様々な肌トラブルに効果あり!ホホバオイルのおすすめの使い方
ホホバオイルは乾燥肌や、敏感肌など様々な肌質の人が安心して使用できる美容液として注目を集めています。
安心して使用でき、色々な使い方ができるので、肌トラブルに悩まされている人にはとてもおすすめのオイルです。
万能オイルともいえるホホバオイルの効果にはどのようなものがあり、どのような使い方ができるのでしょうか?
おすすめの使い方と使用時の注意点も併せて紹介します。
ホホバオイルってどんなオイル?
ホホバオイルの原料となるホホバはアメリカのカリフォルニア州やアリゾナ州から北メキシコを原産とする多年生低木です。
樹齢は200年にもなると言われ、暑さや乾燥などにとても強い植物です。
そのホホバを圧縮して作られたオイルは、科学的にとても安定性の高いオイルで、腐敗や酸化をしにくい性質があります。
人工心臓の潤滑油として医療現場でも使用されているほど、その安定性はかなり高いです。
安定性の高さから、防腐剤を使用する必要がなく、どのような肌質の人にもおすすめの安全なオイルとなっています。
ホホバオイルはなぜ肌にいいの?
ホホバオイルには天然のワックスエステルが豊富に含まれています。
ワックスエステルとは肌を作る肌成分のことで、人の肌の角質層にも20~30%含まれています。
ワックスエステルは肌への異物の侵入を防ぎ、体内からの水分や電解質が出ていくのを防ぐ働きがあります。
これが減少すると、肌のバリア機能が低下して肌トラブルを招くことになります。
これをホホバオイルで肌に補充することで、肌の乾燥を防ぎ、肌に潤いとハリを与えることができます。
ホホバオイルは、抗酸化作用のあるビタミンなどの栄養成分も含んでいるので、肌の酸化を防ぐ働きもあります。
ビタミンは肌の代謝を促して、血行を良くするので、シミやくすみの対策にも効果的です。
また、アトピーにいいと言われている不飽和脂肪酸を多く含んでいるので、アトピーの改善も期待できます。
かゆみや炎症を引き起こす5つのバクテリアが、ホホバオイルの中では生きることができないことも研究によりわかっています。
ホホバオイルは、炎症やかゆみを抑える効果もあり、様々な肌トラブルに対応できます。
ホホバオイルのおすすめの使い方!
肌の保湿剤として使用する
ホホバオイルはその保湿力の高さから、保湿剤として使用することはとてもおすすめです。
ワックスエステルを豊富に含んでいるため、浸透力がとてもいいので肌への馴染みもよく、肌にハリや弾力を与えます。
皮膚をやわらかくする効果もあるので、肌を角質化するのを防いで、ニキビやシミ対策などに効果があります。
妊娠線の予防や、唇のケアにもおすすめです。
頭皮ケアやマッサージに使用する
頭皮のトラブルに悩まされている場合は、入浴時などにホホバオイルでやさしく頭皮をマッサージしてみましょう。
頭皮をホホバオイルでマッサージすることで、頭皮をやわらかくして血行を促進し、抜け毛やフケ、かゆみを防止する働きがあります。
ホホバオイルが、余分な毛穴の汚れを取り除き、皮脂分泌のコントロールをしてバランスをよくしてくれます。
また、べたつきが少ないオイルなので、頭皮の保湿にもおすすめです。
ホホバオイルの保湿効果で、ドライヤーの熱などのダメージを軽減してくれるので、髪の毛のダメージケアにも効果的です。
さらに痛んだ髪をコーティングし、潤いと栄養を与えてくれます。
クレンジングとして使用する
ホホバオイルは毛穴に詰まった汚れを浮かせて取り除くこともできるので、お化粧などのクレンジングにもおすすめです。
余分な皮脂を浮かせて落とすので、毛穴の黒ずみ対策としても有効です。
余分な皮脂を放置しておくと雑菌が繁殖し、ニキビや吹き出物などの肌トラブルを招きます。
