ヘアスタイルが重くなってしまう!ヘアオイルのケアで髪がぺったんこにならない方法とは?
ヘアオイルを髪に馴染ませることで潤いを与えてドライヤーの熱から髪を守る対策がとれます。
しかし、髪質によってはヘアオイルを使うことで髪がぺったんこになってしまうことにお悩みの方がいるようです。
ヘアオイルのケアでヘアスタイルが重くなってしまう場合にはどうしたら良いのでしょうか。
ここでは、ヘアオイルのケアで髪がぺったんこにならない方法についてご紹介したいと思います。
ぺったんこになりやすい髪の特徴とは?
もともと細く柔らかい髪質をしている
生まれながらに髪が細く柔らかい場合、髪がぺったんこになりやすいかもしれません。
髪に潤いを与えることで髪の乾燥を防ぎ枝毛や切れ毛などを防ぐ対策をとることができますが、保湿効果が高いシャンプーやトリートメント、または、ヘアオイルの使用によってドライヤーで髪を乾かした時に髪がぺったんこになりやすくなります。
また、髪が細く柔らかい方がヘアオイルを多めに使用すると、ヘアスタイルが重くなる傾向があるので髪に潤いを与えたい場合でも使用量をコントロールする必要があります。
外部のダメージで髪が抜けて量が少ない
パーマやヘアカラーを繰り返していると、髪だけではなく頭皮にダメージを与えてしまうことがあります。
外部からの様々な刺激によって頭皮が乾燥すると、頭皮に柔軟性がなくなり血行が悪くなることで髪の成長の妨げになってしまいます。
すると、抜け毛が増えて髪の量が少なくなり、髪がぺったんこになることがあります。
髪の量が少ない状態でヘアオイルでケアをすると髪にますますボリュームがなくなってしまうことがあるのでヘアスタイリングがうまくいかなくなります。
加齢によって髪にコシがなくなっている
加齢によって体内のホルモンバランスが崩れて男性ホルモンの分泌量が増えることで、髪のボリュームがなくなってくることがあります。
また、加齢によって頭皮のコンデションが低下すると髪に必要な栄養が行き渡りにくくなり、髪にコシがなくなることがあります。
その結果、ヘアオイルで髪のケアをした際に髪がぺったんこになってしまうことがあります。
髪がぺったんこにならないためのヘアオイルの選び方
ヘアウォーター配合の二層式ヘアオイルを選ぶ
100%オイル成分だけで作られたヘアオイルは、髪に十分な油分を与えることで髪の水分維持に役立ちます。
また、オイル成分が髪をコーティングすることで、ドライヤーで髪を乾かす際に水分の蒸発を防ぐため、髪の乾燥が気になる時に役立ちます。
しかし、髪質が細く柔らかい方や髪の量が少ない方が100%オイル成分のみのヘアオイルを使用すると髪がぺったんこになりやすいかもしれません。
ヘアオイルは髪の乾燥を防ぎ、傷みを防ぐ働きが期待できるので、髪のダメージを防ぐためにヘアオイルを使用したい場合には、ヘアウォーター配合の二層式ヘアオイルを選ぶと良いでしょう。
ほど良く水分が含まれていることで使い心地が軽く、髪に適度な潤いを与えることができるのでおすすめです。
乾いた髪にも使用できるヘアオイルを選ぶ
ヘアオイルには濡れた髪に使用できるタイプのものと、濡れた髪と乾いた髪のどちらにも使用できるタイプのものがあります。
使い心地としては、濡れた髪と乾いた髪の両方に使用できるヘアオイルの方が、髪がベタつかず軽やかな仕上がりとなる特徴を持っているので、髪がぺったんこになりやすい方におすすめです。
乾いた髪にも使用できるヘアオイルは美容成分配合で髪に潤いを与えてくれるので、髪が細く乾燥しやすい髪に十分な潤いを与えながら軽やかなヘアスタイルを目指すことができます。
髪が細く乾燥しやすいと枝毛や切れ毛になりやすいので、ヘアオイルによるケアで水分と油分を適度に補うことが大切です。
スプレータイプのヘアオイルを選ぶ
