ママチャリってどうやって選んでますか?正しいママチャリの選び方
気軽に乗れる最も身近な移動手段が自転車です。
その中でもママチャリは比較的価格も安くて荷物も積みやすく、通勤や通学から子供の送迎やお買い物にいたるまで幅広く活躍しています。
どれも同じに見えるママチャリですが違いってあるのでしょうか、また選び方ってあるのでしょうか。
価格だけではないママチャリの選び方を見ていきたいと思います。
自転車のサイズ選び
自転車売り場にはほぼ確実にタイヤサイズと適合身長の表を掲げています。
でもこれは目安ですから、実際にまたがってみて自転車のサイズを選んでください。
足付き性だけではなく、ハンドルまでの距離も確認してください。
取り回しの良さなら26インチがおすすめです。
27インチよりタイヤサイズが小さい分、スーパーの自転車置き場などでの扱いが楽ですよ。
変速って必要なの?
自転車の売り場へ行くと価格の表示ととともに内装3段とか外装6段の表示があったり、変速機の表示がない自転車もあって目移りしますよね。
何となく変速の段数が多い方が良い気がしませんか?
もちろん変速の段数が多くなるにつれて価格も上がるのですが、そもそも変速機が必要なシチュエーションで使うかどうかを選択基準にするのが良いです。
使用する道路がほぼ平坦ならば、価格の安い変速機がないタイプがおすすめ。
普通に乗っていると意外と変速機ってあまり使わないものです。
ならば変速機がない物でも十分です。
緩やかな坂があるならば内装3段の自転車がいいでしょう。
上り坂で変速すれば楽に上る事ができます。
それに内装3段という変速機は密閉されているためにチェーントラブルが少なく、メンテナンスもほとんど必要ありません。
キツイ坂道で使うならば6段以上の変速機が付いたタイプになります。
こちらはこまめに注油するなどメンテナスにも注意を払う必要はありますが、上り坂での楽さは比べ物になりません。
価格で選べば変速機がない自転車をおすすめしますが、迷ったならばオールマイティな内装3段の使い勝手が良いしおすすめします。
ハンドルの形にも意味があります
ママチャリのハンドルはセミアップハンドルとフラットハンドルの2択になりますが、見た目だけで選んでませんか?
一般的な使用ならばセミアップハンドルがおすすめ。
ゆったりとした姿勢で楽に乗車できます。
特に子供を乗せる場合には上体が起きる姿勢になることから、ママにはセミアップハンドルがいいでしょう。
坂道が多かったりやや長い距離を走るのならばフラットハンドル。
フラットハンドルはやや前傾姿勢になるからハンドルに力が入りやすく、上り坂でペダルが漕ぎやすくなるのです。
ライトの種類って気にしてますか?
ママチャリのライトと言うと、自動点灯か昔ながらのダイナモ発電に分かれます。
自動点灯は乾電池式とハブダイナモ式に分類され乾電池式は当然ですが切れれば交換、ハブダイナモ式はペダルを漕ぐときにあまり重さを感じないのが特徴ですが若干価格が高めです。
それに対してダイナモ発電は構造が簡単で故障しにくいのですが、タイヤに接して発電を行うので点灯時にはペダルが重くなるのが欠点です。
この重さがイヤで無灯火で走る自転車が多いのも事実です。
夜間の無灯火運転を避けるためにも、やはり自動点灯タイプをおすすめします。
安心のマーク
CMでも流れていますからご存知だと思いますが、やはり自転車の安全性を考えればBAAマークの付いた自転車をえ選ぶべきですね。
自転車協会の安全基準に適合した自転車ですから安心感はやはり違います。
それに万が一自転車の欠陥によって事故が発生した場合には、製造業者又は輸入業者の責任で保障されます。
BAAマーク取得には生産物賠償責任保険加入が義務となっているからです。
まとめ
その他にも自転車による事故が多発していて、その責任のために高額の賠償金を支払わなければならないケースが増えています。
自転車保険や自動車保険の特約などに加入して万が一に補償に備える必要があるます。
またそういった事故を起こさないように安全運転するように注意する必要は当然ありますが、自分に合ったママチャリを選ぶと言うことも重要です。
そのママチャリ選びの参考にしていただければ幸いです。