どっちも同じものなの?CCクリームと化粧下地の違いって何?

CCクリーム

ファンデーションを塗る前に化粧下地を肌にのばしておくことで、メイクを美しく仕上げ、メイクの持ちを良くするなどの働きが期待できます。

CCクリームはもともと化粧下地の役割を持つクリームとして使われてきましたが、現在は単独で使用されるなど幅広い使われ方をしています。

ここでは、化粧下地の役割を見ていきながら、一般的な化粧下地とCCクリームの違いをご紹介したいと思います。



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化粧下地の役割について教えて!

肌色を整えて美しい仕上がりに導いてくれる

化粧下地はファンデーションを塗る前に使用するクリーム状のアイテムです。

化粧下地によっては透明でジェルタイプの軽い使い心地のものもあれば、色がついたコントロールカラータイプのものもあってそれぞれ特徴に違いがあります。

コントロールカラータイプのものには、ピンク・オレンジ・イエロー・グリーン・パープルなど色の種類が豊富で、自身の肌色に合わせて選ぶことで気になる部分をカバーして肌色を美しく整えることができます。

肌に潤いを与えて滑らかに整えてくれる

化粧下地の中には保湿成分や美容成分などを豊富に含んでおり、肌に潤いを与えてくれるものがあります。

肌が乾燥しているとメイクのノリが悪くなるだけではなく、メイクの仕上がりが粉っぽくなってしまうことがあります。

肌の乾燥が気になる時はスキンケアを通して日々の中で十分な保湿を心掛けることが大切ですが、化粧下地を通して肌に潤いを与えることができれば、理想的なメイクの仕上がりを目指せるでしょう。

メイクの持ちを良くするためのサポートをしてくれる

化粧下地を肌にのばした上でファンデーションを塗ると、メイクの持ちを良くする対策をとることができます。

肌が乾燥しているとメイクのノリが悪いことから、メイクの持ちが悪い場合があります。

このような場合には、保湿の働きが期待できる化粧下地を選ぶことが大切です。

また、皮脂の分泌が活発なことでメイク崩れしやすい方であれば、余分な皮脂を吸収する働きが期待できる化粧下地を選ぶことでメイクの持ちを良くするサポートができるでしょう。

肌の凹凸をフラットに整えるサポートをしてくれる

メイクを通して陶器のような滑らかな肌を目指すためには、肌の凹凸をフラットに整えることが大切です。

ファンデーションを塗る前に化粧下地を肌にのばすことで、毛穴などの肌の凹凸を整える対策をとることができます。

肌を滑らかな状態に整えてメイクをすることで、美しいメイクの仕上がりが目指せるでしょう。



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一般的な化粧下地とCCクリームの違いを教えて!

単独で使用できるかできないかの違いがある

一般的な化粧下地とCCクリームは、どちらも化粧下地としての役割を果たすことができます。

しかし、透明でジェルタイプの化粧下地や肌色を整えるコントロールカラー下地などは、ファンデーションと組み合わせて使用するものなので単独で使うことができません。

その点、CCクリームは化粧下地として使用できるのはもちろんのこと、美容液・化粧下地・コントロールカラー・ファンデーション・コンシーラーなど多機能で単独で使用できるものもあります。

美容液の割合が多いか少ないかの違いがある

化粧下地の中には美容成分が贅沢に配合されていて肌に潤いを与えてくれるものがあります。

CCクリームにも美容成分が配合されているものがありますが、製品によっては配合の割合が少ないものもあります。

肌の状態を整える特徴を持つ化粧下地は、多機能ではないにしろメイクの仕上がりを美しく整える働きが期待できます。

このことから、ファンデーションを使ってしっかりとメイクをしたい場合には通常の化粧下地がおすすめです。

しかし、ナチュラルで軽いメイクの仕上がりを目指している方であれば、美容成分を含むひとつでメイクが完成するCCクリームがおすすめです。

色の種類が豊富かそうでないかの違いがある

化粧下地の中でもコントロールカラーの役割を果たしてくれるものは、色の種類が豊富で自分の肌色に合わせて自由に色を選ぶことができます。

ファンデーションのように単独で使えるCCクリームの中にもカラーバリエーションが豊富なものがありますが、肌色を整えるという機能にフォーカスして両者を比較すると、色の豊富さではコントロールカラーの役割を果たす化粧下地に軍配が上がるかもしれません。

化粧下地とCCクリームはどっちを選んだら良い?

