アルコールはだめ？脂性肌の人が使う化粧水はアルコールフリーの方が良い理由
脂性肌の人が使う化粧水は、アルコールフリーの化粧水の方がおすすめです。
でも、なぜ脂性肌の人はアルコールフリーの化粧水の方が良いのでしょうか？
その理由が分からないとなかなか納得できないという方も多いでしょう。
そこでここでは、脂性肌の人にはアルコールフリーの化粧水が良いというその理由について紹介していきます。
アルコールは刺激が強いから
脂性肌の人が使う化粧水として、アルコールフリーの化粧水がおすすめな理由は、アルコールの刺激にあります。
アルコールというのは、基本的には肌に対しての刺激が強いものになります。
ということは当然、それが配合されている化粧水も肌に対しての刺激は強いと考えた方が良いでしょう。
では、肌に対しての刺激が強いとどういうデメリットがあるでしょうか？
刺激が強いとより皮脂が出るようになる
それは、より皮脂がたくさん出るようになるという事です。
肌から皮脂が出るのには色々な理由があります。
中には確かに、ホルモンのバランスがおかしくなりどんどん皮脂が出てしまっているということもあるでしょう。
しかし、多くの場合で皮脂は、肌を刺激から守るために出ていると言えます。
脂性肌の人は、意外と肌の奥深くは乾燥しているのです。
そして乾燥している時の肌は、色々な刺激に弱いところがあります。
だから、その刺激から守ろうとして、肌のバリア機能として皮脂が出ているのです。
そんな風に刺激から守ろうとして皮脂が出るということは、つまり、アルコールによる刺激を与えると、それによっても皮脂が出ていってしまうということになります。
過剰に出る皮脂を改善するための、脂性肌対策として化粧水を選んでいるのに、そのせいでより皮脂が出てしまったというのであれば、それは本末転倒以外の何ものでもありません。
なので、そうならないように、アルコールフリーの化粧水がおすすめなのです。
アルコールは乾燥を招くことがある
脂性肌の人にアルコールフリーの化粧水がおすすめな理由は、アルコールは乾燥を招く可能性があるからだと言えます。
アルコールと言うのは、揮発性のあるものになります。
そしてそれが蒸発する時には、あわせて一緒に水分も奪ってしまうのです。
と言うことはつまり、アルコールの配合されている化粧水を使用していると、それによって肌の水分が奪われてしまうことがあるのです。
先述の通り、脂性肌の原因は、乾燥であることも多いです。
それなのにさらに肌を乾燥させてしまう可能性がある化粧水を使っていたらどうなるでしょうか？
それは間違いなく、もっとドンドン皮脂が出るようになるでしょう。
皮脂が出るだけならまだまし
むしろ、皮脂がもっと出るようになるだけならまだましだと言えます。
これから皮脂によるバリアもなくなったりしたら、乾燥が行きすぎて肌はひび割れの様になるでしょう。
それはやはり見た目的にもすごく汚く見えることでしょう。
脂性肌になやむ人にとっては、脂性肌でテカッている肌も汚く見える事でしょうが、ひび割れによる肌荒れはそれよりもはるかに肌を汚く見せてしまうものです。
そして、肌が極度に乾燥しているので、しわなどもすごく起こりやすくなります。
肌は乾燥していると、しわなどが起こりやすくなるのです。
たとえばちょっと笑ったり喋ったりしただけでも、ほうれい線や目じりの皺が目立つようになるでしょう。
だから、老けても見えるようになるでしょう。
肌は汚く見えてしまうし、老けても見えるし、乾燥を進めてしまうことにはいいことはないのです。
そういうことがあるので、脂性肌の人が使う化粧水は、アルコールフリーの化粧水であるべきだと言えます。
もちろんアルコールフリーなだけではダメです。
乾燥をしっかりと改善して、脂性肌の原因に対処していくためには、アルコールフリーなだけではなく、肌に浸透しやすい化粧水を選んでいく必要があるでしょう。
肌にとっての良い菌まで殺菌してしまうことがある
脂性肌の人にアルコールフリーの化粧水がおすすめな理由としては、アルコールは肌にとって都合の良い菌まで殺菌してしまう可能性があるということも挙げられます。
アルコールというのは高い殺菌効果があります。
だから、刺激が強いとも言えるでしょう。
でもそんな風に殺菌効果があることには、一つメリットがあるのです。
それが、脂性肌でもニキビを作りづらくしてくれるということです。
普通脂性肌の人というのは、あわせてニキビも出来てしまうものです。
しかし、こうしてアルコールでニキビの原因菌を殺菌していくことが出来たら、ニキビのできやすい脂性肌でもニキビができづらくなるでしょう。
それならば脂性肌の人もアルコール配合の化粧水を使った方が良いのではないかと思うものですが、そんなことはないのです。
なぜなら、アルコールに含まれる高い殺菌効果には問題があるからです。
それが先に述べたきた、肌にとって必要な菌まで殺してしまう可能性があるということです。
菌には良い菌もいる
菌と言うと、なんとなくすべてが悪い事をしそうなイメージがありますが、まったくそんなことはありません。
菌の中にも肌の為に働いてくれる菌もいるのです。
そんな菌までも殺してしまったら、今後はそのせいでニキビができやすくなったりすることもあるでしょう。
なので、高い殺菌効果があるということは、手放しで喜べることではないと言えるのです。
ニキビを防ぐためには、もっとニキビの原因菌にだけアプローチできるようなものを使用して対処していった方が良いでしょう。
アレルギーが出ることがある
アルコール配合の化粧水は、そのアルコール成分でアレルギーが出ることもあるでしょう。
アルコール成分というのは、マレにアレルギーで肌が荒れてしまう人がいるものなのです。
だから、それが配合されている化粧水でも、そのアレルギーが出て肌が荒れてしまうこともあるでしょう。
脂性肌の人はただでさえ刺激に弱い
先述の通り、脂性肌の人は肌の奥底が乾燥していることが多いと言えます。
そんな風に肌の奥底が乾燥しているのですから、外部からの刺激には特に弱いと言えるでしょう。
ではそんな時にアレルギーが出るひともいるアルコールを与えていったらどうなるでしょうか？
今まではアレルギーがでなかったという人でも、そうして肌が弱っているというタイミングと言うこともあり、アレルギーが出て肌が荒れてしまう事もあるでしょう。
健康な肌の人が使う物
アルコール配合の化粧水というのは、基本的には健康的な肌の人が使うべきだと言えるでしょう。
脂性肌でも奥底が乾燥していて、乾燥肌でももちろん乾燥していて刺激に弱いのですから、アルコール配合の化粧水は向きません。
なので、普通肌、いわゆる健康的な肌質で無い人には、あまりアルコール配合の化粧水は向かないと言えるのです。
逆に言えばいつか普通肌になれば使えるということでもあるので、今既にアルコール配合の化粧水を買ってしまっている人は、肌質が変わるまではとっておくと良いでしょう。
まとめ
脂性肌の人にはアルコールフリーの化粧水がおすすめだという理由は、なんとなく分かりましたでしょうか？
刺激が強かったり、乾燥をひどくする可能性が合ったり、脂性肌の人にはあまり良くないことが多いのです。
だったら当然、それを使う理由もありません。
ニキビケアだけ別の方法で行い、基本的には刺激の少ない浸透力の高い化粧水を使っていきましょう。