液状でも油断できない？乾燥肌にリキッドファンデーションはこう使う！

パウダーが液体に溶かしてあるリキッドファンデーションは、乾燥肌の人にもぴったりだと評判です。

しかし、手軽に保湿できているようで、何も考えずにただ塗るだけならパウダーファンデーションの方が乾燥しにくいことをご存知ですか？

ここでは、リキッドタイプの落とし穴と、肌が乾燥しにくい化粧品の使い方を紹介しましょう。

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むしろ水分を奪われていた！間違いだらけのスキンケア

乾燥肌の人はエアコンや外気など、季節を問わず肌トラブルに悩まされがちです。

肌が乾燥していると、メイクが上手く乗らなかったり、ファンデーションが粉を吹いたようになったりと化粧にも影響が出てしまいます。

日中に乾燥するなら化粧水をミストすればいいかと思うかもしれませんが、これも逆効果です。

化粧水が蒸発する際に顔の表面の水分をいっしょに持っていってしまうため、かえって顔が突っ張ってしまいます。

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リキッドファンデーションを使うと、何となく肌が潤うような気がしてしまうのですが、皮膚の表面に水分が乗っている状態で、肌に吸収されていくわけではありません。

時間が経てば、顔の水分といっしょに蒸発していくため、むしろ乾燥具合はパウダーファンデーションよりもひどいともいえます。

また、リキッドタイプやクリームファンデーションは、ファンデの粉と液体を一体化させ、腐敗を防止するための添加物が多く含まれているので肌に刺激を与えます。

肌と密着するぶん負担も大きく、かえって乾燥させてしまう恐れがあります。

乾燥しやすいイメージのパウダーファンデーションですが、スキンケアやベースメイクがしっかりできていればほとんど問題ありません。

パウダーが肌に密着するというより乗っかっている状態なので、刺激も少ないといえます。

そうはいっても、「やっぱり突っ張るが苦手」「毛穴やシミをカバーしたい」という方も多いでしょう。

同じリキッドファンデーションでも、含まれている成分に注意すれば、肌への負担を減らせると同時に保湿力をアップさせることもできます。

水性よりも油性のもので、ヒアルロン酸セラミドといった保湿成分が含まれているものがベターです。

また、界面活性剤などの添加物ができるだけ少ないものを選びましょう。

保湿というと、化粧水や美容液など顔に塗るものを連想しがちですが、顔を洗うところからスキンケアは始まっています。

夜はメイクと汚れをしっかり落していても、朝はなるべく突っ張らないようにぬるま湯だけで済ませてしまう方も多いのではないでしょうか。

寝ている間に分泌された汗や皮脂は酸化しており、肌に負担をかけるだけでなく、化粧ノリが悪くなって後で乾燥する原因となります。

顔を洗った直後は突っ張る感じがあっても、後々乾燥しにくいようにするなら洗顔料を使って汚れを落すのが一番です。

化粧水や乳液、クリーム、化粧下地は続けて一気に塗るのではなく1つずつ、しっかりと肌に浸透させてから次のステップに進みましょう。

塗った後に手の平で軽く押さえて、肌に馴染ませるようにします。

保湿成分がたっぷり含まれた美容液を使うのもおすすめです。

パウダーよりもリキッドファンデーションの方が何となく乾燥肌にもいいような気がしがちですが、必ずしも向いているとは限りません。

リキッドタイプを使いたい場合は、美容成分や添加物をチェックして、肌への刺激が少ないものを選ぶことが特に大切です。

洗顔や保湿など、スキンケアに力を入れてから使用すれば、時間が経っても乾燥を防ぐことができます。