いつでも綺麗に見せたい！肌に優しいCCクリームは寝る時につけたままで大丈夫なの？
メイクをすることでシミやくすみ、ニキビ跡など肌の気になる部分を綺麗に見せることができます。
中には、気になる部分を寝てる間も隠したいという方がいるようですが、カバー力が高いファンデーションをつけたまま寝ると肌に悪影響を与えてしまうことがあります。
薄づきで肌を綺麗に見せてくれるCCクリームの中には肌に優しいものが豊富にありますが、つけたまま寝ることは可能なのでしょうか。
ここでは、メイクを落とす必要性や肌に優しいCCクリームについて見ていきたいと思います。
寝る時にメイクをしたままでいたい方が増えている！？
メイクは肌の気になるところをカバーするだけではなく、顔の全体の魅力を高める働きを持っています。
肌をいつでも綺麗に見せたい理由で寝る時もメイクをしておきたい方もいれば、メイクをした時の顔とスッピンの顔の違いを身近な方に知られたくない理由からメイクをしたまま寝たいという方もいるようです。
ベースメイクに使用するファンデーションには肌を綺麗に見せるための化学合成物質が含まれていることがあるので、あまりにも長時間メイクをしたままでいると肌にダメージを与えてしまうことがあるので注意が必要です。
寝る時にメイク落としが必要な理由とは？
余分な皮脂や汚れなどが肌にたくさんついている
1日の終わりに鏡を見た時、さほど肌が汚れていないように見えたとしても余分な皮脂やメイク汚れ、チリや誇りなどが肌に付着していることがあります。
メイクと一緒に目に見えない汚れをすっきり落とすためにはクレンジングと洗顔が必要ですが、メイクを落とさずにそのまま寝てしまうと、肌に付着した汚れが毛穴に詰まる原因となってしまうことがあります。
特に肌への密着性が高いリキッドファンデーションはカバー力の高さが大きなメリットですが、毛穴をカバーする働きを持つことから、毛穴の奥にメイク汚れが詰まりやすい場合があります。
毛穴の詰まりによってニキビができたり、毛穴が広がったりすることもあるのできちんとメイクを落とすことが大切です。
寝てる時の肌の代謝活動を妨げてしまう
寝てる時に成長ホルモンが分泌されるため、体内では身体の機能を整えたり新陳代謝の働きが活発になっていたりします。
新陳代謝が活発であると肌のターンオーバー機能が正常に働き、古い肌と新しい肌の入れ替わりがスムーズになります。
また、肌は水分と油分のバランスをとることで潤いやハリのある状態を保っていますが、寝てる間に適度な量の皮脂が分泌されることで角質層の油分のバランスを整えるのに役立ちます。
しかし、メイクをしたまま寝ると化学合成物質が皮膚に付着したままの状態なので、肌に負担を与えてターンオーバーの働きの妨げになることがあります。
毛穴に汚れが蓄積されやすくなる
メイクをしたまま寝ることでシミや毛穴など肌の気になるところをカバーすることができますが、毛穴を隠す働きが期待できるファンデーションは毛穴の奥にメイク汚れが蓄積されやすくなってしまうのです。
毛穴は汗や皮脂などの老廃物の排出に欠かせない部分なので、毛穴が詰まったままの状態では肌に備わっているデトックス機能を妨げてしまうことになります。
老廃物が蓄積された肌は酸化によって肌老化を早めてしまう原因となるので注意が必要です。
肌が汚れたままでは美容ケアしにくい
寝る前は1日の汚れを落とした後、保湿成分や美容成分を補い、肌を整えることが大切です。
メイクをしたまま寝るとなると、保湿成分や美容成分を肌に補うことができないので肌を整えることができません。
メイクの上から保湿できる美顔器などもありますが、1日の終わりには肌に多くの汚れが付着している状態なので保湿の働きが半減してしまうこともあるでしょう。
肌に優しいCCクリームはつけたまま寝ても良い？
数多くのCCクリームがありますが、配合成分を良く見て自分の肌に合ったものを選ぶことが大切です。
肌に優しいとされるCCクリームの特徴には、合成界面活性剤不使用のものや、紫外線吸収剤不使用のものが挙げられます。
また、自然由来の成分が多くの割合で配合されていることも肌に優しいかどうかのポイントとなりますが、実際に使用してみて自分の肌に合うかどうかが最大の確認ポイントとなります。
肌に優しいCCクリームの中には90％以上の割合で自然由来の成分で構成されているものもあるため、肌につけたまま寝ることができると思う方もいることでしょう。
しかし、化学合成物資が多く含まれているCCクリームと比較すれば肌に負担を与えない特徴がありますが、CCクリームが毛穴に詰まる可能性を秘めています。
寝てる時に毛穴を塞がないことで老廃物の分泌を促すことができるので、本来ならノーメイクで寝ることがベストです。
肌に優しいCCクリームを使っていると、メイクを落とさずそのまま寝てしまった時などに肌の負担を軽減する対策はとれるものの、寝てる間に肌を整えたい場合には肌に優しいCCクリームでもきちんと落としてから寝た方が良いでしょう。
肌に優しいCCクリームの特徴とは？
薄づきなので肌に負担を与えにくい
CCクリームはもともと薄づきのものが多く、肌にベールをかけたようにさり気なく気になるところをカバーする働きが備わっています。
中でも保湿成分や美容成分が豊富に配合されているCCクリームは、クリームの水分量が多くのびが良いという特徴があります。
肌に潤いを与えながら自然で艶やかな仕上がりが期待できるCCクリームは肌に負担を与えにくいという特徴を持ちます。
美容成分配合で肌を整える働きが期待できる
数多くのCCクリームがありますが、保湿成分が配合されているものもあれば美白ケアをサポートする美容成分が配合されているものなど配合成分に違いがあります。
たとえば、肌が乾燥していて高い保湿力を必要とする場合には、ヒアルロン酸やコラーゲン配合のCCクリームがおすすめです。
また、美白ケアを強化したい方であれば、ビタミンC誘導体やコウジ酸、プラセンタエキス配合のCCクリームがおすすめです。
通常の洗顔料や石鹸でメイク落としできる
CCクリームの多くが洗顔料や石鹸で簡単に落とせるようになっています。
メイク落としの時のクレンジングの手間を省きたい方にとっておすすめのベースメイク製品だと言えるでしょう。
CCクリームはもともと化粧下地のクリームとして使用されてきましたが、近年ではCCクリーム単独でファンデーションのように使用できるものも増えてきました。
1日の終わりに洗顔というワンステップでメイクと共に肌の汚れを落とすことができれば、時間の節約にもなります。
100％自然由来の原料から作られたものもある
CCクリームの中には自然由来のミネラル成分から作られているものがあります。
90％以上の割合がミネラル成分で構成されているものもあるので、一般的なCCクリームと比較すると肌により優しく働きかけます。
また、敏感肌の方でも使用できるミネラルファンデーションもあるので、肌にできるだけ負担を与えたくない方におすすめです。
中には自然由来の成分によって紫外線を散乱して紫外線対策がとれるものもあるので、肌を様々な角度からサポートしてくれるでしょう。
まとめ
寝てる時もメイクをすることができればいつでも綺麗な肌に見せることができますが、肌の代謝の妨げになるなど肌そのものを美しく保つための働きを阻害してしまうことがあります。
日中のメイクで肌に負担を与えたくない場合にCCクリームを使用するのは良いのですが、寝る時は洗顔によってきちんとメイクを落として清潔な素肌を保つことが大切です。