ぶつぶつ、ざらざら…。毛穴のお悩みは、ホホバオイルで解消できる!
メイクしている間は気にならないのですが、メイクをオフして鏡を見ると、意外と目につくのが毛穴です。
毛穴が開いていたり、詰まっていませんか?
黒くなってしまった毛穴がある、という方は毛穴トラブルがすでに発生している状態です。
毛穴トラブルは顔のざらつき、ニキビなどを引き起こす原因となります。
見た目にも美しくないので、早めのケアがおすすめなのです。
ここではホホバオイルを使用して、毛穴の詰まりを解消する方法を見てみたいと思います。
目次
毛穴の役割を知っていますか?
毛穴が開いたリ、目立つという方は毛穴に皮脂が詰まっています。
毛穴トラブルはどの年代の女性にも見られ、なかなか決着がつかない肌トラブルの一つです。
肌にとっては厄介な毛穴は、実はお肌にとって重要な役割を担っているのです。
毛穴から分泌されるのは「皮脂」です。
この皮脂も厄介者扱いされることが多いですが、美肌のためには絶対に必要なものの一つ。
毛穴から分泌された皮脂は肌の表面に皮脂膜を張り、いわばバリアの役割を果たすのです。
外的刺激やウイルスなど、お肌に良くないものが内部に侵入するのを防ぐ役割を持っています。
また、皮脂膜がある事によって肌内部から水分が逃げ出すのを防いでいます。
ですから、皮脂がなくなってしまうとお肌はバリア機能が低下。
外的刺激に弱くなり、肌内部から水分が逃げてしまうため、乾燥肌になってしまう恐れがあるのです。
どうして皮脂が毛穴に詰まってしまうの?
毛穴の開きや黒ずみを発生させてしまう「皮脂」。
本来はお肌にとって重要なものです。
ではなぜこの皮脂が毛穴に詰まってしまうのでしょうか。
加齢が原因…
年をとると様々な場所に不具合が生じ始めますが、お肌にもエイジングサインと言われるものが現れます。
これは大体40代を越えたあたりから顕著になるのですが、毛穴の開きもこのエイジングサインの一つです。
この年代になると、お肌の真皮層にあるハリやツヤを司る成分「エラスチン」や「コラーゲン」が減少してしまいます。
また、表情筋が衰えてしまうため、お肌を支える力が低下。
ハリやツヤを失い、支える筋肉も弱くなるため、お肌は重力にまけてたるんでしまうのです。
そのため、表皮にある毛穴も緩み、入り口が下に引っ張られるので毛穴が開いてしまいます。
毛穴が開いた状態ですと、皮脂などが詰まりやすくなってしまうので毛穴の詰まりが発生しやすくなってしまうのです。
ターンオーバーが乱れる
これも加齢に関係しますが、お肌の生まれ変わりは「ターンオーバー」と呼ばれます。
これは古い角質が新しい角質にとって代わられるもので、古い角質は垢となって剥がれ落ちていきます。
新しい角質細胞はふっくらとして柔らかく、弾力のある状態です。
しかし、ターンオーバーがうまくいかなくなると、古い角質が剥がれ落ちることなく肌に蓄積し、毛穴を塞いでしまうのです。
また、古い角質は水分が抜けて、硬く、くすんでいます。
そのためターンオーバーがうまくいかない肌は固く、くすんで見えるのです。
メイクをきちんと落としていない
近年はお肌にピタッと密着するファンデーションや、持ちの良いファンデーションが開発されています。
ですからきちんとオフしないと、お肌に残ってしまうことがあるのです。
落とし切れないメイク汚れが蓄積されると、古い角質や皮脂と混じり合って毛穴を塞いでしまいます。
毛穴につまった皮脂や汚れは、放置すると色素沈着を起こす
毛穴に詰まった皮脂や古い角質、汚れ等が交じり合ったものを「角栓」と呼びます。
角栓を放置しておくと、毛穴を広げてしまうだけではなく、ニキビや吹き出物といったトラブルを招きます。
さらに年をとると、毛穴自体がうっすらと黒くなってしまうことがあります。
角栓は放置しておくと、やがて酸化して黒くなってしまいます。
この状態をさらに放置すると、黒くなった角栓の色が毛穴に色素沈着を起こしてしまうのです。
こうなると通常のケアで回復させることは難しくなります。
若い頃はターンオーバーなどがあるので気が付きにくいですが、このような深刻なトラブルは年をとってから発生します。
早いうちからのケアがおすすめです。
詰まった角栓はオイルで落とす!おすすめはホホバオイル
毛穴に詰まったまま放置しておくと、深刻な肌トラブルにもつながる「角栓」。
できれば綺麗に除去してしまいたいですよね。
しかし、この角栓を取りのぞくのは意外と難しいものです。
「毛穴パック」などというものが人気を集めていましたが、こちらは毛穴リスクが高いのでおすすめできません。
吸着力が強いので、毛穴そのものを傷めてしまい、余計に角栓の状態を悪化させる恐れがあるのです。
そこでおすすめなのがオイルによって詰まった角栓を掻き出すことです。
どうしてオイルがいいの?
