マットレスのへたりを予防するには

マットレス・敷き布団

腰痛 マットレス へたり へこみ

畳にマットレスと布団、またはマットレス付きのベットで就寝されている方で、慢性的な腰痛に悩まされていることがあると思います。

整形外科でレントゲンを撮っても異常がなく、整体に通えば筋肉疲労と言われると思います。

しかし、腰痛の原因の70%が原因不明です。

しかし、マットレスが腰痛の原因かもしれません。

今回は、マットレスのヘタりについて説明したいと思います。



12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら




どんなマットレスもいずれはへたる

マットレスには様々な種類があります。

ウレタンや綿を使用した高反発または低反発のマットレス、ポケットコイルやボンネルコイルを使用したマットレスなど様々です。

購入当初は、寝心地も良かったのにいつの間にか腰痛に悩んでいくことになります。

どんなマットレスであっても、毎日使用するため、へたりが発生し、寝心地が悪くなります。

特にへたりが発生し易く、腰痛などの原因となるのが腰や首の部分です。

腰が当たる部分は、荷重が掛かるため、ウレタンは簡単にへたってしまいます。

また、ポケットコイルやボンネルコイルを使用したものであっても、へたってしまいます。



12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷布団ベスト16ランキングはこちら




マットレスのへたりは腰痛の原因になりうる

金属コイルの場合、マットレス表面にへたりが発生すると腰とコイルが接触している感覚を感じると思います。

それが腰痛の原因となります。

ウレタンや綿を使用したマットレスは畳や床の上に敷いて使用しますが、マットレスがへたった場合、床と背中が接触しているような状態になってしまい、固い場所に寝ているのと変わらなくなります。

毎日8時間以上も使用するマットレスです。

へたりが生じたまま使用し続けることで、疲労が蓄積したり、寝心地が悪くストレスが溜まっていき、腰痛の原因となります。

マットレスのへたりを予防するには

しかし、マットレスのへたりを予防し、腰痛が起きないようにすることが出来ます。

先ず、マットレスのへたりを予防します。

マットレスの予防方法として、定期的にマットレスの向きを変えたり、表裏を変更したりします。

ウレタンや綿を使用したマットレスについては、向きを変えることでへたりが発生することを防げます。

また、ポケットコイルやボンネルコイルを使用したマットレスの場合は、向きを変えることでへたった位置と腰の位置をズラすことが出来ます。

また、コイルの場合は金属疲労がへたりの原因になるため、表裏を変えることで荷重が加わる方向が変わり、マットレスの延命に繋がります。

この方法を実践することでマットレスのへたりによる腰痛も予防できます。

加重のずらしはお金をかけずにマットレスを延命できる

意外にマットレスがヘタったから簡単に買い替えを検討する方もいますが、荷重の加わる位置を変更すれば長い期間使用することが出来ます。

また、局部的にへたりが発生するよりも、マットレス全体がヘタった方が、バランスが取れるため、腰痛の原因を軽減する事が可能です。

もし、マットレスの一部にへたりが発生し腰痛に悩んでいる方は、この延命方法を実施されることをおすすめします。

非常に簡単な方法かつお金も掛からないため、実践する価値は非常に高いと思います。

マットレスが完全にへたったら速やかに買い替え

マットレスの向きや表裏を変えても、腰痛が改善されない場合は、マットレスが完全にへたってしまい寿命となっっているので、買い替えすることをおすすめします。

また、マットレスの買い替え後には自動車のタイヤと同様に向きや表裏を定期的にローテーションするべきです。

安価なマットレスから高額なマットレスまで幅広く実践できる方法なのでへたりが気になった際は、直ぐに実践されることをおすすめします。

まとめ

私自身、腰痛に悩まされていたため、マットレスの確認は定期的に行っておりました。

その結果、腰が当たる位置で一番へたりが発生し易いことに気付き、定期的にマットレスの方向を変更した結果、腰痛の症状は改善されていきました。

マットレスのへたりは、意外に見落としがちで、寿命と諦めてしまいます。

しかし、使用方法自体で腰痛防止や購入費用も削減できるものと考えます。