長くて濃い自分のまつ毛を育てられる! まつげ育毛剤ルミガンとは何か?
まつ毛を濃く長くする「ルミガン」という薬があるのをご存知ですか?
アメリカのセレブたちの間で評判になったまつ毛専用の育毛剤です。
元々のまつ毛を育てるやり方なので、つけまつ毛やエクステとは違う、ナチュラルで長くて濃い自分自身のまつ毛が手に入ります。
まつ毛美容の強い味方、ルミガンについての情報をお知らせします。
ルミガンとはどんな育毛剤?
ルミガンはまつ毛の付け根につけると、まつ毛が濃く長くなり量も増えるというまつ毛専用の育毛剤です。
ルミガンは多くの人がまつ毛育毛剤として利用していますが、元々は緑内障の治療薬として開発されたものです。
緑内障のために点眼するとまつ毛が濃くなるという副作用があったため、まつ毛育毛剤として使われるようになりました。
アメリカの「アラガン社」が製造したもので、アラガン社は「ボトックス」を製造した会社としてよく知られています。
ルミガンは日本の厚生労働省に当たるFDA(アメリカ食品医薬品局)で緑内障治療薬としても、まつ毛の育毛剤としても認可を受けています。
ルミガンは医薬品なのでドラッグストアなどで買うことはできません。
医師に処方してもらうか、個人輸入で手に入れることになります。
ルミガンのまつげ育毛のメカニズム
ルミガンには「ビマトプロテスト」という成分が含まれています。
ビマトプロテストはまつ毛の毛包に作用して、毛包内にある「プロスタミドaF2」を刺激します。
それによってまつ毛の成長期を長くして、毛根の細胞分裂を活発化して、メラニン生成を促して、まつ毛を長くして量を増やして色も濃くします。
医薬品の育毛剤ルミガンがまつ毛美容液より優れている点は、まつ毛を長く太くするだけでなく本数も増やすことができるという点です。
まつ毛美容液はまつ毛を長く太くすることはできても、本数を増やす効果はあまり期待できません。
ルミガンの使い方と注意点
ルミガンは一日一回の使用で効果が表れます。
ルミガンを使用する際にはまず洗顔して、特に目の周りのメイクは必ず落としておきましょう。
コンタクトレンズをしていたら外しておきましょう。
専用のブラシか綿棒にルミガンを一滴落として、上まぶただけアイラインを引くようにまつ毛の根元につけます。
はみ出した液はティッシュなどで拭き取りましょう。
以上が使い方ですが、いくつか注意することがあります。
まずはみ出した液は必ずふき取って、まつ毛以外の皮膚にはつけないようにしましょう。
薬液が目に入ったら、水で洗い流しましょう。
緑内障の治療のためには点眼しますが、まつ毛育毛のためには点眼してはいけません。
下まつ毛の使用は控えましょう。
副作用が出たら使用を中止しましょう。
妊娠中の方は使用しないようにしましょう。
ルミガンの効果
アメリカの調査によると、約80%の人に育毛効果が表れたそうです。
まつ毛の長さが25%、密度が106%、色の濃さが18%アップしました。
どれぐらいの期間で効果が出るかは個人差がありますが、早くて1か月、普通は3か月から4か月くらいくらい継続して使用すると効果が上がります。
またルミガンは傷んだまつ毛を生き返らせて元気にする効果もあります。
ルミガンがおすすめできるのは、まつ毛を長くするだけではなく本数を増やして濃くしたい人、ビューラーやマスカラで傷んだまつ毛を回復させたい人、つけまつ毛でなく自分の天然のまつ毛で勝負したい人、エクステが面倒な人などです。
ルミガンの副作用
ルミガンは医薬品なので確実な効果が実証されている一方、副作用もあります。
まず目の周りに色素沈着が起こって黒ずんでしまうことがあります。
もしそうなったら、しばらく使用をやめればまた元に戻ります。
中にはアイラインやアイシャドウのようで、かえって印象深い目元になって良いとポジティブにとらえる人もいます。
