デメリットって何？白髪染めトリートメントを選ぶ時のコツ
白髪染めトリートメントは、化学成分を含む刺激が強い白髪染めで傷んだ髪が気になる方におすすめです。
自然由来の成分配合で髪に潤いを与えながら白髪染めできるので、潤いやハリやコシがある髪を目指すことができます。
しかし、白髪染めトリートメントにはいくつかのデメリットがあるので、デメリットを把握した上でより使いやすいものを選ぶことが大切です。
ここでは、白髪染めトリートメントを選ぶ時のコツをご紹介したいと思います。
白髪染めトリートメントのデメリットを把握する
市販の1剤と2剤を混ぜ合わせるタイプの白髪染め製品は、白髪染めを繰り返すたびに髪が傷んでくる点が大きなデメリットです。
その点、白髪染めトリートメントは、髪に潤いを与えながら白髪を染めることができるので一見するとメリットしかないように思えますが、いくつかのデメリットがあるのです。
白髪染めトリートメントのデメリットについてあらかじめ把握しておくと、製品を選ぶ時の参考になります。
少しずつしか白髪に色がつかないので不便
白髪染めトリートメントを初めて使用する方の中には、1回のお手入れですぐに色がつかないことに落胆してしまう方がいます。
白髪染めトリートメントは、毎日のバスタイムに継続的に使用することで少しずつ色をつけていくものなので、化学成分を含む白髪染めと同じような仕上がりを期待することができないことがあります。
少しずつしか白髪に色がつかない点が白髪染めトリートメントのデメリットのひとつです。
放置時間を長くとる必要がある製品がある
市販の白髪染めが短時間ですぐに色が入るのは、化学成分が含まれていることで染料が髪内部に定着しやすいからです。
しかし、白髪染めトリートメントは自然由来の染料が含まれている製品なので染まりにくく、放置時間を長くとる必要がある製品もあります。
白髪染めのために時間を多くとる必要がある点が忙しい方にとって不便に感じるかもしれません。
ヘアカラーの色に影響を与えてしまうことがある
美容室で定期的にヘアカラーをしている方の中には、白髪をどのように染めたら良いか迷っている方がいるかもしれません。
ヘアカラーを繰り返していると髪が傷むことがあるので、中には白髪染めトリートメントを使って白髪を染めようと考えている方がいるかもしれませんが、配合成分によってはヘアカラーの色に影響を与えてしまう白髪染めトリートメントがあるので注意が必要です。
白髪染めトリートメントを選ぶ時のコツ
白髪染めトリートメントの多くは、髪に潤いを与えながら白髪染めできるという特徴を持ちます。
このような特徴を持つ製品がほとんどであるため、どれを選んでも同じだろうと何も考えずに白髪染めトリートメントを選ぶ方がいるかもしれません。
しかし、白髪染めトリートメントによってはデメリットが多い製品もあるので、ひとつひとつの特徴をよく確認した上で製品を選ぶことが大切です。
独自の浸透技術で髪に色が定着しやすいものを選ぶ
白髪染めトリートメントの中には放置時間が長いものがありますが、これではバスタイムに手軽に白髪染めをすることができません。
手軽にお手入れすることを前提に白髪染めトリートメントを選びたい場合には、自然由来の原料で作られているものでも独自の浸透技術で髪に色が定着しやすいものを選ぶことをおすすめします。
短い放置時間で髪に色がつきやすいものなら、短時間の手軽なお手入れで白髪を目立たなくさせることができます。
ヘアカラーに影響を与えない成分配合のものを選ぶ
白髪染めトリートメントの中には配合成分の特徴によって、ヘアカラーに影響を与えて髪色が変色してしまうものがあります。
美容室で定期的にヘアカラーをしている方の場合、髪色を美しく保つためにも白髪染めトリートメントを選ぶ際には行き着けの美容室に相談の上で製品選びをすることをおすすめします。
ヘアカラーに影響を与えない成分配合の白髪染めトリートメントはどれなのか、事前にプロのアドバイスを受けておけば髪色が変色するなどのトラブルを防ぐ対策がとれます。
