十分な保湿がポイント!ニキビ跡が気になる時の美容液の選び方
大人の肌でも過剰な皮脂の分泌によってニキビができることがあります。
ニキビは早めのケアが大切ですが、炎症を起こしてニキビ跡になってしまった場合、肌を十分に保湿して肌機能をサポートすることが大切です。
ここでは、ニキビ跡に保湿が必要な理由について見ていきながら、ニキビ跡が気になる時の美容液の選び方をご紹介したいと思います。
大人ニキビの原因って何?
肌が乾燥して保湿不足であることが原因
肌が乾燥してニキビができるなんて不思議に思ってしまう方もいることでしょう。
ニキビは過剰な皮脂が分泌されることで、余分な皮脂が毛穴に詰まることで生じるものですが。
肌が乾燥すると皮膚が外部の刺激にとても弱い状態となるため、外部の刺激から肌を守ろうとする機能が不足している水分を補おうとして過剰に皮脂を分泌することがあります。
この時分泌された皮脂が毛穴に詰まることでニキビができてしまうのです。
ストレスで皮脂の分泌が活発になることが原因
仕事で忙しい日々を過ごしている女性はストレスを抱えていることが多いものです。
ストレスを感じている状態が長く続くとその状態から身体を守ろうとする働きが生じるため、体内から男性ホルモンが分泌されやすくなります。
男性ホルモンは皮脂の分泌を活発にする性質を持っていることから、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まってニキビができやすくなります。
ニキビの原因になりやすい化粧品の使用が原因
ニキビは皮脂が毛穴に詰まることで生じますが、化粧品の中に含まれている油性成分が毛穴に詰まることでも生じることがあるのです。
毎日使用している化粧下地やファンデーションの中にニキビの原因となる油性成分が含まれていると、長時間メイクをすることで毛穴に詰まりやすくなることがあります。
ニキビをつくらないためには、ニキビの原因となる油性成分を含まないノンコメドジェニック化粧品を選ぶことをおすすめします。
洗顔不足で毛穴が詰まることが原因
ニキビの最も重要な予防対策方法は丁寧に洗顔することです。
しっかりとメイクをした日は、クレンジングの後に丁寧な洗顔をすることで、余分な皮脂やメイク汚れが毛穴に詰まるのを防ぐ対策をとることができるでしょう。
洗顔料も毛穴の奥の汚れに優しく働きかけて、肌に必要な潤いを残しながらも余分な汚れだけをしっかり洗い流せるものを選ぶことが大切です。
ニキビ跡に保湿が必要な理由とは?
皮膚のバリア機能のサポートに必要
ニキビ跡はニキビが炎症を起こした後、皮膚がダメージを受けたことで色素沈着を起こしている状態です。
ニキビ跡が気になる時は皮膚を外部の刺激から守ることが大切ですが、皮膚の角質層にはバリア機能が備わっていて、外部の刺激からいつも肌を守ってくれているのです。
しかし、角質層が水分不足の状態だとバリア機能が低下してしまうので、毎日の中で肌を十分に保湿することが大切なのです。
ターンオーバー機能のサポートに必要
肌には肌周期と言う一定のリズムに沿って古い肌細胞と新しい肌細胞が少しずつ入れ替わっている状態です。
この働き担っているのがターンオーバー機能というもので、十分にその働きをサポートするためには肌の水分と油分のバランスが取れていることが大切なのです。
ニキビ跡が気になる時は肌を十分に保湿して、色素沈着している部分が皮膚表面に押し上げられて垢と共に外に排出されやすくすることが大切です。
余分な角質が肌に滞るのを防ぐために必要
肌が乾燥することや加齢によってターンオーバー機能が低下すると、肌の最も表面に位置する角質層に古い角質が溜まり角質層が厚くなることがあります。
すると、どんなに保湿をしても肝心な潤い成分が角質層に届きにくくなり、肌がますます乾燥してしまうことがあります。
乾燥が酷くなる前に日頃から十分に保湿して肌のコンディションを整えることで、余分な角質が肌に滞るのを防ぐ対策をとることができます。
ニキビ跡が気になる時の美容液の選び方
保湿成分がバランス良く配合された美容液を選ぶ
ニキビ跡が気になる時は肌を十分に保湿することが大切なので、美容液を使ったケアをしたい時には保湿成分がバランス良く配合されたもの選ぶと良いでしょう。
保湿成分にはヒアルロン酸・コラーゲン・セラミドなどがありますが、これらの成分を含む美容液がおすすめです。
肌に十分な潤いを与えることで肌のターンオーバー機能をサポートすることができるので、ニキビ跡に働きかけることができるでしょう。
美白ケアに役立つ成分配合の美容液を選ぶ
ニキビ跡が気になる時は肌がダメージを受けてできた色素沈着に働きかけることが大切です。
美白ケアに役立つ成分の中にはビタミンC誘導体などがありますが、ビタミンC誘導体に期待できる働きには、メラニンを還元する働きや新陳代謝をサポートする働きなどが挙げられます。
ニキビ跡に効率良く働きかける成分なので、毎日のスキンケアにビタミンC誘導体を含む美容液をプラスすると良いでしょう。
血行に働きかける美容液を選ぶ
美容液の中には血行に働きかける特徴を持つものがあります。
代表的なものが炭酸成分配合のもので、炭酸が持つ特徴を利用することで美容液に含まれている成分が肌の血行に働きかけやすくなります。
血液は肌に補った成分を隅々まで届ける大切な働きを持っているので、血行に働きかけながら効率良くニキビ跡のお手入れをすることができるでしょう。
スキンケアを継続しやすい価格の美容液を選ぶ
ニキビ跡はダメージの深さによっては、ケアをじっくり取り組まなければならない場合があります。
いくら高い効果が期待できる美容液であっても、高価で適量を使うのがもったいなく感じてしまうものは適切なケアをすることができません。
また、美容液でのケアはコツコツ継続することが大切なので、できるだけスキンケアを続けやすい価格の美容液を選ぶことをおすすめします。
ニキビ跡が気になる時の美容液の使い方
お風呂上りに美容液のケアをする
お風呂上りは肌が清潔で血行が促されている状態なので美容液でのお手入れに最も適しています。
ニキビ跡に効率良く働きかける美容液を準備したら、まず、お風呂上りに肌の余分な水分を優しく拭き取って、化粧水→美容液→クリームの順番にお手入れすると良いでしょう。
肌の保湿が促されて肌環境を整えることができます。
美顔器で血行をサポートした後に美容液を使う
美顔器をお持ちの方であれば、お風呂上りでなくても肌の血行をサポートした後で美容液でのケアをすることができます。
洗顔後に美顔器を使用して肌を整えた後、化粧水→美容液→クリームの順番にお手入れすると効率良くニキビ跡に働きかけることができます。
いつものスキンケアの働きを高める美容液を使う
美容液の中には、いつも使用している化粧水やクリームの働きをサポートしてくれるものがあります。
このような働きを持つ美容液のことを土台美容液と言って、化粧水の前によく肌に馴染ませるように使います。
その後にいつものスキンケアをすると、それぞれの化粧品が持つ特徴をより高める働きが期待できるのでニキビ跡のケアに役立つでしょう。
まとめ
ニキビ跡ができてしまったら、まずは、ニキビの予防対策をとりながらニキビ跡に効率良くアプローチするためのスキンケアを継続することが大切です。
保湿効果が期待できる美容液をプラスすることで、いつものスキンケアの働きをサポートしながらニキビ跡が気になる肌に働きかけることができます。
自分の肌に最適な美容液でのケアで、肌環境を整えながら理想的な素肌を目指しましょう。