CCクリームでナチュラルメイクをする秘訣は下地として使うことだった
肌の色を補正してくれて、毛穴や肌の色むらをきれいにカバーしてくれるのがCCクリームです。
多目的に使えるオールイワンタイプですが、これだけでメイクを終わらせてしまうと肌のアラが目立ってしまいます。
上手にCCクリームのナチュラル感を生かすなら、化粧下地として使うのが一番です。
きれいに塗るコツやファンデーションとの合わせ方などを紹介していきましょう。
目次
CCクリームが化粧下地にいい理由
CCクリームを化粧下時にしてしまうと、何となくカバー力に欠けるのではと思われがちですが、光の反射効果で肌をきれいに見せてくれます。
毛穴の目立ちや肌の色むら、薄いシミくらいならしっかりカバーしてくれますから、素肌っぽいメイクと自然なつやを与えてくれます。
オールインワンタイプでUVカット効果もありますし、美容液のような保湿成分がたっぷりと入っていますから、1日中肌を乾燥から守ってくれて潤いが長続きします。
しっかりと保湿された肌ならファンデーションの乗りも良くなり、より肌をきれいに見せる効果が高まります。
CCクリームはいつ塗ればいいの?
メイクをきれいに仕上げるためには正しい化粧品を正しい順番で使うのが大切です。
CCクリームを化粧下時として使いますから、順番はスキンケアの後、ファンデーションの前がベストです。
ほとんどのCCクリームにはUVカット効果がありますが、もしないタイプのものなら、スキンケアの後に日焼け止めを塗りその後からCCクリームを塗りましょう。
CCクリームを塗る前の準備
土台が整っていないと肌が乾燥してしまって、CCクリームのなじみが悪くなりパワーも半減してしまいます。
そのためにも、スキンケアはしっかりと行って充分に保湿しておきましょう。
スキンケアをして充分に基礎化粧品が浸透する前にCCクリームを塗ってしまうと、CCクリームが上手く肌になじんでくれません。
ファンデーションの乗りが悪くなり、よれたり化粧崩れしたりしやすくなります。
きちんと基礎化粧品を浸透させて化粧品が肌に残っていない状態で、CCクリームを塗るようにしましょう。
CCクリームを塗る時の3つのポイント
定番の5点置き
CCクリームの種類によっても違いますが、適量はだいたいパール大です。
手のひらに適量を取り、顔の5点に置いていきます。
5点とは左右の頬とおでこ、鼻、あごの5ヶ所で、スキンケアやメイクでは定番の位置ですね。
指で丁寧に伸ばす
CCクリームを置いた場所から丁寧に指の腹を使って、薄く伸ばしていきます。
中心から外へ向かうように伸ばすのがポイントで、ムラにならないように注意しましょう。
細かい部分はスポンジを
小鼻の脇や口元、髪の生え際など、指で伸ばしにくい部分はスポンジを使って伸ばしてあげましょう。
スポンジの角を上手に使うと細かい部分も塗り残しなくきれいに伸ばせます。
全体をスポンジでなじませてあげると均一に広がってくれます。
指やスポンジに残ったCCクリームは目の周りに塗ってあげましょう。
あまり厚く塗りすぎるとメイクがよれやすくなりますから、軽く目の周りを抑える程度で充分です。
CCクリーム+パウダーファンデーションのメリット
ファンデーションにもパウダータイプやリキッドタイプ、クリームタイプなど、様々な種類があります。
CCクリームを使っている方は肌荒れしやすく肌に負担のないベースメイクがしたい、素肌っぽくナチュラルなメイクがしたい、という方が多いのではないでしょうか。
ナチュラルに肌に優しいベースメイクをしたいなら、重ねるファンデーションも肌に一番負担の少ないパウダータイプがおすすめです。
油分が入っていませんから化粧崩れしにくく、薄付きで肌に軽く素肌っぽいメイクに仕上がります。
注意点としてはファンデーションを厚塗りしないことです。
薄く乗せる程度で美しく肌を引き立たせてくれて、ナチュラルメイクになります。
パウダーファンデーションで乾燥しない?
