髪と頭皮の両方をまとめてケア!ヘアオイルに最適な馬油の効果と使い方
スキンケアやボディケアに大活躍すると、どんどん人気を高めているのが馬油です。
保湿力の高い馬油は色んな部位に使えるのが魅力で、何とヘアオイルとしてヘアケアにも効果的です。
口に入れても安心なくらい体に優しいですから、敏感肌の方でも安心です。
べたつかず浸透力の高い馬油の効果と、ヘアケアに使う時のポイントを紹介しましょう。
馬油とは
馬油とは、文字通り馬の皮下脂肪から取った油のことです。
人間の皮脂と構造がとてもよくにていますから、肌なじみがよくべたつかないであらゆるい部位のケアに使えます。
昔から民間薬として親しまれてきて、切り傷や火傷、あかぎれやしもやけなどのケアに使われてきました。
良質な脂肪酸がたっぷり含まれていますから、保湿力に優れていて顔や体、髪の毛などの保湿に役立ってくれます。
馬油の主な効果
顔からボディ、髪の毛とどこにでも使えて万能なのが馬油のメリットです。
具体的にどんな効果があるのかを知っておきましょう。
高い保湿力で乾燥対策に
脂肪酸やビタミンなどを含んでいて、すぐに浸透してくれます。
馬セラミドが豊富で肌を保護するパワーに優れていますから、肌表面から水分が逃げ出すのを守ってしっとり保ってくれます。
外部から何か侵入しようとするのを阻んでくれて、健康な肌の状態を保ちやすくなります。
乾燥対策には最適で、顔やボディなどあらゆる部位の乾燥を防いでくれます。
殺菌と抗菌効果で健康な肌を保つ
殺菌と抗菌効果に優れていますから、肌トラブルの防止に役立ってくれます。
肌荒れやニキビなどが起こりにくくなりますし、回復を助けて健やかな肌を保ちやすくなります。
季節の変わり目や花粉症時期などの肌荒れ防止にも効果的ですし、アトピーのかゆみや肌荒れ防止にもなります。
頭皮ケアにも適していて、フケやかゆみなどの頭皮トラブルを防止してくれます。
血行促進効果で代謝がアップ
血行促進効果がありますから、馬油を塗った部位の代謝を高めてくれます。
肌のターンオーバーが早くなりますから、ニキビやシミ、しわなど様々な悩みを改善しやすくなります。
ボディの色素沈着の排出を促してくれて、黒ずみなどを薄くする効果にも期待できます。
頭皮の血行がよくなってくれて、ツヤのある健やかな髪が育ちやすく、抜け毛防止や白髪予防効果もあります。
冷え性や肩こりなど血行不良による体の不調にも効いてくれて、血行促進効果で不調が緩和されます。
ヘアケアに最適な馬油の使い方
馬油は少量でも乾燥をしっかり防止してくれて、しっとりつやのある髪をキープしてくれます。
具体的に日々のヘアケアに使える方法を紹介しましょう。
アウトバストリートメントとして髪になじませる
ヘアオイルとして最適な馬油は、髪の保湿や補修、つや出しなど幅広く役立ってくれます。
アウトバストリートメント代わりに使えて、髪がまとまりやすくしっとりしてくれます。
使い方は簡単で、少量の馬油を手のひらに広げてあげて、毛先を中心にもみ込むだけです。
ドライヤーを当てる前や、朝のスタイリングでアイロンを当てる前に使うのがベストなタイミングです。
ドライヤーなどの熱から髪を保護してくれて、ぱさつきや乾燥が起きにくく広がりにくい髪になれます。
頭皮美容液代わりにマッサージする
かゆみやフケ、頭皮の乾燥が気になるなら、馬油で頭皮マッサージをやりましょう。
少量の馬油を頭皮になじませながらマッサージしてあげると、すぐにぽかぽかしてきます。
硬くなった頭皮が柔らかくなり、血行促進作用で毛根などに栄養を運びやすくなります。
抜け毛や薄毛ケアにも役立ちますし、健康で元気な髪へと変わってきます。
どうしてもべたつきが気になるようなら、お風呂でシャンプー前に行うのがおすすめです。
