髪の毛にトラブルが、でも育毛ってどこから手を付ければいいの？
ストレス社会の昨今、女性だからと言って育毛が不必要な時代とは言えなくなりました。
女性の薄毛抜け毛も、悲しいことに珍しくなくなった時代です。
でも放っておいたら、女性の大きな魅力である綺麗な髪の危機です。
豊かな髪を取り戻すためにも、原因も探ってそれに対応した育毛に気を使った生活してみませんか？
女性だからこそ、育毛はこまめにしておきましょう。
まずは原因を探ってみましょう
抜け毛や薄毛には必ず、原因があるはずです。
まずは原因を探ることから育毛は始まりますので、髪の毛が痩せ始めたり抜け毛が増えた時期など、振り返ってチェックしてみてください。
その時期に何か特別なことがあれば、それが原因ですし、目立ったことも別になかったとしたら生活習慣や体質の変化によって、髪の毛に影響が出たと思っていいでしょう。
ちょっと考えただけでも、多くの原因が上げられます。
疲れやストレスが原因の場合
疲れやストレスは身体のバランスを崩してしまいますし、末端部である毛根は大きく影響を受けてしまいます。
女性の場合、仕事や家事育児など多くの「やらなくてはいけないこと」を抱えてしまいます。
そしてそれが発散できなかった場合、身体自体の不調を招いてしまうのです。
風邪をひきやすくなったり、何もしないのに身体のあちこちが痛くなったりしたら、疲れやストレスが原因とみていいでしょう。
そして身体や精神の疲れは、毛根の疲れにも繋がっていくのです。
まずは身体と心を休めることが肝心ですので、1日での半日でも完全に日常から離れることの出来る場を作ってみましょう。
休養からの育毛は、実は大変に有効な手段なのです。
更年期障害などのホルモンバランスの崩れが原因の場合
明らかに更年期の辺りから、髪の毛に異常が出始めた。
これもよくある、女性には特有の髪の毛のトラブルの原因です。
ホルモンバランスの崩れは、そのまま身体自体の崩れに繋がります。
今までよく流れていた血流や気が、バランスの崩れによって滞ってしまうわけです。
髪の毛の毛根もまた、この血流の影響を大きく受けています。
血流が悪くなると毛根も、段々と弱って行ってしまうわけです。
このような、身体やホルモンのバランスが原因の場合、育毛剤などにアレルギーを起こす場合がありますので、まずは婦人科を受診してみましょう。
ホルモン治療で改善されることもありますし、育毛剤などに入っている成分で、使っていいものと使わないほうが無難な物も指摘してもらえます。
ホルモンのバランスを取り戻すことで、育毛にもつながりますので、原因がこれらしいと思い当たった場合は婦人科の受診が、まずはおすすめです。
シャンプーやカラーリングなどヘアケア製品が原因の場合
髪や頭皮は、大変に繊細なものです。
特に女性の場合、髪の毛は男性よりも細くしなやかに出来ています。
その分何かのきっかけで、傷んでしまうこともあるのです。
ずっと使っていたシャンプーでもカラーリング剤でも、身体の調子などの変化で合わなくなってしまうこともあります。
またこれは育毛の原点でもありますがつい、シャンプーやリンスの使用後にしっかりと洗い流さなかった、などで毛根を傷めてしまったと言う事も無いとは言えません。
時間が無いからなどと、パッチテストも無くしでカラーリング剤を使用したり、朝シャンプーして慌てて流してシャンプーの成分が頭皮に残ったまま、などの一見小さな原因でも重なれば大きな結果を招くこともあります。
別に更年期でも無いし、それほど疲れてもいないと言った場合、このヘアケアでの髪や毛根の傷みを疑ってみるのも良いかもしれません。
育毛はまず、しっかりとした毛根の手入れから始めるのが、いずれの場合でも最大で最小の必要行動と言えるでしょう。
生活習慣が原因の場合
