なんか髪がベタついてる?ヘアオイルをサラサラに使いこなす方法
髪に保湿と艶めきを与えてくれるヘアオイルはヘアケアの万能アイテムでもあります。
ただし使い方にちょっとコツがいるのがヘアオイル。
コツを知らずに髪につけるとベタベタ、ギトギトの髪の毛になってしまう可能性があります。
この記事ではヘアオイルをうまく使いこなす方法とコツをご紹介していきます。
乾燥が気になる季節、髪の毛をサラサラに保っていきましょう!
自分の髪質を確かめよう
自分の髪質を気にしたことはあるでしょうか?
髪の毛の太さや細さ、髪の毛の質(かたい、やわらかい)、頭皮の状態など髪の毛をじっくり観察したことがある人はきっと少ないと思います。
しかしヘアオイルを使う上で自分の髪質を知っておくことはとても重要なのです。
例えばヘアオイルの商品裏のパッケージに書かれている使用量の目安と自分の髪の使用量が異なる場合があります。
人よりも髪の毛が多い、少ない、髪の毛が太い、細いなど自分の髪の毛の質に合わせて量を調節することが大切です。
また頭皮に脂が出やすい、髪の毛に汗をかきやすい人も要注意が必要です。
「髪の毛の普通がよく分からない」という人もいますよね。
人の髪の毛を見比べたこともないしあまりじっくり見る機会も普段はありません。
自分の髪質がよく分からないという人は、いま通っている美容院の美容師さんに相談したり家族や友だちに聞いてみたりしてもいいかもしれません。
1番良い方法は美容師さんに聞く方法なのですが、恥ずかしいから聞けない人や、そもそも美容院に行っていない人も多いと思います。
その時は家族や友だちから客観的な意見を聞いてみましょう。
自分では気づけなかった髪の質にきっと気づけるはずですよ。
ヘアオイルの賢い選び方
まずベタつかないヘアオイルにするためには商品の選び方が大切です。
商品によってしっとり系やさっぱり系など髪の仕上がり感が表記されているのを知っていますか?
時には髪質に応じて髪の毛が太い人用や髪の毛が細い人用など丁寧に記載されていることもあります。
いま自分が買おうとしている、持っているヘアオイルはどの髪質に合わせられた商品でしょうか?
特に海外製品の場合英語で書いてあるので分からない人も多いと思います。
代表的な例でいうと有名なヘアオイルブランドのケラスターゼのパッケージは全て英語で書かれていますよね。
しかし大概のケラスターゼ商品は髪質に合わせて種類分けがされていることをご存知でしたか?
そしてケラスターゼは欧米中心に展開されているブランドです。
日本よりも乾燥が激しい地域なのでよりしっとりと髪の毛が仕上がるようになっています。
つまり湿気の多い日本で、もともと欧米人よりも髪質がしっとりしている日本人が使うとべっとりとなってしまう可能性があります。
ケラスターゼの商品の種類や詳細は公式ページにきちんと日本語で書かれているので先に説明を読んでから購入を決めるようにしましょう。
ヘアオイルを選ぶ時ついつい起用モデルやパッケージ、口コミで選んでしまうこともあるかもしれません。
しかし人によって住んでいる地域もライフスタイルも髪質もさまざま。
自分の好きなインフルエンサーやモデルが使っているからといって自分の髪に合うということでもないのです。
髪質に合わせてヘアオイルを選んでみよう
例えばあなたが髪の毛が太く、乾燥がとても激しく、癖っ毛ならばケラスターゼのような海外製品のヘアオイルがおすすめです。
日本のヘアオイルよりもしっとりと仕上がり、癖っ毛の抑制に優れていることが多いからです。
一方、髪の毛が細く、もともとまとまりはあるけれども保湿ケアをしたいという方にはラサーナのような日本で生まれたヘアオイルがおすすめです。
過度にコーティングしたりするわけではなく適度にしっとり感を与え髪の毛のボリュームが下がってしまうことも極力防ぐことができます。
ヘアオイルを買える場所はココ
ヘアオイルってどこで買うべきものなのか迷いますよね。
初めてヘアオイルを買う人におすすめの場所はやはり行きつけの美容院です。
