人気のナチュラルヘアオイル4つの特徴とおすすめの使い方まとめ!気をつけたいチェックポイントも?
ヘアオイルとしてだけでなく、スキンケアなどにも使えるナチュラルオイルを使いこなせたら、女子力がかなり高い感じがしませんか?
万能で、女子力もアップした感じになって、もちろんヘアオイルとしても優秀なナチュラルオイルのうち、特に口コミなどで人気の高い4つをピックアップ。
それぞれの特徴や、ヘアオイルとしての使用感、おすすめの使い方、そして気になるチェックポイントまで、まとめてみました!
ナチュラルヘアオイルその1オリーブオイル
オリーブオイルは、古くから食用、美容に使われてきた植物オイル。
オリーブの果実を搾って作ります。
ふつう、果実から油を得るためには加熱加工が必要となりますが、オリーブオイルは非加熱で採集できるのが特徴です。
注目はオレイン酸
注目は、オレイン酸を非常に多く含んでいる点。
オレイン酸は、人間の皮脂にも存在する成分で、肌のうるといをキープしてくれる働きをします。
また、酸化しにくい性質もあります。
このオレイン酸が多く含まれているため、オリーブオイルは、髪や頭皮の保湿を助け、ツヤのある健やかな状態にしてくれます。
髪や頭皮の乾燥が気になる人におすすめです。
クレンジング機能も
さらに、オリーブオイルでスキンケアをする場合、クレンジングに使う人もいるでしょう。
オリーブオイルには、余分な汚れは落としつつ必要な皮脂は残してくれるので、肌の持つ自然なバリア機能を失わずにクレンジングできる優れ物。
オリーブオイルで頭皮クレンジングをすれば、すっきりさせつつ乾燥を防いでくれます。
頭皮の状態が気になる時に、おすすめのヘアオイルです。
こんな使い方がおすすめ
オリーブオイルは、頭皮マッサージ&ヘアパックに使うのが特におすすめです。
方法は、まずオリーブオイルで頭皮をよくマッサージをします。
それから、髪全体にオリーブオイルを行き渡らせます。
オリーブオイルがなじんだ髪を、蒸しタオルでくるんで15分~30分、そのままに。
最後にシャワーで洗い流します。
オリーブオイルの頭皮マッサージは、白髪が気になる人におすすめです。
チェックポイントは?
食用のオリーブオイルでもヘアオイルとして使って問題ありませんが、臭いが気になることもあるかもしれません。
そんな時は、アロマオイルをプラスしてみましょう。
また、オリーブオイルでのケアは、継続するのがコツです。
ナチュラルヘアオイルその2カメリアオイル
カメリアとは椿のこと。
つまり、日本で昔から髪油として親しまれてきた、椿油がカメリアオイルです。
椿の種子から採集できる油で、油にはうっすらと黄色い色がついています。
さわるとサラサラしているのが特徴です。
日本人の黒髪におすすめ
カメリアオイルの主成分はオレイン酸。
しっかりと髪と頭皮を保湿し、うるおいをあたえてくれます。
頭皮に栄養を与え、髪の表面を保護してくれるため、太くて丈夫な髪になり、平安時代から特に美しい黒髪のお手入れに愛用されてきたナチュラルヘアオイルなのです。
殺菌成分・サポニン
また、カメリアオイルには殺菌成分であるサポニンが含まれています。
そのため、ノミやシラミなどの発生を防いでくれるのです。
ペットを飼っていて、もしかしたらと心配でしたら、カメリアオイルでのケアがおすすめです。
スキンケアにも?
このように、日本では古来よりヘアオイルとして知られてきたカメリアオイルですが、皮脂に近い成分・オレイン酸が主成分なため、スキンケアにも使えます。
サポニンの働きにより、ニキビにも効果があるそうです。
ヘアオイルとして使って、手に余ったカメリアオイルはそのままハンドケアにどうぞ。
こんな使い方がおすすめ
カメリアオイルは、髪をドライヤーの熱から守り、パサパサを防いでくれます。
ドライヤー前に、カメリアオイルを手のひらにとり、髪全体になじませます。
こうすることで、熱に負けないツヤツヤの髪をキープできます。
チェックポイントは?