夜寝るのは2時3時が当たり前、休みの日には昼過ぎまでベッドから離れられない。
こんな生活を続けているのが原因の、髪の毛のトラブルは非常に多くまたポピュラーでもあります。
一般に髪の毛の生成がなされるのは、夜の10時くらいからだと言われています。
この時間帯に睡眠に入っていることが、育毛には大変に役立つわけですが、若い女性で仕事を持っている方やいたり、育児をしている方にはいささか難しい解決法ではあります。
ベッドに入るのは中々難しい場合でも、頭を空っぽにするようなリラックスタイムをせめて設けると、育育毛の手助けになります。
お気に入りのアロマを使用すればそれだけでも、リラックス効果もあるはずです。
髪の毛を育てるのと一緒に、心も開放できる時間を作ってあげましょう。
食事が原因の場合
食べ物が良くないので髪の質も悪くなった、と言う事はまずありません。
とは言え前述の生活習慣の様に、夜中に食事をしたり暴飲暴食をしたりすれば、身体にもいい影響を与えられるはずもありません。
身体の不調はそのまま、髪の毛の不調でもあると再度確認してください。
では髪の毛に良い、育毛に役立つ食べ物と言うのは何があるでしょう。
昔から海藻類が髪に良いと言われてきたのには、勿論理由があります。
豊富なミネラルを含む海藻類は、育毛には欠かせない栄養分です。
勿論バランスよく食べることが一番効果的ですが、どうしても夜遅くなって食事と言うような人の場合、同じたんぱく質でも動物性の物より植物性の物を摂ったほうが、消化の問題からしてもより良い結果を得られます。
そして血流、毛根に栄養を運ぶ血流をサラサラにするためにおすすめなのが、ネギ科の食べ物です。
ニンニクや玉ねぎなど、血栓を分解して血流を良くしてくれるような成分が入っています。
毛根への血管は細いので、サラサラ血は育毛に必須だと言う事になります。
原因による育毛法もわかったけど他に方法は？
育毛シャンプーや育毛剤を使用しての育毛は、勿論有効です。
特に、育毛剤を使用しているんだからきっと髪の毛も戻るはず、と言う確信は気持ちを楽にしてくれて、その分ストレスを減らしてくれます。
髪の毛が痩せてきた、抜け毛が増えたと言う事にとらわれて、気にしすぎることがまたストレスになってしまうことも多いのです。
自分に合った育毛を始めたら、これをやっているのだから大丈夫と言う気持ちを、しっかりと持つことが育毛への早道ともなります。
一番怖いのはこれらの繰り返し、ストレスや疲れで髪の毛が痛む、痛んだ髪の毛を見て何とかしなければと悩む、悩みがストレスになる、そのストレスでなお身体の調子も悪くなる。
そんな負のスパイラルに陥ってしまうことが、一番の育毛の妨げになってしまいます。
自信をもって育毛する、これが一番の育毛法でしょう。
ちょっと気をつけておきたい髪の毛にトラブルが起きた時の最初の対処
これは女性にとっていささか勇気の必要なことかもしれませんが、髪の毛にトラブルが発生したら1回ショートカットにしてみましょう。
長くてきれいな髪をカットするのは、本当に勇気の必要なことです。
しかし髪の毛に栄養が行かなくなっている状態では、特に長い髪の先端は荒れる一方です。
加えて弱ってしまった毛根では、長い髪の重さに耐えられなくなってしまったりもします。
一旦ショートカットにして、少しでも毛根の負担を和らげて上げることが、育毛初期の手当てとしておすすめしたいことでもあるのです。
まとめ
髪は女性の命とも言われています。
その髪の毛にトラブルが起きたら、勿論育毛して元の輝きを取り戻したいと思うのが当然です。
ただ、個人個人で身体も髪の毛も毛根も、完全に同じ人と言うのはいないのです。
髪の毛のトラブルは一緒でも、解決法になる育毛の方法はひとそれぞれです。
ご自分に合った育毛法、原因から調べて見つけてくださいね。