何にでも寿命はあるけど、できるだけ伸ばしたいランニングシューズの寿命!おすすめの方法は?

どんなものでも寿命というものがあります。

物でも動物でも人でも、何時かは寿命を迎えます。

ランニングのマラソンのパートナーであるランニングシューズも、もちろん寿命があるのです。

とは言え、足に馴染んだシューズ、少々お値段も高いシューズです。

できるだけ寿命を伸ばしたいと思って当然のことですね。

ではどんな方法があるのでしょうか。





足に合ったランニングシューズというのは

特に長距離ランナーにとっては、自分の足に合ったシューズというのはしっかりと見極めたいものです。

走っている最中に、靴の内部で足が擦れて痛くなったり、水ぶくれを作ってしまったりしたら、リタイアすることもあるのです。

その辺りはしっかりと、フィッティングの上購入したいものです。

大事な脚を守ってくれるランニングシューズですから、吟味して当然のことですね。

とは言えこのシューズ、普通のスニーカーなどと比べてお値段が高いことも、事実です。

自分の足にちょうど合ったランニングシューズ、次を購入するのにもお金がかかるとなれば、出来るだけ長く使っていきたいと思うものです。





そもそもランニングシューズの寿命はどこで知る

そのランニングシューズの寿命ですが、これもまた走る上でしっかりと把握しておきたいことの1つです。

履き心地が悪くなったとき

非常に簡単に言うと、まずこれが挙げられます。

インナーソールやミッドソールのクッションが無くなってきて、足が地面に当たる感じが強くなってきたと感じる特は、まず買い替え時期に来ています。

またもちろん、アウトソールの減りも見逃せません。

これが減ってミッドソールが見えてきたら、もうこれは買い換える必要があるということです。

まあ走っていてどうも、脚全体に伝わる振動が強くなってきて、終わった後の筋肉疲労が強くなったら、買い替え時期かなと思えば間違いありません。

ちなみに筆者の場合、ランニング中ではありませんが、このクッション性の大事さを知っったことがあります。

普通のスニーカーで美術館に言った時、途中で脚が痛くてリタイアしてしまいました。

しかし別の日に、クッション性に優れたスニーカーで行ったところ、疲労が段違いだったのです。

クッション性は、ランナーにとってその脚を守るためにも、充分に効いたシューズであって欲しいものです。

壊れてしまった時

これはもう、当たり前に買い替えです。

ソール部分に異常がなくても、本体の縫い目などが解けて、結果分解しかけたりしたらもういけません。

またあちこち擦り切れてきて、中が見えてくるようなことがあったら、もちろんこのシューズはリタイアです。

単純に新しいのが欲しくなった時

古い方のシューズには悪いのですが、やはり時には気分替えも必要なものです。

大会に出た後など、シューズを買い替えるのは良い機会です。

古い方は練習用になども出来ますし、まあ大会で酷使してしまったら本当にリタイアになります。

これもまた、寿命の1つでもあります。

出来るだけシューズの寿命を延ばすには

さて買い替えるにも、普通の靴を購入するよりもいささかお財布に厳しいのが、ランニングシューズのお値段です。

できれば少しでも長く使いたいものですね。

これは結構寿命を削るランナーの体重

重いものを乗せれば、それが棚でも壊れるのは早くなります。

ランニングシューズの場合、ただ乗せるのではなくその上に走るという運動が加わります。

走ると歩くでは、着地の衝撃はかなり違ってきます。

走っている時に着地にかかる重量は、体重の5倍とも言われています。

何というか、かなりランニングシューズが気の毒になってきますね。

つまり、ランナーの体重がランニングシューズの寿命に関わってくるということです。

ダイエットのためにランニングを、という人もいますが、この場合最初のうちはランニングシューズへの投資が大きくなって来る可能性大です。

残酷なようですが、これが事実なのです。

体重をコントロールできるようになれば、シューズの寿命も伸びるというわけです。

ランナーのランニングテクニック

マラソンの大会など見ていると、トップランナーたちの走りは軽快に見えます。

実際に、彼らの足音は大きくありません。

タッタッタ、という擬音が当てはまりますね。

しかし始めたばかりの人の場合、この軽快な足音は望めません。

また子供の走っている時の音も、ドタドタドタと聞こえませんか。

走り始めたばかりの人も子どもも、上半身の筋肉がまだしっかり使えないので、脚だけで走っていることになるのです。

結果、体重が足裏に直接落ちてしまい、ああいう感じの足音になるのですね。

これではランニングシューズの劣化は、大きくなって当然です。

あまりにソールの減りが多い時には、まずランニングテクニックと筋トレ方法を直すと、ランニングシューズの寿命も伸びてくれます。

路面のタイプでも

いま街中では、舗装していない道路はまず無いと言って過言ではありません。

これがかなり、ランニングシューズの寿命を削っているのは明らかです。

土の上を走るのと、アスファルトではランナー自身の脚への負担も変わってきます。

同様に、ランニングシューズへの負担も変化するわけです。

幸い今では、使用する場所の違いに合わせてのランニングシューズも選べるようになりました。

ちょっと手間を掛けて、自分のテリトリーの地面に合ったランニングシューズを選べば、結果シューズの寿命も伸びることになりますね。

あまりにピッタリしすぎたシューズは

シューズのフィッティングの時、ついやってしまうのが足にピッタリ合った靴を選ぶということです。

このほうが走りやすいと、靴ずれなどもできにくいだろうと思ってしまうのですが、これもまたシューズの寿命を縮めます。

走りの着地の時、足というものはほんの少しですがその衝撃で広がってしまいます。

普段の生活ならどうということないのですが、長距離を走るとなるとこれが馬鹿にできない、靴への負担になるのです。

要は、ピッタリしているところを押されるようなもので、それが長時間繰り返されるわけです。

これが靴の劣化を招くことは、言うまでもありませんね。

特にランニングシューズを購入する時には、足の親指とシューズの間に指1本分くらいの隙間があるものがおすすめです。

また購入は、少々足のサイズが大きくなっている午後から夕方あたりが、最も適しています。

それでも何時かは別れが

大事に履いていても、何時かは別れの時が来るのは仕方ありません。

冷たいようですが、消耗品であることには変わりないのです。

自分の足や身体への負担を減らしてくれるのが、ランニングシューズです。

逆を言えば、負担がかかるようになったら潔く別れを告げたいものですね。

一般にランニングシューズの場合、最大で走行距離1000キロくらいまで使えると言います。

大会用の、競技用に使うものだと使い方が違ってきますので、もう少し短い距離で壊れてしまったりもします。

これもまた寿命を知る1つのサインであることも事実です。

見た目や使い勝手では判断できない時には、このランニングの総距離で測ってみるのも手ですね。

どちらにしても、寿命を全うさせてしっかりと長く使用して、潔く買い替えとしたいものです。

まとめ

お気に入りのランニングシューズ、使うのがもったいなくてついしまいこんで、これは大丈夫と考えている人もいないでは無いでしょう。

しかししまっておくだけでも、劣化するのも事実です。

いわゆる、経年劣化というものです。

また着るもの履くものの場合、使わないと余計駄目になるということもあります。

よく言われる、人の住まない家は荒れる、と同じことです。

大事に、しかも長く使っていきたいものですね。