カメリアオイルにはいくつかの表記があります。
「ツバキ油」、「椿油」、「つばき油」などがそれです。
ちょっと迷ってしまいますよね。
これは、純ツバキ油100%のものは「ツバキ油」と表記、混物がされていたりやさざんか等が使われているものは「椿油」もしくは「つばき油」と表記することになっています。
ナチュラルヘアオイルその3あんず油
あんず油は、杏の種子の中の「仁」と呼ばれる部分から採れるオイルです。
さらっとして、べたつきが少ない感触です。
薬用に使用される際には「きょうにん」と呼ばれる「杏仁」ですが、杏仁豆腐などでおなじみの「あんにん」でもあります。
そのため、お菓子のような甘い香りがほのかにするのも特徴。
浸透作用、保湿効果が優れ、紫外線や乾燥から髪を守ってくれます。
リノール酸が多め
オレイン酸が多く含まれているあんず油ですが、同じくオレイン酸を多く含むカメリアオイルとの違いは、リノール酸の多さ。
リノール酸が多く含まれているため、あんず油はよりさっぱりとした使用感になっています。
他にも、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンEが含まれています。
香りや重さが気になる人におすすめ
ナチュラルヘアオイルを使う時に気になるという声が多いのが、オイル特有の香りと、重さ。
あんず油は、フルーティーな甘い香りがするので、香料の入っていない純度100%のものでも気にせず使えます。
また、ナチュラルヘアオイルの中でもかなり髪になじみやすいあっさりとしたテクスチャですので、オイルの重さや、べたつきやすい髪質の人におすすめのナチュラルヘアオイルです。
こんな使い方がおすすめ
さらっとした感触で、べたつきの少ないあんず油。
スタイリングや、髪のつや出しなどに使うのがおすすめ。
重さが気にならず、まとまりのある仕上がりになります。
寝癖直しにつかうのもおすすめです。
チェックポイントは?
実は、あんず油は高価なナチュラルヘアオイルであるスイートアーモンドオイルの使用感によく似ています。
スイートアーモンドオイルかわりにあんず油を使うのもおすすめ。
ナチュラルヘアオイルその4柚子シードオイル
いわゆるゆず油のこと。
柚子の種子を搾って作ります。
ヘアオイルとして以外に、アロマトリートメントのキャリアオイル、スキンケアにも使われています。
柚子の爽やかな香りのナチュラルオイルです。
オレイン酸とリノール酸
柚子シードオイルは、その60%がオレイン酸とリノール酸。
そのため、高い保湿力を持ち、うるおいのあるツヤ髪を作ってくれます。
トリートメント、オイルパック、頭皮マッサージに使えるほか、スタイリングに使用すればフレッシュな柚子の香りの仕上がりになります。
注目の成分・ヘスペリジン
柚子の皮に含まれているヘスペリジンという成分は、血行促進に効果があるのだそう。
このヘスペリジンが、柚子シード中のリモノイドにも含まれていることがわかりました。
このことから、柚子シードオイルの頭皮の血行促進効果により、育毛や美しい髪を育てる頭皮作りが期待できます。
こんな使い方がおすすめ
血行促進効果のある柚子シードオイルは、頭皮マッサージに使うのがおすすめ。
シャンプー前に、頭皮に柚子シードオイルをなじませてマッサージ。
5分ほどおいて、シャンプーします。
チェックポイントは?
柚子の種子1kgからわずか100mgしか採集できないという、柚子シードオイル。
希少性の高いオイルなので、他の物がブレンドされた製品もあります。
まとめ
4つのナチュラルヘアオイルについてまとめてみました。
自然の力を味方につけてキレイになれるナチュラルなヘアオイルは、使い心地の優しさもポイント。
優しい使い心地なのに、保湿ケアや紫外線ケア、スタイリングに育毛まで、ナチュラルヘアオイルをおすすめしたくなる効果がいっぱい。
それぞれのナチュラルオイルの特徴を知って、上手にヘアオイルとして取り入れていけたら良いですね。