しっかり理解して買おう!折りたたみ自転車にもデメリットはある?
折りたたみ自転車は、持ち運びにも便利ですし、置いておく場所もとらないすごく使い勝手の良い自転車であることは間違いありません。
でも、メリットばかりに目を向けて購入していたら、後々失敗したと思ってしまう可能性もあります。
どうせならばきちんとデメリットも把握して買わないとなりません。
そこでここでは、折りたたみ自転車のデメリットについて見ていきます。
折りたたみ自転車は長い距離の移動には向かない
まず一つ言えるのは、長い距離の移動には向かないという事です。
折りたたみ自転車は、基本的にはあまりサイズ感が大きくないことが多いです。
小さいサイズ感の自転車は、一生懸命漕いでもあまり進みません。
タイヤが小さいことが多いですから。
一生懸命漕いでもあまり長い距離進めないのですから、やはり折りたたみ自転車は長い距離走るのには向いていないということになります。
ただし電車が使えるのでカバーが出来る
ただこのデメリットに関しては、カバーする方法もあります。
なぜなら折りたたみ自転車は、折りたたんで持ち運ぶことができるからです。
長い距離移動したい時には、その折りたたみ自転車をもって、電車に乗ってしまえば良いのです。
それを持って電車に乗ってしまえば、降りてから目的地までを折りたたみ自転車で移動するだけになり、長い距離自転車で移動する必要がなくなります。
そしてこの日本では、だいたいのところに電車やバスが走っています。
だから、自転車をもってそういう公共交通機関に乗ることが出来るのであれば、別に自転車で長い距離を移動する必要がなくなることが多いのです。
なので実は、このデメリットは折りたたみ自転車において対して気になるデメリットではありません。
自転車仲間がいる場合には別
ただそれは、あくまでも移動手段として自転車を考えた際の話です。
たとえば他に自転車仲間がいる場合には話は別です。
自転車仲間がいたら、サイクリングに行こうという話になる事もあるでしょう。
そしてサイクリングは基本的には長い距離を走ります。
でも、折りたたみ自転車で長い距離を走るのはかなり厳しいです。
だから、その場合にはこれはおおきなデメリットになります。
乗っていて疲れやすい
長い距離の移動に向かないということには、もう一つ理由があります。
そしてそれもまた、折りたたみ自転車のデメリットになるのです。
それが、乗っていて疲れやすいということ。
折りたたみ自転車と言うと、すごく軽いものであるというイメージがある方も多いでしょう。
でも実はそんなことありません。
折りたたみ自転車というのは、基本的にはある程度重たいものなのです。
少し想像してみればそれは分かる話です。
折りたたみをするためには、色々なパーツをつけないとなりません。
だから当然その分だけ重たくなるのです。
でも、重たい自転車をこぐのは、それなりに疲れます。
さらにいえば、サイズが小さくタイヤも小さいわけなのですから、疲れやすくなってしまうのは仕方がないことなのです。
エクササイズにはなる
ただこのデメリットは、必ずしもデメリットだというわけではありません。
なぜなら、漕ぐのが大変でその分体に負荷が掛かるということは、ただ乗っているだけで運動になるという事だからです。
昨今、運動不足の方もすごく多いのではないでしょうか?
折りたたみであるなしにかかわらず、自転車を買おうと思った理由に運動不足がある方も多いはずです。
それならばやはり、運動効果は高い方が良いに決まっています。
そういう意味では、折りたたみ自転車のこのデメリットはもはやメリットになります。
ただ、もし別に運動不足解消のために買うわけではなく、駅までが遠いのが嫌だから自転車を買うというのであれば、これは問題になります。
そういう理由で買うのであれば、少しでも楽に目的地までいける方が良いに決まってますから。
折りたたみ自転車の場合には、他の自転車よりもややしんどいです。
折りたたむのが意外と面倒
折りたたみ自転車のデメリットとしてもう一つ、折りたたむのが意外と面倒だということも挙げられます。
折りたたみ自転車の最大の特徴である、折りたたむことが出来るという機能。
そういう機能がついているのですから、基本的には折りたたみ自転車を使っていたら、折りたたむ事も多くなるものです。
でも、折りたたみ自転車を折りたたむのは、実は意外と面倒なのです。
もちろん、すごく面倒なわけではありませんが、どこを抑えてどこを折り曲げて、といちいちやるのは地味に面倒なのです。
しかしそういう機能がついているから使わないと勿体ない。
だから折りたたむけどそれが面倒。
それはデメリットになりますよね。
折りたたまないと台無し
もちろん折りたたまないという選択をするのも間違いではありません。
でも、折りたたまないという選択は折りたたみ自転車の価値を半減させます。
折りたたまないで使用するのであれば、そもそも折りたたみ自転車を買う理由がなくなってしまうのです。
それならば最初から普通の自転車を買っていた方が機動力も良いですし、カゴもついていますから、移動にもすごく合っています。
だから折りたたみ自転車を買ったこと自体がマイナスになってしまうのです。
なので、折りたたまないという選択は、実質無しになります。
しても良いですが、ただ損するだけです。
ということはつまり、多少面倒でも逐一折りたたんで使用しないとならないということです。
それは一つのデメリットです。
目的に合っているかどうかが大切
こうした折りたたみ自転車のデメリットを見ると、折りたたみ自転車は、その性質が自分に合っているかどうかがすごくポイントになってきます。
たとえば、別に持ち歩く必要もないのに折りたたみ自転車を買っていても、ただただ面倒なだけになります。
駐輪場が綺麗で目立つところにあり盗難の心配もない。
電車から降りたら自転車に乗ることはまずない。
そんな状況であれば、折りたたみ自転車はデメリットが強くなってしまいます。
でも逆に、電車から降りても乗るんだったり、あるいは駐輪場が無かったりするのであれば、折りたたみ自転車にはすごくメリットがあります。
自分の状況ときちんと照らし合わせて考えていかないとなりません。
万人向けのアイテムではない
ということはつまり、折りたたみ自転車というのは、誰でも彼でもおすすめできるような、万人向けのアイテムではないということになります。
それが合っている人にとっては、これ以上ない位に使い勝手がよいものになる。
でもその代わりそれが別に必要ない人にとっては、デメリットだけが目立ってしまうアイテムになるのです。
だから、たとえば誰かにプレゼントしたりする時にも良く考えないとなりません。
貰っても困ってしまう人もいるということになりますから。
実際にはあまり折りたたみ自転車をプレゼントとして贈ろうと思うことはないかもしれませんが、もしそれを贈ろうと思う事があったら、相手のことを一度きちんと考えてみてください。
そして、確実にメリットを活かせる時だけ、プレゼントすることをおすすめします。
まとめ
折りたたみ自転車は、メリットばかりが目立つようにみえますが、実は意外とデメリットもあるものなのです。
そしてこうしたデメリットは、意外と強いです。
だから、折りたたみ自転車が流行っているからといって、それだけの理由で折りたたみ自転車に手を出すのはおすすめしません。
目的意識をもって選んでいかないとならない商品なのです。