厚塗りせずにカバーするには?カバーしたい部分に最適なCCクリームの選び方
シミやくすみなど肌の気になる部分にファンデーションを厚く塗ることで、気になる部分をカバーしている方がいるかもしれません。
しかし、ファンデーションを厚く塗ることで肌に負担がかかることがあります。
薄づきで軽い使い心地のCCクリームは肌のカバー力が低いとされていますが、選び方によってはカバー力を高めることができるのです。
ここでは、カバーしたい部分に最適なCCクリームの選び方をご紹介したいと思います。
目次
CCクリームの特徴とあると便利な機能とは?
CCクリームは薄づきで肌への負担が少なく、洗顔料で簡単に落とすことができるのでクレンジングの必要がないものが多いのです。
また、自然由来の成分が多く含まれていて肌を整える働きが期待できるものがあるなど、使いやすさ抜群のアイテムですが、一般的にはファンデーションと比較するとカバー力が低いと言われています。
つまり、カバー力さえ補うことができればCCクリームは肌に役立つ機能をバランス良く備えているアイテムということになります。
肌のカバー力を重視してCCクリームを選ぶ場合には、肌をカバーするための機能を備えたものか確認することが大切です。
肌のくすみをカバーしたい時のCCクリーム
光が反射する働きによってカバーする
肌のくすみは部分的なものもあれば、肌全体に及ぶものもあります。
広範囲をカバーしたい場合、コンシーラーではカバーしきれないことがあるのでCCクリームに独自のカバー力が備わっていることが大切です。
広範囲に肌をカバーしたい場合には、光が反射する成分配合のCCクリームがおすすめです。
光を反射させることで肌のくすみを目立たなくさせる働きが期待できます。
CCクリームを肌に薄くのばすだけで良いので、自然なメイクの仕上がりを期待することができます。
艶肌に仕上げることでカバーする
肌に十分な潤いを与えて艶やかな状態を保つことで、肌の艶による光の反射によって肌の気になるところがカバーされやすくなります。
CCクリームの中には保湿成分や美容成分配合で艶やかな仕上がりを目指せるものがあるので、肌の乾燥を防ぐ対策がとれます。
また、いつものスキンケアに加えてメイクを通して肌に潤いを与えることは、肌が乾燥することが原因となっているくすみの予防対策がとれるのでおすすめです。
肌色を明るく整える働きでカバーする
CCクリームの中には色の種類が豊富で、肌色を整える働きが期待できるものがあります。
自分の肌色に合うものを選ぶことが大切ですが、ワントーン明るく肌を綺麗に見せてくれるCCクリームを選ぶことで、肌全体のくすみをカバーすることができます。
CCクリームはもともとメイク下地としての役割を持つので、肌色を全体的に整えたい時におすすめです。
シミやニキビ跡をカバーしたい時のCCクリーム
コンシーラー機能でカバーする
CCクリームの中には、コンシーラー機能付きで肌をカバーする働きが期待できるものがあります。
シミやニキビ跡などは部分的なカバーが必要となるので、点在する気になる部分に色をのせるように使用することで自然にさり気なく隠せる機能が必要となります。
コンシーラー機能が付いたCCクリームは、まずクリームを顔全体にのばした後で気になる部分にクリームを少しずつのせていってぼかすようにすると、クリームタイプのコンシーラーと同じ要領で使えるので手軽に肌をカバーすることができます。
肌色の補正機能でカバーする
CCクリームの中には、肌色を綺麗に補正する働きが期待できるものがあります。
肌の部分的な赤味などを自然にカバーする機能を備えているものもあるので、赤味がかったニキビ跡などをカバーすることができます。
濃くなり始めたシミなどは、周囲の肌色とシミの色を均等に整えることで肌を綺麗に見せることができるでしょう。
肌色の補正機能があれば、肌全体の色を均一に整えることで気になる部分をカバーできます。
ソフトフォーカス機能でカバーする
CCクリームの中には光を拡散させることによるソフトフォーカス機能で、柔らかな肌に見せる働きが期待できます。
光の作用で顔全体をまろやかな印象にするので、シミやニキビなどをさり気なくカバーして透明感のある綺麗な肌に見せることができるでしょう。
毛穴をカバーしたい時のCCクリーム
微粒子パウダー機能でカバーする
気になる毛穴をカバーするには、のびが良く毛穴にフィットするCCクリームを選ぶことが大切です。
CCクリームの中には微粒子パウダー配合で、細やかなパウダーの粒が毛穴によく馴染むものがあるので、気になる毛穴をカバーする働きを期待することができます。
CCクリームはカバー力が期待できるものでも通常の洗顔料で落とせるものが多いので、クレンジングによる肌の負担を軽減したい方におすすめです。
ジェル成分でカバーする
CCクリームの中にはジェル成分配合で、ジェルが肌の隅々に馴染むことで気になる毛穴をさり気なくカバーできるものがあります。
ジェル成分の特徴によりみずみずしい肌に見せることができるので、毛穴をカバーしても自然で綺麗な仕上がりを目指すことができるでしょう。
肌を立体的に見せる成分でカバーする
CCクリームの中には、光を乱反射させる成分配合で肌を立体的に見せる働きが期待できるものがあります。
肌を内側から輝くように立体的に見せることで毛穴の凹凸などを自然にカバーすることができます。
クリームで毛穴を埋めていく方法と違って光の性質を味方につけたカバー方法なので、毛穴をさり気なくカバーしながら毛穴を詰まらせないための対策をとることができます。
ファンデーションの厚塗りは肌トラブルの原因になる?
ファンデーションの中でもリキッドファンデーションは肌への密着性が高く、シミやくすみはもちろんのこと、ニキビ跡など肌の凹凸や目立つ毛穴などをカバーしてくれる働きを期待することができます。
しかし、こうしたカバー力が高いファンデーションの中には石油由来の化学成分が含まれているものがあるので、長時間肌に密着させているとそれらの成分が肌に悪影響を与えてしまうことがあります。
クレンジングや洗顔などで落としきれないメイク汚れが毛穴に蓄積した状態になると、ニキビや肌荒れの原因になることもあれば、蓄積した化学成分によって肌老化の原因となる場合があるので注意が必要です。
しっかりメイクをした時は丁寧なクレンジングが必要!
肌の気になるところをカバーするために、ファンデーションを塗ることは悪いことではありません。
できるだけ肌に優しい原料から作られたファンデーションを選ぶようにするなど、製品の選び方を気をつけることで肌への負担を軽減する対策がとれます。
また、リキッドファンデーションなどでしっかりとメイクをした場合、1日の終わりに丁寧にクレンジングすることが大切です。
クレンジングの中には石油系合成界面活性剤を含むものがありますが、この成分は肌に必要な水分や油分まで奪ってしまう性質を持つことから、汚れ落ちが良かったとしてもおすすめできません。
過度のクレンジングは肌に大きな負担を与えるだけではなく、肌が酷く乾燥するなど肌トラブルの原因になることもあるので注意が必要です。
まとめ
CCクリームはのびが良く肌を自然に綺麗に見せる働きがあります。
肌に薄くのびるという特徴を持つことからCCクリームはカバー力が低いとされてきましたが。
便利な機能が備わっているCCクリームを選ぶことで、カバー力の低さを補い、肌を綺麗に見せることができるでしょう。
洗顔だけでメイクが落とせるなど、肌に負担を与えずにメイクを楽しめるCCクリームは肌に優しいところが大きな魅力です。