ヘアオイルの中には、容器をプッシュすることでオイルを手にとり髪全体に馴染ませて使うものと、スプレータイプで手軽に髪に潤いを与えることができるものがあります。
髪が細かったり量が少なかったりする方は、ヘアオイルを手にとって使用するタイプのものはオイル成分を全体に馴染ませにくいので髪がぺったんこになることがあります。
スプレータイプのヘアオイルなら、使用するヘアオイルの量を調節しやすいので軽やかなヘアスタイルに整えやすいでしょう。
髪にボリュームが欲しい時のヘアオイルの使い方
髪にボリュームが欲しい時には、ヘアオイルの使用量を少なくすることがポイントです。
ヘアオイルの使用量の目安は通常の髪の太さや量に合わせて記載されていることがあるので、使用量の目安の半分か、もしくは1/3程度の量に留めると良いでしょう。
髪が細い方の場合、髪の乾燥が切れ毛や傷みの原因になってしまうので、ヘアスタイリングの際に水分と油分をバランス良く補えるスプレータイプのヘアオイルを使用することで、ドライヤーの熱から髪をガードすることができます。
ヘアオイルを少なめに髪全体にスプレーしたら、ドライヤーを使用する際に髪を撫で付けるようにスタイリングするのではなく、髪全体を根元から立ち上げるようにスタイリングすると髪にボリュームが出やすいでしょう。
スタイリングが済んだら冷風を髪全体に当てるようにすると、ヘアスタイルをキープしやすくなります。
髪のボリュームが気になる時の毎日の過ごし方
髪のダメージとなるものを避けるようにする
生まれつき髪が細い方や頭皮がダメージを受けて抜け毛が増えている方は、髪のダメージとなるものを避けることが大切です。
定期的にパーマとヘアカラーを同時にしていると頭皮や髪が酷く乾燥することがあります。
髪と頭皮にダメージが蓄積されることによって髪に元気がなくなってしまい、髪がぺったんこな状態になりやすくなるので注意が必要です。
髪のボリュームが気になる時にはパーマやヘアカラーをお休みして、ヘアカットによって髪に動きを出して、自然な髪色で過ごすことが大切です。
十分な睡眠をとって髪の成長をサポートする
良質な睡眠をとることで成長ホルモンの分泌が良くなると髪の成長に役立ちます。
寝る直前までスマートフォンを操作したり、夜更かしをしたりすると睡眠の質を左右することがあります。
規則正しい生活を送ることで体内のリズムが整うと、良質な睡眠をとるためのサポートになるので、毎日の中で意識的に健康的な生活リズムを保つように心がけると良いでしょう。
髪に良いとされる食品を積極的にとる
身体だけではなく髪も食べ物から取り入れた栄養によって作られています。
髪にボリュームがなくぺったんこになりやすい場合には、髪に良いとされる食品を積極的にとると良いでしょう。
髪の健康に欠かせないミネラル・鉄・亜鉛などが含まれる卵・血行に働きかけるヨードを含む海藻類・髪の水分と油分を維持するのに欠かせないオメガ3脂肪酸を含むサーモンなど、毎日の食事にこれらの食品を積極的にとり入れることで髪のコンデションを整えるのに役立つでしょう。
こまめな頭皮ケアで血行に働きかける
健康な髪を保つために必要な栄養は、血液によって頭皮の隅々にまで行き渡っています。
せっかく栄養をとり入れたとしても、頭皮が血行不良の状態では栄養が行き渡らなくなってしまいます。
毎日の中で、バスタイムにゆっくりとお湯に浸かり、こまめに頭皮マッサージをするなど、頭皮の血行に働きかけることで、髪の成長をサポートすることができるでしょう。
まとめ
髪がぺったんこになりやすい場合、ヘアスタイリングをしてもイメージ通りの仕上がりにならないことかあります。
髪がぺったんこになる原因に合わせた適切なケアをすると共に、髪の状態に合わせたヘアオイルを選ぶことが大切です。
自分の髪に合ったヘアオイルで丁寧なケアをすることで、ボリュームのある理想的な髪を目指すことができるでしょう。