ホホバオイルでクレンジングすることで、ニキビケアをすることもできます。
クレンジングとして使用する場合は、肌をゴシゴシこすらないようにしましょう。
たっぷりのホホバオイルで、やさしくマッサージをするようにして肌になじませて、汚れをゆっくり浮かせます。
クレンジングをした後は、ガーゼやコットンでやさしく拭き取るか、しっかり泡立てた洗顔料で洗い流しましょう。
ホットタオルや入浴時に毛穴を開かせてから使用すると、より毛穴の汚れを取り除くのに効果的です。
日焼け後のケアに使用する
ホホバオイルは日焼けをしてダメージを受けた肌への水分や栄養の補給におすすめです。
日焼けはやけどに近いので、その炎症や痛みなどを抑える効果もあります。
肌への浸透力がとてもいいので、水分が失われた肌へ素早く浸透し、栄養を与えてくれます。
抗酸化作用のあるビタミンなどの働きで、新陳代謝を促して血行を良くすることで、メラニンの生成と排出のバランスを保ち、シミやそばかすなどができにくくなります。
日焼けをした後の肌へ、たっぷりのホホバオイルをやさしくなじませましょう。
赤ちゃんのスキンケア
ホホバオイルは天然の成分で、防腐剤や添加物が配合されていないので、赤ちゃんの肌にも安心して使用できます。
炎症やかゆみを防ぐ効果があるので、おむつかぶれの時にもおすすめです。
赤ちゃんは皮脂の分泌が盛んなので、ホホバオイルで皮脂のバランスを整えることもできます。
ベビーマッサージは赤ちゃんの精神衛生上よいとされているので、ベビーマッサージのオイルとして使用するのもいいでしょう。
その場合はオイルを手でよく温めてから、赤ちゃんの身体をやさしくマッサージしてあげましょう。
ホホバオイルを使用する際の注意点
成分をよく確認
ホホバオイルの中には添加物が配合されているものもあります。
値段の安いホホバオイルには添加物が混ざっている可能性が高いので、よくその配合成分を確認して使用しましょう。
また、熱処理された精製品のホホバオイルは、使用しても思ったような効果が出ないことがあります。
効果を期待するのであれば、非精製品の100%オーガニックの物を選びましょう。
いいオイルはさらっとした使い心地で、べたつくことがありません。
保管方法に気を付ける
ホホバオイルは酸化しにくいので常温で保管することが可能です。
しかし10℃以下になると固まってしまうので、冬場は注意しましょう。
固まった場合は、ゆるめのお湯で湯せんして溶かしてから使用しましょう。
酸化はしにくいですが、直射日光や高温になる場所での保管はやめましょう。
また、長期保存が可能ですが、1度開封したものは1年以内には使い切りましょう。
肌が弱い人はパッチテストを行う
無添加で肌にやさしいホホバオイルですが、副作用がゼロとは言い切れません。
肌が弱い人は、使用する前にパッチテストを行いましょう。
目立たない正常な肌の部位にオイルを1滴ほど垂らします。
24時間経過観察を行い、湿疹などの異常が現れなければ、安心して使用することができます。
使用する際は適度な量を守る
効果を期待して、ホホバオイルを大量に使用することは避けましょう。
使用する際は、記載されている適量を守って使用します。
ホホバオイルを大量に使用すると、肌本来が持つ免疫力や機能の低下を招く可能性があります。
肌トラブルの改善には効果が期待できますが、正常な肌へ過剰な量を使用することはやめましょう。
まとめ
ホホバオイルは様々な効果が期待できる、まさに万能オイルと言えますね。
このような様々な効果を期待したい場合は、使用するホホバオイルの精製方法や配合されている成分をよく確認する事が大事です。
使用する前にパッチテストを行うことで、より安心して使用することができます。
ホホバオイルで気になる肌トラブルを改善してみましょう。