毛穴を詰まらせているのは皮脂などの油分を多く含んだ角栓です。
皮脂ですからオイルと馴染みやすく、融合しやすいのです。
詰まった毛穴をオイルでマッサージすることで、簡単に角栓を溶かしだすことが出来るというわけなのです。
どうしてホホバオイルがおすすめなの?
お肌にいいと言われるオイルはたくさんありますが、角栓ケアに使用したいのはホホバオイルです。
ホホバオイルはオイルの中でも人間との親和性が高く、安全性も抜群。
ホホバオイルに含まれている「ワックスエステル」という成分は人間がもともと持っているものと同じ成分なのです。
この人間と同じワックスエステルを持つのは、植物界ではホホオイルのもととなるホホバの木だけです。
人間の体内にある成分なので、馴染みが良くアレルギー反応も起こりにくいというわけなのです。
実際に、ホホバオイルは人工心臓の潤滑油など、医療現場でも使用されているほど安全性が高いオイルです。
大切なお肌のケアにピッタリと言えます。
また、ホホバオイルは安定性が高いことでも知られています。
安定性が高いというのは、品質が変化しにくく、酸化しにくいということ。
オイルは空気に触れると酸化し、品質が劣化してしまいます。
ところがホホバオイルは「オイル」と言いながらも実は「ワックス」。
熱などによる酸化に強く、常温で数か月保存してもほとんど品質は変化しません。
この安定性から、アロマオイルでは「エッセンシャルオイル」として重宝されているのです。
特別な香りもなく、さらっとしてべたつきのない使用感ですから、使いやすいオイルです。
ホホバオイルで角栓を除去!おすすめマッサージ
では、実際にホホバオイルで毛穴に詰まった角栓を取り除くにはどうしたらいいのでしょうか。
まず、始める前に、顔全体をホットタオルなどで温めておくのがおすすめです。
顔を温めることで肌や毛穴を柔らかくし、角栓を取り除きやすくするのです。
それからホホバオイルを両手に取り、手のひらで温めます。
オイルを温めることで、肌馴染みを良くする効果があります。
ホホバオイルが人肌程度になったら、顔に伸ばしてマッサージします。
角栓の気になる小鼻などは入念に行うのがおすすめ。
ただし、強い力を加えてはいけません。
肌の上で指をクルクルと動かし、角栓を掻き出すように動かします。
優しくマッサージした後は、ティッシュで軽くオフ。
その後、いつもの洗顔とスキンケアを行ってください。
角栓を取った後は、肌の乾燥が気になります。
いつも以上にしっかりと水分を補給し、乳液やクリームでフタをして下さいね。
まとめ
毛穴が詰まっていると、皮脂が毛穴を押し広げるため、毛穴が目立つようになります。
さらに放置すると、肌トラブルを引き起こしますから、早めのケアがおすすめです。
人体に刺激の少ないホホバオイルなら、顔全体のマッサージに使用しても安心。
天然成分なので、敏感肌の方でも使用できます。
綺麗な毛穴を保とうと思ったら、10日に1度くらいの割合でのマッサージがおすすめです。
ホホバオイルで角栓を除去して、つるつるの美肌をキープしましょう。