化粧下地とCCクリームはどちらもファンデーションを塗る前に使用できるアイテムですが、製品によって特徴に大きな違いがあります。

一般的な化粧下地は肌を様々な角度から整える働きを備えており、肌色や肌の凹凸を整えるなどのカバー力は期待できるもののファンデーションと一緒に使うことでメイクを完成させることができます。

CCクリームは多機能で単独でファンデーションのように使うことができますが、肌をしっかりカバーするリキッドファンデーションと比較するとカバー力がやや低いこともあるので、カバー力の高さを求める場合には化粧下地とファンデーションの組み合わせを選ぶと良いかもしれません。

しかし、CCクリームの中にはコンシーラー機能を備えたものや、光を反射させることで肌色をカバーするものもあるので軽い使い心地が好きな方であればCCクリームでのメイクがおすすめです。

こんな機能が必要ならCCクリームがおすすめ!

ひとつで多機能なベースメイクが必要

化粧下地を塗った上でファンデーションをのばすなどのプロセスを省いてメイクの時間を短縮したい方であれば、ひとつで幅広い役割を果たしファンデーションのように使えるCCクリームがおすすめです。

忙しい朝は時間が惜しいのでメイクの時間をできるだけ短縮したくなりますが、多機能なCCクリームなら肌にのばすだけで気になるところをさり気なくカバーして肌を綺麗に見せてくれます。

肌に潤いを与えたり紫外線対策がとれたりするなど、ひとつで幅広い働きが期待できるのでメイクの仕上がりをより美しくしてくれます。

自然なメイクの仕上がりを必要としている

肌のくすみやシミ、ニキビ跡など気になるところをしっかりカバーしたい場合には、リキッドファンデーションのようにカバー力が高いものを選ぶと良いのですが、素肌感のある自然なメイクの仕上がりを必要としている場合には薄づきで軽い使い心地のCCクリームがおすすめです。

肌への負担も少なく石鹸や洗顔料で手軽にメイクを落とすことができるので、メイク落としの面倒なプロセスを省くことができます。

軽い使い心地でもメイク崩れしにくいものが必要

のびが良く軽い使い心地のベースメイクアイテムはメイクのプロセスも簡単ですが、メイク崩れしやすいものは選びたくありせんよね。

CCクリームはのびが良く軽い使い心地で、中には汗や皮脂に強くメイク崩れしにくい特徴を持つものがあります。

肌のテカリが気になる方で美しい仕上がりをキープしたい場合には、皮脂を吸収する成分配合のものがおすすめです。

紫外線対策がとれるベースメイクが必要

紫外線が肌に与える影響はメラニン色素の生成を促すことばかりではなく、肌の老化を進行させてしまう原因にもなります。

紫外線B波は強い威力で肌に影響を与えるのでメラニン色素が多く生成され、肌に留まったメラニン色素によってシミができることがあります。

紫外線A波は時間をかけて皮膚の真皮層のコラーゲンの生成を低下させる原因となるので肌にたるみやシワができやすくなるのです。

CCクリームの中にはSPF値やPA値が高く紫外線の影響から肌を守る対策がとれるものがあるので、ひとつでファンデーションと日焼け止めの役割を果たしてくれるでしょう。

まとめ

化粧下地とCCクリームはどちらも同じ役割を持っていますが、メイクの際に単独で使用できるかできないかの大きな違いがあります。

人それぞれメイクアイテムに期待する機能に違いがある上に、しっかりメイクが好きな方もいれば自然なメイクが好きな方もいるなどメイクの好みに違いがあるので使いやすいものを選ぶことが大切です。

自分にとって最適なベースメイクのアイテムがあれば、理想的なメイクの仕上がりとなるでしょう。






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