肌に合わない人はまぶたの腫れや痒みを起こすことがあります。
まれに目の充血、痒み、ドライアイなどを起こすことがあります。
元々目の治療用に作られた薬なので、それほど目に影響はないはずですが、もし目に違和感を感じたら使用をやめましょう。
副作用と言えるかどうかはわかりませんが、ルミガンを使用することで一重まぶたが二重まぶたになることがあります。
原因はよくわかっていませんが、ルミガンは元々緑内障の治療薬で眼圧を下げる効果があるので、そのためにまぶたがくぼんで二重になるのではないかと言われています。
もし二重まぶたにしたい人がこのような効果を上げられたらラッキーと言えますが、ルミガンはまつ毛の育毛剤で二重まぶたを作る薬ではないので、そうした目的の使い方は避けた方が良いでしょう。
副作用はすべての人に出るわけではなくその薬との相性によりますが、もし何かの症状が出たら使用を中止しましょう。
ルミガンの購入方法
ルミガンは医師の処方が必要な医薬品なので、コンビニエンスストアやドラッグストアでは手に入りません。
手に入れるには医療機関へ行って医師に処方してもらうか、個人輸入する方法になります。
医師に処方してもらう場合は、普通の病院や皮膚科に行ってもルミガンを処方するところはあまりありません。
美容系のクリニックの一部で処方しているので、まずネットで探して、連絡を取って確認するのが良いでしょう。
ただしクリニックで処方してもらうと、診療代プラス薬代がかかります。
保険はきかないので自己負担になり、コストは高くつきます。
より安く手に入れるためには個人輸入となります。
個人輸入と言っても、輸入代行の会社を通して購入すれば、普通の通販とあまり変わりません。
ネットで検索擦すれば、いくつかルミガンを扱っている輸入代行会社のサイトが出てきます。
医薬品を外国から個人輸入する場合は医師を通さないので、副作用については自己責任となります。
ルミガンのジェネリック
ルミガンを手に入れる方法として、お金をかけても安心感を求めたい方には美容系クリニックで医師に処方してもらう方法、とにかく安く上げたい人には個人輸入をおすすめします。
さらに安上がりにしたい人には、ルミガンのジェネリック製品を個人輸入する方法があります。
ジェネリックというのは、ある製品が開発された後数年間の特許期間を経て、特許が切れてから他社が発売する同等の成分の製品です。
ジェネリックは大抵オリジナルの正規品に比べると値段が安いです。
ルミガンのジェネリックは「ケアプロスト」「ビマトアイドロップス」などがありますが、有名なのは「ケアプロスト」です。
インド製のジェネリックですが成分はルミガンと同じです。
個人輸入の際の注意点
医薬品の個人輸入はネットで検索して取り扱っている代行業者を見つければ、普通の通販のように簡単にできます。
しかしリスクもあることを忘れないでください。
医薬品の輸入代行業者は、良く調べて信頼がおけるところを選びましょう。
ネット上には良く知られた輸入代行業者を装った偽サイトがあるので、引っかからないように気を付けましょう。
代金を受け取るだけで品物を送らなかったり、偽物を送る詐欺のケースも起きています。
また医薬品の副作用についてはすべて自己責任です。
外国の医薬品で健康被害が起きても国は保障や援助をせず、輸入代行業者も責任を負いません。
こうしたリスクをすべて理解した上で製品を輸入して使用してください。
まとめ
ルミガンはまつ毛を濃く長くするために手軽に使えるまつ毛専用育毛剤です。
元々は緑内障の治療薬としてアメリカで開発されたものでした。
とても便利で魅力的な育毛剤ですが、副作用もあるので気を付けましょう。
医薬品なのでドラッグストアなどでは買えませんが、美容系クリニックで処方してもらうか、輸入代行業者を通して個人輸入で購入する方法があります。