ランニングタイツの機能とは?メリットと選ぶポイント2つ
真剣にランニングしている人以外でも、体力づくりのためやダイエットのために走っている人も多いですよね。
まだ走り始めたばかりだとジャージや手軽な恰好でランニングすることが多いですが、体のことを考えるならランニングタイツを履いた方がメリットがあります。
そこでランニングタイツの機能やメリット、選ぶポイントを紹介していきます。
私が絶対おすすめするランニングタイツランキング(メンズ・レディース)はこちら
怪我予防になる
まずランニングタイツを履くメリットは、怪我予防になるということです。
特に最初の内は体がまだ走ることに慣れていないので、体に負担をかけてしまいやすくなります。
慣れれば筋肉もつきますし走るペースも自分で分かってくるようになりますが、どうしても慣れない内は無理をしてしまいやすいので怪我をすることもあります。
では具体的にどのような効果があるのか説明していきますね。
関節をサポートしてくれる
ランニングをしていて痛みがでやすいのが腰から下です。
その中でも膝は走るときに屈伸を繰り返すので、痛みがでやすい箇所でもあります。
特に走り始めて間もない内は走る加減が分からないので、足を故障してしまったり翌日に膝が痛かったりということがあります。
ランニングタイツは腰まであるので、骨盤を締め付けます。
骨盤をしめることで体幹が安定するようになるので走りやすく、ランニングのフォームが安定します。
安定すると力がしっかり加わるようになるので、自然と体にも負担が少なくなるのです。
膝が痛む場合でもランニングタイツを履くことでサポートになるので、膝にも痛みがでにくくなるという特徴もあります。
私が絶対おすすめするランニングタイツランキング(メンズ・レディース)はこちら
筋肉の疲労を少なくしてくれる
ランニングタイツには体が故障しないようなサポートだけでなく、走りやすくしてくれる効果もあります。
走ることは健康に良いですが、走ること自体もサポートしてくれるのでこれからランニングを継続的にしていくならランニングタイツを履いた方がメリットがありますよ。
エネルギーロスを防ぐ
ランニングタイツを履くと、自然と走るときのフォームが良くなります。
フォームが悪いと体力を無駄に使い変な箇所に力が入るので、フォームや姿勢は良い方がいいです。
エネルギーのロスが少なくなる分軽く走れるようになるので、分かりやすくいうと「10分で息があがっていたのが15分もつようになる」といった効果があります。
人によって個人差はあるものの、初めてランニングタイツをはくと走りやすいと実感する人がほとんどです。
そしてランニングタイツを履くことで適度に圧力がかかるので、走るときに筋肉が揺れにくくなるという効果もあります。
筋肉が揺れないとその分エネルギーのロスが減りますし、圧力をかけることで血流が良くなるので疲れにくくなるという効果が期待できます。
疲労回復のサポートをしてくれる
ランニングタイツの中には「段階着圧機能」という機能があるものがあります。
これは足首やふくらはぎなど箇所によって圧力の強さを調整しています。
血液は体の中に流れていますが、足までおりた血液はふくらはぎがポンプの役割をして血液を戻しています。
段階着圧機能がついたランニングタイツは足にいき渡った血液を戻す助けをするので、その分疲労がたまりにくく回復のサポートとなります。
ランニングをした日や翌日にふくらはぎの疲れただるさ、体の重さを感じるのならランニングタイツをはけば負担がかかりにくいので体が楽になることがあります。
疲労回復に期待ができるので、疲れで仕事に影響をだしたくない人にもおすすめです。
肌の保護機能ができる
ランニングタイツには通年用や冬用があります。
それぞれ寒さ対策ができる、紫外線予防ができるなどの特徴がありますが、季節に合わないものを着用するのは止めておきましょう。
ここでは肌の保護機能について説明していきます。
紫外線予防になる
日が落ちてから走る人であれば問題ないですが、日がでているときにランニングしていると紫外線が気になりますよね。
走るときは帽子を被って顔を紫外線から守る人も多いですが、それと同じように足も紫外線から守ってくれます。
普通の長いズボンでも紫外線対策となりますが、どうしても体にフィットしていないので走りにくくなりますし、ランニングタイツならズレる心配もありません。
寒さ対策になる
冬用のランニングタイツには保温性があります。
夏には全く必要のない機能ですが、冬にも走るとなるとあった方が走りやすいので多少の保温効果があるランニングタイツがおすすめです。
ただし種類によって保温効果は違いますが、履いてみて明らかに「暖かい」と思うものならランニングしていると「暑すぎる」と感じる人も多いです。
冬でも走っていると体が熱くなってくるので、長距離走る場合はさほど厚くない生地のものがおすすめです。
短距離しか走らない場合は保温機能が高いものでも問題ないですが、真冬しか履けないというデメリットもあります。
ランニングタイツを選ぶポイント
ランニングタイツには種類も多く、手軽なものからレース用のしっかりしたものまでがあります。
値段の幅も広く、3,000円ほどから数万円となっています。
基本的には高価なほどサポート力や疲労回復力が高いですが、目的によって購入するようにしましょう。
マラソンを目指して走りこむ場合とダイエットとして走れるときに走るだけでは違うので、ダイエットの場合はまずは高すぎないものを買って様子をみるのも手です。
しかしこれだけは選ぶ基準にした方がいいという点を2つ挙げるので、参考にしてくださいね。
ぴったりフィットするものを選ぶ
まずランニングタイツを選ぶ上で気をつけることは、ピッタリサイズであるかどうかです。
実際に試着をして店員に聞けばサイズが分かりやすいですが、それができない場合は「足にピッタリ隙間なくフィットしている」「お腹が苦しくない」ことを基準に選びましょう。
そして腰回りに締め付け感が適度にあるものがおすすめです。
ランニングタイツは膝や筋肉のサポートだけでなく骨盤をしっかり支えてくれる役割もあるので、ズレないフィット感があるものがおすすめです。
苦しく感じるくらいフィットしているとキツすぎですが、初めて履いたときはキツく感じるのが普通なので「苦しくないけどフィットしている」ことを確認しましょう。
機能性から選ぶ
販売されているランニングタイツには紫外線カット効果、保温効果、圧力をかけて筋肉の疲労を軽減する効果があります。
値段に関わらずほとんどのランニングタイツにはこの3つの効果があるので、あまり使わない人や手軽なものを購入したい場合はこういった一般的なもので充分です。
しかし寒さが特別苦手なら保温機能の高いものを、疲労をより抑えたいなら段階着圧機能があるものを、そして膝の痛みや故障が気になるなら膝のサポート力が強いものを選びましょう。
どんなに優れた効果があっても目的に合っていなければ意味がないので、せっかく高価なものを買っても無駄になってしまいます。
値段が高いものは良いものが多いので買うときに迷ってしまいますが、「必要な機能」を考えて目的にあったランニングタイツを購入するようにしましょう。
まとめ
ランニングタイツは、履くだけで劇的に何倍も早く走れるようなものではありません。
ですが体の関節や回復をサポートするので、長く使っていくと大きな差がでてきます。
ランニングタイツは慣れている人ほど使用していますが、初心者こそ体のためには使用した方がいいです。
自分にピッタリ合ったランニングタイツは履きやすく自分の助けになるものなので、色々試して自分に合ったものを探してくださいね。