ロードバイクに乗るならやはり、サイクルジャージは外せない
通勤や通学で駅までちょっととか、日用品の買い物に自転車でという時は、シティサイクルいわゆるママチャリで充分間に合います。
前カゴも付いているし後ろにも荷物を載せられるので、大変に便利です。
特に着替える必要もなく、サクッと飛び出せるのは嬉しいところです。
しかしロードバイクになってくると、ちょっと話が違ってきます。
ロードバイク、もしくは長距離ライダーさんには、サイクルウエア特にサイクルジャージは必須のウエアです。
日常の足ならそれほど問題はないけれど
ちょっと自転車で5分、というような移動の場合は服装にもあまり問題なくとびだせます。
夜の走行でない限り、それほど危険もありません。
とは言っても、今や自転車も車道を走ることをある程度義務付けられてきました。
車道、幹線道路などの移動がある普段のルートなら、やはり服装には気をつけたいものです。
勿論本当のサイクルウエアは必要ないものの、自転車走行をする時にはちょっと派手目の服装がおすすめです。
何しろ暗い色だと車の運転手絡みづらく、事故の元になることもあるのです。
なので近距離の自転車移動の時にも、本来はサイクルジャージなどのサイクルウエアの着用が、望ましいのですね。
日常の足でも中距離移動もあります
通勤通学もですが、最寄り駅まで自転車でというような場合は、まあ5分程度の走行です。
ですが、ちょっと筋トレも兼ねたいので隣駅まで走るとなると、結構な距離を移動することになります。
そしてその道程に、常に自転車専用道路があるとは、勿論限りません。
幹線道路の路側帯を走行するのは、結構怖いものです。
ドライバーからすれば、これも見ていて結構怖くなるのも事実です。
筆者、結構幹線道路沿いの走行をしますが、しかも自転車は走り慣れているのですが、路側帯はデコボコも多いのでかなり怖さを感じます。
車輪を取られてふらつく、ということもあるのですね。
なのでできるだけ、そういった移動の時は派手目の服装や、リフレクターの付いた上着を着るようにしています。
逆にバスに乗っている時など、自転車をバスが追い越す時にハラハラしてしまいます。
走っている時も、見ている時も結構怖いので、それが暗い色の服を着ていたりするとギリギリまで見えずに、ドライバーは本当に怖いだろうと思ったりもします。
ロードバイクや長距離移動の場合
さて日常の足として使用していても、結構怖いことの多い自転車移動です。
これが長距離の移動やロードバイクの使用になると、もっと気をつけなくてはいけませんね。
特にこの、できるだけ目立つ服装で車から見えやすくする、というのは大命題になります。
ママチャリならまだ、特に車輪サイズの小さなものなら歩道も走れます。
しかしロードバイクともなると、さすがにそれは出来ません。
車道の走行が求められますね。
なのでより一層、目立つ服装での走りを考えなくてなりません。
そこでサイクルウエア、サイクルジャージの出番になります。
ロードバイクでの移動にはサイクルジャージやサイクルウエアは必須
派手な格好をした人達が、ロードバイクにまたがって走っているのも日常の光景になりました。
でもあの派手な目立つ服装、本当に必要なのでしょうか。
サイクルジャージはまず目立つこと
非常に派手な色合いと柄で目を引くのが、サイクルジャージです。
よく見てみると黒地のものが多いのに派手に見えるのは、ジャージの柄やロゴが派手な黄色や赤なのも一役買っています。
これが黒との対比で、非常に目立つ服装に仕上がっているのです。
歩行者としてみても、恐ろしく目立つなあ、と充分に思えます。
なのでドライバーにも、しっかりと存在をアピールできるというものです。
何しろ車道の端を走っているのですから、見えづらかったりすれば即事故の元にもなりかねません。
派手な色合いは、決して目立とう精神だけでもなく、格好つけのためだけではないのです。
走るからには早く快適に走りたいロードバイク
不思議なもので、普通の自転車ならまあ疲れない程度に走れれば、と思う人でも何故か、ロードバイクに乗ると速さを求めて知っ待ったりするものです。
せっかくロードバイクに乗るのだから、ここはスピードを求めたいとなるわけですね。
ここで普通の服装だとどうしても、風の抵抗が大きくなっていささかスピードが出し切れないということもあります。
この空気抵抗、スピードの問題だけでなく身体への負担にも関わってきます。
長時間のライドが求められるロードバイクでの走行です。
疲労はできるだけ少なくしたいですね。
サイクルジャージなら空気抵抗も考えて作られていますので、スピードを出した分の空気抵抗が少なくなります。
なのでサイクルジャージは身体にフィットしたラインの物が多いわけです。
ここでも同じく、格好つけではなく機能性メインでのデザインだと言うことですね。
運動すれば汗をかくのは当たり前
人間動けば体温が上がります。
上がった体温を調節しようと、身体は汗を出します。
非常に当たり前のことですね。
しかしこのメカニズムで出た汗の処理をきちんとしないと、それこそ健康のための運動で身体を悪くするということもあるのです。
出た汗が乾く時に表皮の温度を下げてくれます。
しかしここで、汗が多すぎたりすると表皮が冷えすぎてしまうのです。
衣服の中に汗がたまりすぎないようにしないと、身体が冷えすぎる危険が出てくるということですね。
なのでロードバイクなどの、長時間に渡る体力を使用する運動の場合、速乾性や吸水性発汗性に優れた素材の衣服が求められます。
サイクルジャージならこれら全てを考えて作られていますので、身体への負担も軽減されます。
もし普通の普段着でという場合も、速乾性に優れた素材のものを着るようにしてください。
サイクルジャージを選ぶ時に
ではサイクルジャージを選ぶのに、注意しておきたいことは何でしょうか。
いくつかポイントを上げておきます。
長距離を長時間のライドを基本とした場合
できるだけ身体への負担を減らすために、身体にフィットしたものを選ぶのがおすすめです。
空気抵抗を減らして、少しでも楽に走りたい場合は特にこの点に注意してください。
着ているものが風でパタパタするだけで、結構ペダルが重くなってくるものです。
長距離の移動がメインの人には、このタイプがおすすめですね。
きちんとした作りであるかどうかをチェック
サイクルジャージの基本は、前側より後ろ側を長めに作ってあることです。
これは前傾姿勢でのライドが基本のロードバイクの乗り方に合わせて、作られているのですね。
このおかげで走っていて前傾が深くなってきた時に、気がついたら背中が見えていたなどということが無くて済むのです。
自分の前傾姿勢に合わせて、長さのチェックも忘れないでください。
お財布との相談も忘れずに
それほどしばしば走りに出るわけでもないという人の場合、サイクルジャージの購入にためらいを覚える人もいるかも知れません。
実際にサイクルジャージを含むサイクルウエアのお値段は、結構お財布に厳しいものです。
身体の安全と負担の軽減のためと思っても、ちょっと苦しく思う人もいるでしょう。
しかし幸い、お値段ものピンキリで出てきています。
お財布の状況とライドの多少に合わせて、選んでいってください。
まとめ
サイクルジャージはまだまだ必要ない、だってそれほど本格的にロードバイクで走っているわけじゃない、そう思っている人も多いはずです。
しかし出来るなら、特にロード中の安全のためにもサイクルジャージの着用を考えてみてください。
最初は派手なのでちょっと恥ずかしいとか、そのままお店に入れないと思うかも知れませんが、ふと気がついたらロードバイク仲間が出来ていたということも、あるのですよ。