男性におすすめの白髪染めと染め方のコツをご紹介!
男性でも年齢を重ねるごとに、気になってくるのが白髪です。
白髪が生えているだけで、実年齢よりも老けて見られてしまったり、相手に疲れたような印象を与えてしまいます。
そこで、そんな白髪を自然にカバーできる、男性向けの白髪染めをご紹介したいと思います。
また綺麗に仕上がるように染め方のコツについてもご紹介します。
男性用の白髪染め
では何故白髪が生えてきてしまのでしょうか。
白髪になる最大の原因は老化です。
年を取ると毛根部のチロシナーゼの量が減り機能が低下することから、メラニン色素を作ることができなくなります。
そのため通常黒い色で生えてくるものが、白く生えてきてしまうのです。
また白髪は遺伝・年齢、ストレス、病気、ホルモンバランスの乱れ、栄養不足なども関係していますそのため白髪を少しでも改善するためには、規則正しい生活が必須になのですが、夜遅くまで仕事をしたり、逆に休日は寝てばかりと男性は不規則な生活になりがちです。
そんな白髪が増えやすい環境にいる男性ですが、白髪染めにはどのようなものが良いのでしょうか。
男性用・女性用の白髪染めの成分は基本的に同じですが、やはり男性用の白髪染には特徴があります。
男性は白髪に対して、簡単に染めたいと考える人が多いため手軽さをアピールしている商品が目立ちます。
また男性には、短い時間で染めたいという希望もあるので、白髪が染まるまでの待ち時間が5分程度の商品が多いのも特徴の一つです。
他にも男性は、白髪を隠すことができれば良いという考えの人が多く、おしゃれを楽しみたいという希望は女性に比べて少ないです。
そのため、染めあがりの色は明るい色がほとんどなく、ブラックやダークブラウンなどの黒系の色が中心になっています。
女性の白髪染めに比べ液垂れのしやすい乳液タイプが少ないこと、コームが短い髪に合わせて作られているもが多いこと、無香料のものが多いのも特徴です。
染める前にすること
染める前に必ずしなければならないことがあります。
それは「パッチテスト」です。
自分の肌に合うのか、また肌の状態はどうか、それらを必ず確認してから使用することが大切です。
次に髪をナチュラルな状態にしておきます。
髪が汚れてもいなくて何もついていなければ前洗いは要りませんが、前洗いをする際は、ワックスなどが付いている場合は一度洗って、またしっかり乾かしましょう。
髪が濡れていると染めムラの原因になるためカラカラに乾かすのがポイントです。
そして室温を調整します。
ヘアカラー剤は熱に反応するため、体温や室温が高すぎると塗布が終わる前にどんどん染まってしまいムラになってしまいます。
そのため部屋が暑い時は温度を予め調節しておきましょう。
20~25度が理想的だと言われています。
最後に首まわりや耳を保護します。
汚れても良いタオルを首に巻いたり、付属のケープを巻いたりします。
他にも耳キャップ、手袋をします。
薬液が髪以外に付くと、取るのが大変なので面倒でもしっかり保護しておくことをおすすめします。
染め方とコツ
それでは白髪の染める手順とコツをご紹介したいと思います。
ブロッキング
髪を小分けにする作業で、これによりムラなく綺麗に染めることが可能です。
髪の長さや量にもよりますが髪全体を5つまたは6つに分けます。
前髪からトップを1つまたは左右2つに、トップから後頭部を左右2つに、襟足を1つまたは左右2つに分け、ヘアピンをするかゴムで縛ります。
塗る順序
まずは染まりにくい襟足から、次に後頭部、左右サイドを下から上に、前髪、頭頂部の順番に塗っていきます。
この時、1cmずつ位を目安に薄く髪の毛を取りながら塗ると塗り残しがなくなります。
そして最後に根元とフェイスラインを塗っていきます。
なぜなら、地肌に近い部分は体温で温度が高くなっておりカラーが余計に入りやすいので後にするのです。
この時のポイントはもったいないからといって白髪染めの量をケチらないことです。
キレイに染めるには、量をたっぷりつけるということが大切です。
とくに染まりにくい箇所は、量を多めにつけることが大切です。
保温する
保温して色を入れていきます。
塗布の終わった頭をラップやタオルで巻いて覆うと、短時間で温度が上がり染まりやすくなります。
上からドライヤーで数分温めるのもおすすめです。
理想的な温度は40度と言われています。
放置時間
時間を見ながら放置します。
放置時間が短すぎると染まりませんし、逆に長すぎると抜けた色素が髪に戻ってしまい綺麗に染まりません。
そして髪質によって染まり方が変わるので、自分の髪質を知っておく必要があります。
髪質が硬い人は15分ぐらい長めに置き、髪質が柔らかい人は5分ぐらいは長めに置くとキレイに染まります。
一番は、時間がきたらトップの髪を少し取り、ティッシュで拭いてカラー剤を落としてきちんと染まっているか確認することです。
乳化させる
カラー剤を流す前に乳化させるのもポイントです。
カラー剤がついた髪に、少量のお湯を混ぜて揉みこんでなじませます。
そうすることで薬剤が乳化しムラなく染めることが出来るのです。
しっかり洗い乾かす
しっかり薬液を落とすようにシャンプーし、その後にトリートメント必ずします。
トリートメントは一回分などカラー剤についてくることが多いですが、カラーは髪へダメージがあるため継続して使用することが望ましいです。
最後に乾かして終わりです。
これが白髪を染める理想の手順になります。
男性おすすめの白髪染め
それでは男性におすすめの白髪染めを三点ご紹介したいと思います。
サロンドプロヘアカラー メンズスピーディ
こちらの白髪染は髪をいたわるローヤルゼリーエキス、オリーブオイル、植物性プロテインを配合しているので、染めた後の髪がパサつきません。
染まりも早いので、仕事で忙しい方には嬉しいです。
また、臭いの少ない無香料タイプなので、ツンとする嫌な臭いが苦手な男性におすすめです。
値段も600円前後とコスパも良いです。
ホーユー メンズビゲン ワンプッシュ
ホーユーのメンズビゲンは、早染めクリームタイプのカラーリング剤で、5分間放置するだけで自然な黒色になります。
またこちらはシトラスの爽やかな香りなので、気分良く髪を染めることが出来ます。
値段は700円~800円とサロンドプロヘアカラー メンズスピーディと比べれば高いですが、5分で出来るという点では悪くない値段かなと思います。
ホーユー メンズビゲン スピーディーⅡ
もし白髪が多くなりかなり目立ってきているのであれば、しっかり染まるスピーディーⅡの方がおすすめです。
ブラシに2種類のクリームを一緒に出して、全体をとかすだけでムラなくしっかりと染めることができます。
値段も700円前後です。
ただそこまで白髪が目立ってない人が使うと、不自然なほど黒く染まってしまうので、自分の白髪の割合をきちんと見極めてから使うことが大事なようです。
まとめ
このように、男性用の白髪染めは女性のものとは少し違うようです。
しかし染め方、成分はほぼ一緒なので難しく考える必要もなく、手軽に安心して使うことが出来そうです。
正しい染め方で自然な若々しい髪色を取り戻しましょう。
他にも男性用の白髪染めは多数ありますし、またカラーもブラック以外があるので是非自分の髪に合うものを探してみて下さいね。