい方法です。
まとめ
ヘアオイルは正しく使うことでその効果を発揮させることができます。
基本的な使い方は洗髪後、タオルドライをした後です。
ヘアオイルで髪の毛をコーティングすることで、ドライヤーからうけるダメージから守ることができるのです。
しかし、濡れた髪だけでなく、乾いた髪にも使うことができます。
しかし、くれぐれもつけすぎには気を付けましょう。