分離したCCクリームは危険？やっぱり使っちゃまずいの？
CCクリームに限らず使用している化粧品が分離することってありますよね？
特にチューブタイプの容器に入っている化粧品に多いそうですが、実はそれ使用期限が過ぎているという合図なのです。
分離や何らかの変化が見られるということは劣化しているという証拠。
勿体ないからといって分離したCCクリームをそのまま使い続けるのは危険ですよ！
分離したCCクリームは捨てなきゃダメ？
分離したCCクリームはもう使えません。
分離しているということは、本来混ざり合っているはずの油分と他の化粧成分が離れてしまっているということ。
つまり安定した品質を維持できていない訳です。
分離＝腐敗している、ともとれるので古い物なら迷わず捨てたほうが安全ですよ。
流石に腐っているCCクリームを顔に塗ることはできませんよね。
また、分離の他にも臭いや変色・テクスチャーの変化が見らえる場合は劣化している証拠です。
勿体なくても捨てるようにしましょう。
ただし、あらかじめ分離している物、使用前に振って混ぜ合わせてから使うタイプの商品なら特に問題はありません。
いつまで安全に使えるの？
CCクリームの使用期限
開封前なら製造日から3年程度が使用期限内です。
物によっては製造日が記載されていないCCクリームもありますが、その場合は3年以上安定した品質を維持できるため、あえて載せていないということ。
これは法律で認められているので問題ありません。
未開封の場合は3ヶ月~6ヶ月程度です。
開封すると空気に触れることでCCクリームが酸化し、品質が落ちてしまうので使用期限がぐっと短くなります。
この数字は化粧下地やファンデーション共通の期限ですが、水分がベースになっている化粧品の方が細菌の発生率が高いためより短くなるので注意してください。
開封したCCクリームはできるだけ早く使い切ることをおすすめします。
新品のCCクリームでも分離することがある！
CCクリームが分離してしまう原因は保管場所の温度変化にもあります。
お店に並べているCCクリームは閉店後、温度管理もされずに置きっぱなしになるので未開封でもすでに分離しているなんてことがある訳です。
万が一、買ったばかりのCCクリームが分離していた場合はレシートを持って交換か返品をお願いしましょう。
できれば当日が望ましいですね。
開封・未開封問わずにCCクリームを安全に保管したいなら、温度変化の少ない冷暗所がベストです。
直射日光が当たると分離が起きやすくなりますし、湿気や水分が多い場所では菌が繁殖する危険があるので避けておきましょう。
CCクリームを長持ちさせるポイント
蓋はしっかり閉める
蓋が緩いと隙間から空気が入ってしまうため細菌が繁殖し、CCクリームが痛みやすくなります。
1度手に取ったCCクリームを容器に戻さない
手に付いた細菌が容器の中に一緒に入ってしまうので決して中には戻さないこと。
厚塗りになるとメイクの仕上がりが悪くなりますから勿体なくても捨てちゃいましょう。
手ではなくヘラやスパチュラに取る
勿論、洗浄済みの綺麗な道具を使ってください。
手に直接取って使う場合も必ず石鹸を使って洗ってからにすること。
手は色んな物や場所に触れるので細菌が付着しやすいパーツです。
そのまま肌に触れるのは危険ですからお化粧前の手洗いを習慣化しておきましょう。
まとめ
CCクリームが分離している場合は迷わず捨ててください。
その方が確実に安全ですよ。
万が一古い物や粗悪なCCクリームを使ってしまうと、ニキビやかぶれ・痒みなどの肌荒れが起こる可能性があります。
そうなったら元も子もありませんよね？
分離しているということは腐っているということ！
そんなCCクリームを顔に塗るなんて持ってのほかです。
捨てたところで勿体ないなんてことは決してありませんよ！