自分の髪質を熟知している美容師さんに選んでもらうことが1番間違いのない方法でもあります。
しかし美容院で販売しているヘアオイルって高いものばかりですよね。
良い美容師さんが多いことも限らずたまに高値の商品を売りつけてくる美容師さんもいるかもしれません。
1番おすすめの方法ではあるのですが自分の予算や美容院の雰囲気、美容師さんの性格などと合わせて考えてみてもいいかもしれません。
ちなみに先ほどご紹介したケラスターゼは美容院で取り扱っていることもあるので美容師さんにぜひ聞いてみてください。
美容院にそもそも通っていない、自分で足を運んで買いたいという人もいると思います。
自分で直接商品を確かめて買いたいという人にはプラザのようなバラエティショップやマツモトキヨシのようなドラッグストアがおすすめです。
松本清などのドラッグストアに比べて、プラザのようなバラエティショップの方がテスターが多く置いてある場合があります。
実際に自分の髪の毛に使って確かめたいという人は足を運んでみましょう。
ヘアオイルは毎日髪の毛につけるもの。
つまり自分の鼻の近くや周りの人の顔に近い場所で香るものでもあります。
オフィスや学校であまり迷惑にならない香りを選びたい人や自分自身が匂いに敏感という人は必ず匂いを確かめておきましょう。
ヘアオイルをつけるタイミング
ヘアオイルをベタつけずにつけるならお風呂上がりの髪の毛につけるタイミングが1番おすすめです。
軽くタオルドライした髪の毛の毛先につけるようにしましょう。
この時頭皮につけてしまうとベタつく原因になります。
頭皮は自然に脂が出る場所でもあるので毛先を中心につけていきましょう。
ヘアオイルにはドライヤーの熱を利用して髪の毛の修復を促す機能を持つものもあります。
ヘアオイルをスタイリングに取り入れよう
日中の髪の毛のパサつきを抑えたい人はスタイリングの最後につけるようにしましょう。
例えば髪の毛をコテで巻いた時は巻き髪スプレーをして髪の毛を巻いて軽くワックスやスプレーをした後に軽くヘアオイルをつけていきます。
この時できればワックスではなくスプレーがおすすめ。
ワックスはよりべたつきやすい原因になるからです。
スプレーやミストの方がより軽い仕上がりになります。
髪の毛をコテなどでは巻かずにワックスやジェルでスタイリングを仕上げる人はヘアオイルをスタイリング剤に混ぜて使ってみましょう。
普段使うワックスやジェルにヘアオイルを少量馴染ませると自然にツヤも出てヘアケアもできるようになります。
髪の毛が短い人は頭皮に近い場所につけすぎないように注意してつけましょう。
サラサラに仕上がるヘアオイルの裏技
どうしても少量でつけていてもベタベタしてしまう、髪の毛がテカってしまうという人におすすめなヘアオイルのつけ方があります。
普段どういう風にヘアオイルをつけていますか?
容器から手に出してそのまま髪の毛につけていませんか。
ヘアオイルは広げて馴染ませてスーッと使う
ここでの裏技は「手に馴染ませて」ヘアオイルを使う方法です。
スキンケアの乳液や美容液は掌に広げて馴染ませて顔に使いますよね。
その方法でヘアオイルも使ってみると均一にオイルが広がって髪の毛にヘアオイルをつけすぎてベタベタしてしまうリスクを抑えてくれます。
もう1つのつけ方の裏技は髪の毛にスーッと手櫛で馴染ませるようにつけていくこと。
毛先だけにべちゃっとつけるのではなく、手のひらで広げてから毛先の髪の毛に手櫛を通すようにスーッとつけていきましょう。
一部に多くのオイルがつきすぎるのを防いでくれるのでバランスよく適度にオイルをつけることができます。
まとめ
絶対にヘアオイルは夏場には使えない。
そんな確信を持っている人もいるかもしれません。
しかしヘアオイルは季節を問わず髪の毛をツヤツヤに見せてくれる便利アイテムなのです。
ポイントは選び方とつけ方だけ。
それさえ間違えなければ髪の毛にまるで美容院の後のような質感を与えてくれます。
避けがちだったヘアオイルを早速使ってみませんか。