ヘアパックでつやを取り戻す
たまには髪にもたっぷりと栄養を与えるためにも、馬油でヘアパックしてみましょう。
たっぷりめに馬油を取り出し、毛先を中心にたっぷりと馬油をなじませていきます。
この時、髪同士がこすれ合わないように注意しましょう。
髪表面のキューティクルがはがれてしまって、髪のコーティング力が弱くなってしまいます。
ラップやヘアキャップをかぶって10分から15分ほど置き、後はシャンプーして洗い流すだけでサラサラのつや髪になれてしまいます。
本格的頭皮マッサージでスカルプケア
お風呂でのスカルプケアに馬油は最適です。
たっぷりと手のひらに馬油を伸ばしてあげて、頭皮全体にマッサージしながらぬ込んであげます。
指先でこするのではなく、指の腹で優しくもむような感じでマッサージしたり、手のひらやこぶしなどを上手に使いましょう。
毛穴に詰まった不要な汚れまでしっかり浮いてくれて、頭皮の血行もよくなってくれます。
ラップやヘアキャップで髪を保護して10分くらい置き、後はいつも通りシャンプーなどを行うだけです。
抜け毛や薄毛、ハリコシのない髪が元気になってきて、頭皮もすっきりして爽快になれます。
シャンプーに馬油を加える
いつも使っているシャンプーに馬油を少量加えて、そのままシャンプーしてみましょう。
髪がしっとりと保湿されて手触りがなめらかになり、ぱさつきを抑えてくれます。
切れ毛や枝毛などの髪のダメージの進行を遅らせてくれて、まとまりやすいしっとりした髪になってくれます。
潤いやつや感もアップしますし、日々のヘアケアとして取り入れやすいです。
ヘアオイルとして使えるおすすめ馬油
馬油も色んなメーカーから販売されていますが、ヘアオイル代わりに使いやすいタイプを紹介しましょう。
ソンバーユ 液状特製
馬油として一番人気のソンバーユシリーズのオイルタイプです。
オイルの上澄みの比重の軽い部分のみを丹念に抽出していて、べたつきが少なくサラっとしているのが特徴です。
夏の暑い時期でもべたつかずに使えるほどの軽さで、全身ケアに余す所なく使えてしまいます。
何にでも混ぜやすく、まさにヘアオイルとして最適です。
ほんの1滴でも髪がしっとりなめらかになってくれて、自然なつやが出てくれます。
スキンケアにも使いやすいですから、1つ持っておくと役立ちます。
ショウキリュウ 若馬の油
馬油の中でも高品質で、全体の20%が若葉のこうねというたてがみ部分の油が使われています。
精製されていないピュアな馬油で、栄養分がたっぷりと残っていますから保湿などの効果も抜群です。
防腐剤や殺菌剤すら使われいませんから、とても体に優しくデリケートな肌質の方でも安心です。
全身どこにでも使えますし、もちろんヘアケアにもおすすめです。
北海道精製純馬油 ピュアホワイト
100%馬油のみで香料すらも使われておらず、未精製の安全安心なタイプです。
赤ちゃんの肌でも使えるほどの優しい馬油で、全身どこにでも使える万能タイプです。
無香料ですが馬油特有の動物臭がしませんし、薬剤などは一切加えられていませんから体に優しいです。
純度の高い馬油ですからスキンケアにも安心ですし、日中の紫外線でオイルが酸化したり油焼けする心配もありません。
シンプルケアで肌や髪、頭皮の状態を整えていけます。
まとめ
髪や頭皮の色んな悩みを抱えていて、全部をまとめて改善したいなら馬油がおすすめです。
髪のダメージケアから頭皮ケアまで幅広く使えますし、ヘアオイルとしての効果にも期待できます。
基本的な使い方に慣れていけば、自分なりのオリジナルな使い方を生み出せるのもポイントです。
年代や髪質、肌質を問わずに使えて安全ですし、コスパに優れていますから乾燥する冬場には特に役立ってくれます。