どうやって付けるのが正しいの?ヘアオイルの正しい付け方
ヘアオイルを付ける際には、どうやってつけていますでしょうか?
なんとなく手に出して、髪の毛をばさばさしながらつけている人もいるかもしれませんし、上から下になすりつけるようにしてつけている人もいるかもしれません。
どうせつけるなら、正しいつけ方で付けた方が効果も高くなるでしょう。
そこでここでは、ヘアオイルの正しいつけ方について紹介します。
ヘアオイルは毛先を中心につける
ヘアオイルの付け方として、まず大切なことは、毛先からつけるようにするということです。
毛先というのは、基本的にすごく傷みやすいところになります。
たとえば細かいニュアンスを整える為にねじったりされがちなところになりますし、そして何より、長く存在している髪の毛であることが多いです。
髪の毛を切る時と言うのは、あまり毛先は切られないことも多いです。
もちろん多少は切りますが、それでもあまり切ってしまうと髪の毛を伸ばすこともできなくなるので、特に女性であればあまり毛先をがっつり切られないことも多いのです。
ということはつまり、それだけそこに長く存在しているということになります。
当たり前の話ではありますが、そこに長く存在している髪の毛であればあるだけ、傷んでいることも多くなります。
それだけ長くねじったりされているということになりますし、紫外線やドライヤーによるダメージもそれだけ多く受けていることになりますから。
そんなことがあるので、まずはしっかりと毛先につけてあげる必要があるのです。
毛先の方は多少重たくも問題ない
もちろん先に毛先につけるというのは、ダメージの問題だけではありません。
仕上がりの質感の問題でもあるのです。
最初にヘアオイルを付けるところはそれだけ手についているヘアオイルがたくさんつくことになります。
そうしてヘアオイルがたくさんついていったら、当然髪の毛の質感は重たくなります。
でも毛先ならば多少重たいのは正解です。
もちろん軽くても問題はないのが毛先ですが、重たく見えてもあまり問題がないのも毛先なのです。
では逆に、髪の毛の根本などが重たかったらどうでしょうか?
髪の毛の根本がヘアオイルによって重たくなると、それだけですごく全体が重たく見えてしまいます。
べたって見えてしまうようになるのです。
べたって見えてしまうと、すごく汚らしく見えることもあります。
特にヘアオイルのスタイリングの場合はウエット感も強く出ますから、余計に汚らしく見えてしまうこともあるでしょう。
なので、そうならないように、ヘアオイルは毛先からつけていくのがおすすめなのです。
毛先から髪の毛の内側に持ち上げていく
まずそうして毛先につけた後には、そのまま髪の毛に内側に付けるように、髪の毛を持ち上げて、手を上に運んでいくと良いでしょう。
そうして付きすぎているヘアオイルを、あまり目立たないところにつけていくのです。
そこから髪の毛の表面の方に手を動かしていけば、全体につくヘアオイルの量のバランスがすごくよくなります。
ヘアオイルを付ける時に大切なのは、どこにどのくらいつけるのかということです。
たくさん付けるべきではないところにたくさんついてしまうと、やはり先述のように質感が残念になります。
そうして多少質感が悪くなっても良いのであれば、それでも別に問題無いかもしれませんが、基本的には髪の毛を美しく見せるためにヘアオイルをつけている人が多いでしょうし、質感よく仕上がるに越したことはありません。
だから、先ず毛先にヘアオイルをつけた後には、そこから手を上に持ち上げつつ、髪の毛の内側にヘアオイルをつけていき、そこから表面の方につけていくようにしていってください。
表面にはあまりつけなくても問題ない
そうすると表面にはあまりヘアオイルはつかなくなるでしょう。
だからツヤ感がでるか心配になる方もいるかもしれません。
でも表面には、あまりつかなくても問題ありません。
それでも十分ツヤ感は出るものなのです。
内側の毛はしっかりとツヤ感がありますし、そして何より毛先には艶があるので、それでも問題無いのです。
結局髪の毛の印象を決めるのは毛先だと言っても過言ではないでしょう。
毛先が綺麗ならば髪の毛は綺麗に見えますし、毛先が汚いと汚く見えるのが髪の毛です。
と言うことはつまり、毛先にツヤ感があれば、全体的にもツヤ感があるように見えるものなのです。
だから、髪の毛の表面にはそこまでたくさんヘアオイルをつけなくて良いのです。
余ったヘアオイルを頭皮に軽くつける
そうして毛先、内側、表面とつけていっても、まだ多少手にヘアオイルがついていることはあるでしょう。
そうして手にヘアオイルがついている時には、それを最後に頭皮にもつけていくのがおすすめです。
頭皮にヘアオイルをつけていけば、それによって頭皮が乾燥することを防ぐことが出来るでしょう。
頭皮が乾燥することを防げたら、頭皮から過剰に皮脂が出たりすることを防ぐことが出来るようになります。
頭皮から過剰に皮脂が出ると当然ながら、髪の毛にもその皮脂がついたりして、不潔感が出てしまいます。
なのでそうならないようにするために、頭皮の保湿もした方が良いのです。
そんな時にも役だってくれるのがヘアオイルなのです。
つけすぎはNG
ただそんなヘアオイルを頭皮につけるという方法ですが、つけすぎるのは間違いなくNGです。
たくさん頭皮にヘアオイルを付けると、それによって結果頭皮がべたべたになってしまい、不潔な印象になる可能性は高くなります。
さらに、たくさんつければその分オイルの刺激も強くなるので、頭皮が荒れてしまう可能性も出てくると言えるでしょう。
そうならないようにするためにも、頭皮に付けるオイルはあくまでもごく少量にしていくべきなのです。
バサバサつけたり力強くもみ込むのはダメ
ヘアオイルを付ける際の付け方は、あくまでも軽くもみ込むようにして付けるのが正解になります。
ついついばさばさつけたりしてしまう人もいるでしょうが、それは良くないのです。
手をばさばさしてヘアオイルをつけようとしてしまうと、それによって髪の毛が切れたりすることもあるでしょう。
髪の毛への刺激が強いつけ方なのです。
同じように刺激が強いのが、力強くもみ込むという付け方です。
手にヘアオイルを出したら、毛先をぎゅっと巻き込むように手を握り、そうしてヘアオイルをつけていこうとする人もいるでしょう。
でもそれも当然良くありません。
強く握れば握る分だけ髪の毛がうける刺激は強くなりますから、それは良くないのです。
強く握りこむのではなく、軽くもむようにして付けるようにしてください。
大切なことは、なるべく刺激を与えないようにすることです。
頭皮も当然同じ
頭皮につける際も当然同じです。
しっかりと浸透させようとして頭皮をたたいたりして付けるひともいるかもしれませんが、それはダメです。
それではその叩いたところの周辺の髪の毛にも強い刺激が加わってしまうでしょう。
頭皮につける際も、あくまでも軽く抑えるくらいにしていくと良いでしょう。
まとめ
ヘアオイルの正しいつけ方については、なんとなく分かりましたでしょうか?
大切なことはなるべく刺激を与えないようにするということと、質感が重たくならないようにするということです。
毛先、内側、そして表面、頭皮と下から上に向けて流していくと覚えておけば、正しくつけられるのではないでしょうか?
是非参考にしてみてください。