白髪染めトリートメントを使用しない方が良い髪
白髪染めトリートメントは髪を傷めることなく、毎日のバスタイムで使用してこまめに白髪染めできる点が大きな魅力です。
便利な特徴を持つ製品ですが、白髪染めトリートメントを使用しない方が良い髪もあるのでその特徴について見ていくことにしましょう。
美容室で定期的にヘアカラーをしている髪
美容室で定期的にヘアカラーをしている場合、使用している液剤によっては白髪染めトリートメントを使用しない方が良い場合があります。
もちろんヘアカラーに影響を与えにくい白髪染めトリートメントもありますが、使用する時のリスクが心配な方にはおすすめできません。
どうしても白髪染めトリートメントによる白髪染めをしたい場合には、美容室の担当の方によく相談した上で製品選びをすることが大切ですが、定期的にヘアカラーをしている方であれば、同じ美容室で白髪染めのお手入れをする方がより安心かもしれません。
美容室で全体的にメッシュを入れた髪
美容室で全体的にメッシュを入れた髪も使用している液剤によっては、白髪染めトリートメントの使用で変色してしまう可能性があります。
また、ヘアカラーをしている髪に使用できる白髪染めトリートメントだったとしても、全体的に均等に色をつけてしまうのでメッシュ特有の髪色の美しさが損なわれてしまう可能性があります。
美容師の技術でしか出せない色をした髪
髪を脱色した後に複数のカラーをのせて独自の色を出している髪の場合、白髪染めトリートメントを使用すると思ったような髪色に染まらないことがあります。
変色のリスクやプロの手による仕上がりと同じような仕上がりを期待できない点など、様々なデメリットがあるので注意が必要です。
できるだけ早く白髪を染めたい時の対処法
白髪染めトリートメントは1回のお手入れですぐに色が定着しないというデメリットがあるため、1回のお手入れですぐに色を入れたい方からすると仕上がりに納得できないことがあるかもしれません。
白髪染めトリートメントでできるだけ早く白髪を染めたい時にはどうしたら良いのでしょうか。
色が定着しやすい白髪染めトリートメントを使う
白髪染めトリートメントで髪に優しい白髪染めをしたくても、すぐに色がつかないのでは白髪がずっと気になってしまいます。
そんな時は、独自の技術で白髪に色が定着しやすい白髪染めトリートメントを選ぶことをおすすめします。
染まりやすさを重視して作られた白髪染めトリートメントなら、理想的な仕上がりを目指せるでしょう。
トリートメントの色を定着させるように工夫する
白髪染めトリートメントは1回のお手入れでは色が定着しにくい特徴を持つため、できるだけ早く白髪を目立たなくしたい場合には、乾いた髪に白髪染めトリートメントを使用すると良いでしょう。
前日か朝にシャンプーを済ませて、髪と頭皮を清潔にしておくことも大切です。
白髪に十分にトリートメントを馴染ませて、シャワーキャップを被るなどして髪に色を定着させると良いでしょう。
ヘナなど色が定着しやすい白髪染めを使用する
白髪染めトリートメントを使用しても思うように髪が染まらず、納得がいく仕上がりにならない場合には、ヘナなどの色が定着しやすい白髪染めを使用すると良いでしょう。
化学成分配合の白髪染めよりも、髪や頭皮に優しいお手入れが可能なので髪にダメージが気になる時に最適です。
アレルギーをお持ちの方は自然由来の成分のものでも、体質に合うか確認した上で使用することをおすすめします。
まとめ
白髪染めトリートメントはいくつかのデメリットはあるものの、髪に優しいお手入れが可能で毎日のシャンプーの後に手軽に使用できるところが大きな魅力です。
デメリットの内容をよく把握した上で、安心してお手入れできる白髪染めトリートメントを選ぶことが大切ですが。
ドラッグストアなどの身近な店舗で購入できるものが多いので、髪に負担が少ない白髪染めがしたい方におすすめです。