乾燥しやすい肌質の方はCCクリームの上にパウダーファンデーションを重ねてしまうと、皮脂が吸収されて余計に乾燥しまうのではと心配になるかもしれません。
しかし、CCクリームはたっぷり保湿成分が入っていますから、普通の下地よりも保湿効果が高いです。
長時間潤いが長続きして化粧崩れを防いでくれますから、肌の乾燥を押さえてくれます。
また、適度に油分が入っていますから、油分がパウダーファンデの粒子を肌に密着させてくれてフィット感も増します。
パウダーファンデにも保湿成分が入ったものを使うなど工夫すれば、より乾燥が防げてメイクも長持ちしてくれます。
リキッドやクリームファンデとの相性は?
カバー力の高いリキッドやクリームファンデはマットにしっかりとメイクを仕上げてくれますが、CCクリームの良さを半減させてしまいます。
光の反射効果が発揮されにくくなりナチュラル感が失われてしまいます。
好みの問題ですが、どうしてもリキッドやクリームタイプがいいという方はなるべく薄く伸ばすようにすると、CCクリームの良さ生かすことができます。
CCクリーム+フェイスパウダーの使い方
CCクリームとパウダーファンデーションの組み合わせは最強ですが、もっとナチュラルに仕上げたいなら、パウダーファンデーションの代わりにフェイスパウダーを使いましょう。
肌の透明度がアップしてつや感も増して、ごく薄付きで軽いヴェールをかけたようなメイクに仕上がります。
CCクリームにつやを出す効果がありますから、パール入りのパウダーをたくさん肌に乗せてしまうと、不自然なつやになってしまってギラギラした印象を与えてしまいます。
パール入りパウダーを使うなら全顔にパールが入っていないパウダーを乗せた後、頬や鼻筋、あごなどにハイライト代わりとして入れると、顔に立体感が出て適度なつや感が出せます。
肌のアラはコンシーラーでカバー
毛穴や肌の色ムラ、しわなどをカバーしてくれるCCクリームですが、カバー力にはやはり限界があります。
濃いシミやニキビ跡などはCCクリームでは難しいですから、普通にコンシーラーを使ってカバーするようにしましょう。
ある程度のカバーをCCクリームに任せて、足りない部分を補う程度にコンシーラーを使うのがベストです。
シミなどが気になる部分にコンシーラーを薄めに塗る程度で大丈夫です。
適材適所でコンシーラーの力も借りて、ナチュラルメイクに仕上げましょう。
自分の肌と相性の良いCCクリームを
CCクリームも多機能なものがたくさんありますから、下地として使ってナチュラルに仕上げるためにも自分の肌にぴったりマッチするものを使うのがおすすめです。
乾燥しやすい方は保湿成分がたっぷり入ったものがおすすめです。
肌なじみがよく乾燥によるファンデーションの崩れをしっかり防いでくれて、潤い肌をキープしてくれます。
皮脂が出やすい脂性の方はサラサラタイプを使いましょう。
オイルフリーのCCクリームもありますからテカリ防止にもなります。
上に重ねるファンデーションに皮脂吸収タイプを使うと効果的です。
敏感肌の方はとにかく刺激に弱いですから、無添加タイプで安全性の高いものを使いましょう。
CCクリームとの肌との相性の良し悪しがベースメイクの仕上がりを大きく左右しますから、自分の肌にマッチするものを使いましょう。
まとめ
CCクリームの良さを生かすなら、やはりナチュラルメイクで素肌の美しさを魅せることです。
スキンケアにも注意して正しい方法で塗ることでファンデーションも乗りやすくなり、素肌っぽい美しさを演出できます。
正しいCCクリームの使い方やファンデーションとの合わせ方、コツなどを押さえて、メイクに上手にCCクリームを生かしていきましょう。